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 2004/09/30 (木)  「はわわっ」

あ〜もう9月も終わりなんですねぇ〜早い!早すぎる!最近、とみに時間が経つのが早く感じられて仕方がありません。10時間連続の会議だって長いとは感じないし、カップめんの3分間なんて瞬きする間もないくらいです。そのくせ、同じことを何時間も続ける気力や体力がなくなってきています。30分のお笑い番組を見ていても途中で居眠りしてしまいます。ゲームも1時間以上経つと「そろそろ区切りのいいところで終わってくれないかな」と考えてしまう。1冊のマンガ雑誌で立ち読みする本数はどんどん減り続けているし…やる気の問題という以前に、何だか年齢と共に時間の概念そのものが変わってしまっているのかもしれませんね。

とはいえ、そんな悟りを開いたところで時間の感覚が若い時と同じものにできるわけではありません。時間は限られているなら、その中で最善を尽くすしかありません。9月期に新規で書いたレビューはたったの3本…冬コミに発行する「GM研通信vol.3」のネタを仕込むためには、これではまったくもって足りません。最低でも20本。可能なら25本くらい用意しなくては…というわけで、10月はレビュー強化月間と銘打って、少々強引にでもペースアップを図りたいと思います。努力目標は週2本ペースということで…

 

 2004/09/29 (水)  「体脂肪急降下」

秋もすっかり深まったというのに、会議の熱さは相変わらずです。いつものように現場から直帰で午前様。で、久しぶりに体重計に乗ってみました。この体重計は体脂肪率と筋肉量まで測れるという優れモノ。しかも、3年間一度も健康保険を使わなかった健康優良賞として無料でもらったものだったりします。半年前の最盛期?には68kgまで増えた体重が、わずか半年で15kgも減ったことは以前の日記に書きましたが、最近は体重も安定してきました。これ以上急激に体重が減ると、骨格さえ変わってしまいますからね。ところが、ここ数日の激務で更に状況は変わってきました。体重は横ばいだが、体脂肪率がみるみる減り始めたのです。これはおそらく、風邪が治って筋力トレーニングを再開した影響もあるのでしょう。ただでさえ小顔なのに、痩せこけて虚弱体質にも見えるのに、肉体の実体は「お前は何者だ?」と突っ込みを入れたくなるほど、見た目にもすごいことになってます。飲み物は水。食べ物は米。毎日の運動。責任ある仕事。この4つさえ守れば、太れる要素なんてありません。痩せるのに高濃度茶カテキンなんて要らない。

 

 2004/09/28 (火)  「ハイリスクみらくる、レビュー掲載と内容酷似問題について」

本日、マンガレビューに「ハイリスクみらくる」をアップしました。連載誌がまんがタイムきららということもあり、まだまだ知名度は低い作品ですが、面白さは抜群です。ハイテンション脱線魔法少女漫画の新手の笑いを是非!

ところで、このレビューの執筆中に大変気になるニュースが飛び込んできました。それは、まんがタイムきららMAX10月号に掲載された本作品において、竹田エリ先生の「私立T女子学園」の6巻の内容と酷似した内容があったというものでした。私も、連載誌を読んだときから「どこかで見たようなネタだなぁ」とは感じていました。それもそのはず。「T女」は私もかつてレビューを書いたほど読み込んだ愛読書だったのですから、ネタが身体に染み付いていたのでしょう。でも、あまりにも自然なものになりすぎたためか、そのときは具体的にどの作品の何巻とまでは考えなかったし、後日になってまさかここまでの問題に発展するとは思いもよりませんでした。芳文社のきらら公式サイトに掲載されたお詫び文では、作者の吉谷やしよ先生からも徹底誠意を持ったコメントが掲載されていました。なんだか責任を取って商業誌活動を辞めてしまいかねない勢いなので、同人誌の頃からの活動を見守ってきた長年のファンとして、とてつもなく心配です。

このタイミングでレビューを掲載してよいものかどうか…かなり悩みましたが、こんなピンチの時だからこそ、いちファンとして応援しなければならないのだと決意して、レビューを仕上げさせていただきました。この問題に対して、私は両方の作品のファンとして言っておきたいのですが、この程度を盗作だと揚げ足を取っていたら、創作なんて何もできやしない!確かに、あのシーンはあまりにも酷似しています。しかし、あの委員長のキャラクターであれば、あのシーンではあの行動を取るとしか思えないし、この部分は単なるネタ振りであって、このネタの本質は火災が起きてからのアホタレな脱出劇にこそあります。あらゆる創作は模倣から生まれるものであり、同じ方法論で突き詰めて行った過程で、たまたま同じ地点に辿り着いてしまうことだってあると思う。ましてや、自己の読書体験として血となり肉となったモノが加味されれば、オリジナルなのかそうでないのか、本人にだって分からなくなってしまうものです。

芳文社、ならびに吉谷先生の真摯な謝罪姿勢には、十二分に潔さと誠意を感じましたが、ハッキリ申し上げて、この程度の類似が問題視されるというなら、首を括らなければならない編集部と作家がいくらでもいますよ。月30冊程度のマンガ雑誌しか読んでない私ですら、月に5〜6回は「どこかで見たネタだなぁ」とひっかかるネタを見かけますからね。ちゃんと調べたらどえらい事になりそうです(笑) とにもかくにも、こんなつまらないことで、こんなに面白い作品と将来豊かな才能が失われることがないよう、この痛手から立ち直って連載を続けてくれることを切に願いたいものです…

 

 2004/09/27 (月)  「びっくりしたなぁ、もう!」

朝、目を覚まして目覚まし代わりに使っている携帯電話の時刻表示を見て、我が目を疑いました。9時50分???いつもの起床時間から1時間も寝坊していたのです。目覚ましはちゃんとセットされていたのに、目覚ましを止めて二度寝した記憶は全くない…いや、今は原因を追求している場合じゃない。入社以来(といっても三ヶ月ちょっとだが)続いてきた無遅刻無欠勤の記録が、こんなことで途切れてしまうのは、クソ真面目人間の私には耐えがたい屈辱です!

超高速でスーツに着替えつつ、メルブラのシオンばりの平列思考で、11時の出社時間に間に合わせるべくあらゆる可能性を精査した結果、駅までの徒歩の道のりを自転車で走破し、京浜東北線の快速運転による時間短縮によって、ギリギリ間に合う可能性があると判断。秋雨前線の活性化によって強く降る雨の中、ズボンが濡れるのも構わず自転車で激走。駐輪場からホームまでをノンストップダッシュ。さらに、会社の最寄り駅から会社へラストスパート!その甲斐あって、10時50分にタイムカードを切ることができました。…いつもの出社時間と10分しか違わないのはなぜだろう?

しかし、歳は取りたくないものですね。全力疾走の影響で今日は一日中体調が悪いままでした。酸欠で頭が痛くなるわ、夕方には早くも筋肉痛でケツから腿にかけての筋肉がパンパンに張ってしまい、普通に椅子に座っているだけで痛くなる始末。どうやら、毎日の通勤で鍛えている歩行筋肉と、即売会で鍛えた耐久筋肉というやつは、スプリント方面にはまったく役に立たないみたいですね。でも、そもそも寝坊しなければ走る必要なんてないのですから、自業自得というやつです。今夜は六ヶ月ぶりに風呂に湯を張って、よく筋肉を解してから寝ることにしませう…

 

 2004/09/26 (日)  「ライブドア vs 楽天」

2回目のストライキが回避され、来シーズンからの新規参入受け入れが現実味を帯びてきた中、新規参入を目指すライブドアと楽天がともに仙台を本拠地にする構想を建てて、真っ向から対立している問題についてですが…これは私見ですが、これは対決にさえならないような気がします。まず楽天の圧勝に終わるんじゃないでしょうかね。もし楽天が名乗りを上げていなかったとしても、ライブドアの参入申請が受理されたとも思えません。ゴシップ誌みたいな下衆な勘繰りはしたくないけど、既存球団の誰かがライブドアを排除するために、まだ少しは話の分かる楽天を担ぎ出したのではなかろうか?楽天の社長は財界にも太いパイプを持っている。それは楽天にとって武器にもなるが抑止力・足枷にもなる。また、ヴィッセル神戸のイルハン騒動を見ても分かるとおり、球団経営においても本社の出資におんぶで抱っこの従来型で、突拍子もないことをしないだろう、という思惑があったのだろう。その点、何をやるか分からないライブドアの社長が、まったく新しいスタイルで金をかけない高利潤の球団経営に成功してしまったら、他の球団は「赤字経営が当たり前」という免罪符が無力化してしまい、過去に遡って経営責任を問われることになりかねない…その保身があいまって作られた伏線があったからこそ、経営側はストの妥結に応じたのではないだろうか?

個人的には、最初に手を挙げて球界再編の流れと戦ってきたライブドアを応援したいという気持ちはあります。しかし、正直言って状況は厳しいものがある。いっそのこと、楽天と球団を共同経営すればいいんじゃないのか?と思ってみたり…どうせ新風を巻き起こすならば、より強い風を起こせる方が新球団として認可されることを、切に願います。

 

 2004/09/25 (土)  「秋葉原買出し紀行8」

久しぶりに目覚ましをかけないで気が済むまで寝ていよう…と思っていたのですが、10時には完全に身体の方が起きてしまい、洗濯中に食料の買出しと洗い物を済ませてしまいました。貧乏性の悲しい性というやつですねぇ…もっとも、長寝をすると身体が痛くなる体質なので、どかっと長時間寝るより眠くなったときに仮眠を取る方が性に合ってるんですけど。

給料も入ったことだし、秋葉原に買出しに向かうことに。今回のお目当ては買出しといよりも、9月23日に同人ショップに納品した「GM研通信vol.2」がちゃんと売られているかどうかを確認することにあります。まずはメロンブックス。web通販の方には載っていましたが、まだ店頭には商品は並んでいませんでした。次はとらのあな。web通販にも載っていたし、店頭にも商品が並んでいました。最後にまんだらけ。こちらはwebにも店頭にもありませんでした。今回は全書店に対して納品日を23日に統一していた関係上、物流能力・商品化能力の差が出たな、という印象です。ちなみに、とらのあなでの取り扱い対象店舗は、秋葉原1号店、なんば店、通販の3つのみとなっていますので、書店購入をご利用する読者の方はご注意下さい。(メロンブックスについては「大都市大型店」とだけ希望して細かい配本指定まではしていないので、どの店舗で扱っているかは把握できません)

さて、とらのあな秋葉原1号店3Fの新刊同人コーナーに、当サークルの本が並んでいる光景を見ての感想ですが…なんだか感慨深いものがありましたね。9月下旬まで時期が遅れたのは。財政上の問題や誤植修正のために増刷しなくてはならなかった、という理由もありますが、それ以上に大手サークルの夏コミ新刊の波に埋もれてしまうことを危惧していたからです。新規契約でしかも批評というマイナーなジャンルですから、繁忙期の真っ只中に見本誌を送っても審査を通らない可能性が高い。夏コミ新刊の波が落ち着いた頃を見計らって勝負をかけよう…そう計算していたわけです。もちろん、何の実績もないわけですから発注は最低ラインの50部でしたが、とらのあなで販売することの露出効果という面では、同業他店とは比較にならないほどの効果が見込めます。いつかそのうち、店舗を絞らなくても全国に配本できるくらいの部数を扱ってもらえるように、実績を積み重ねて行きたいものです…

とらのあな3号店で行っていた古物同人誌の105円本フェア(5冊買うとプラス2冊が無料になる)で、28冊をドーンと購入。10周年郵送買取キャンペーンの成果で、ちょっと古めの本を安く大量に仕入れるているからこそ出来る技と言えるでしょう。でも、私の28冊なんて可愛いもんです。105円ワゴンを漁っていた猛者たちの中には、旅行用のスーツケースを持参して会計で10,000円を超える者までいましたからね…

アニメイトで、ガンダムSEEDの挿入歌「暁の車」のシングルCDを衝動買い。カガリを送り出しオーブが自爆するシーンで流れた挿入歌なのですが、アニメを観てるときから非常に気になっていました。あの切ない歌はあまりにもシーンとマッチしていて、鳥肌が立つような激情を鮮明に思い出してしまいました。1曲のために1,000円払っても悔いなし!と思えたのは久しぶりですね。「北へDDD」のエンディング曲「あいたい」もシングル化されないかなぁ…

 

 2004/09/24 (金)  「史上最低の朝のひととき」

社用のため突発的に早番出勤となり、かっきり2時間早く起床。疲労の蓄積しきった金曜日で正直これは厳しい。ほとんど意識の無いまま、条件反射だけでインスタント味噌汁にお湯を入れていたら…お湯が溢れて指を火傷してしまいました。床にぶちまけられる味噌汁。じんじんと痺れる指。パジャマ姿でタオルで床を拭きながら大変惨めな気分になる。これほど最悪な朝はないよなぁ…と作り直した朝食を並べてテレビをつけた瞬間、「ごめんさな〜い!今日一番ついてないのは、かに座のあなたです!」とめざましテレビの占いがのたまう。これ以上ないほどタイムリーな追い討ちに、思わず現実逃避して「こんなマンガみたいな展開があるもんだなぁ…」と他人事のように遠い目をしてしまいました。(ちなみに、私は福田有宵先生の易学以外の軽薄な占いが死ぬほど嫌いであり、いつも起床が2時間遅いので、めざましテレビも普通は見ていません)

悪いことは重なるもので、朝食で目玉焼きにした6日目の卵でお腹を下してしまいました。なんとか会社に辿り着くまで持ちこたえましたが…トイレに籠もって危うく朝礼に遅刻しそうになりました。こんな日は目に映るものすべてが腹立たしく思えてきていけません。しかも我慢が効かないから、沸騰寸前の心の声をそのまま口走っていたりするので大変危険です。それでもなんとか実力行使に踏み切らずにすんだのは、給料日で久方ぶりに懐が暖まっていたからなのでしょう。明日はちょっとだけ贅沢をして美味しいものを食べよう。好きなだけ眠りこけていよう。そうやって心の換気扇をフル稼働させて、心の平衡状態を回復することにいたしましょう。

 

 2004/09/23 (木)  「誰?」

再就職から3ヶ月が経過して、ようやく社員証が出来上がりました。が、社員証を見た私の第一声は「誰?」でした。面接時に提出した写真をそのまま使っているから、ちょうど頭を丸めていた時期の写真が使われていたわけです。単純に髪の有る無しではなく、頬は痩せこけて目の隈が目立ち肌の血色も悪くなり…本人でさえ判別が付かないほどに、この3ヶ月で人相が変わってしまいました。境遇によってヒトはここまで変わってしまうのですね…

業務連絡
本日、「GM研通信vol.2 創刊Re・ACT」の同人誌書店への納品が完了しました。早ければ今週末には店頭に並ぶと思います。なにぶん部数が少ないので、すべての店舗で買えるというわけではありませんが…詳細が分かったら追ってご連絡いたします。

 

 2004/09/22 (水)  「ここが踏ん張りどころ」

本日も続く熱闘甲子園。会議は踊る10時間。差し入れが洋菓子→和菓子→パンというように、徐々に腹持ちのよい主食に近づきつつあり、喫煙者のタバコのペースさえも落ち始めているのは、気のせいではないのだろう。皆疲れている。ここが踏ん張りどころである。今一番欲しいものは…好きなだけ惰眠をむさぼれる時間かな…(切実)

 

 2004/09/21 (火)  「頑張れ〜負けんな〜チカラの限り生きてやれ〜」

本日も熱闘会議10時間半。前回の教訓を生かして風上のポジションに代えてもらったので、タバコの煙によるダメージは大幅に軽減できたものの、休憩は10分のみで飯抜き。我ながら良く体が持っているものだと感心してしまいます。夜中の1時に昼食兼夕食兼夜食を作って食べるというのは、栄養的にも精神的にも「クル」ものがありますよ…せめてもの救いは、長引いていた風邪がようやく完治して、身体にパワーが戻ってきたことくらいです。ここしばらくトレーングを休んでいたので、激務でやせ細った上にすっかり筋力まで低下してしまったので、そろそろトレーニングを再開して鍛え直すことにいたしましょう。目指せ体脂肪率一桁台への復帰!

 

 2004/09/20 (月)  「筆者多忙のため手抜き日記」

世間様では今日は祝日だったんですね。今週は23日にも祝日があるので、一般のサラリーマンはさぞ嬉しかろう。なれど、サービス業の私にはとんと縁の無い話でござる。一般企業のサラリーマンと比べると、多分年間に換算すると20日くらい休日が少ないでしょうね…一応、時期をずらして夏期休暇と冬期休暇は取得できるけど、とてもじゃないが休みを申請できる雰囲気ではありません。いや、制度上は申請すれば通るんでしょうけど、自分が休むことでプロジェクトが遅れることも、情報から遠ざかること自体にも耐えられないので、どのみち申請しませんけどね。あ、手抜きと言いつつ愚痴ばかり書いて申し訳ない…

 

 2004/09/19 (日)  「サンシャインクリエイション25」

本日は池袋のサンシャインシティで開催された同人誌即売会「サンシャインクリエイション25」に一般参加してきました。つい先日には蔵書同人誌が4,000冊を突破したほどの同人バカ一代の私ですが、意外にもサンクリは今回が初参加だったんですよ。以前までは関西在住だったので、新刊比率の低いサンクリのためだけに上京するには遠征交通費の関係上厳しかったし、関東移住後に迎えたサンクリ24は、再就職のドタバタで行けなくなりましたので…

さて、めでたく初参加が叶った今回。まず真っ先に注意すべきは来場時間です。サンクリと言えば早朝・徹夜退場者に対するペナルティを設けて厳しく取り締まっていることで有名です。ペナルティを警戒して列を形成せずに周囲を徘徊する不届き者を防止するために、ペナルティの区切りの時間を敢えて公表せず、毎回時間を変えることで対応してきたようです。カタログでも企画コーナーで何度も問題を取り上げて呼びかけを行ってきた成果なのか、前回にはペナルティを発動させる必要もなくなっており、参加者のモラルにも向上が見られているようです。他のイベントもサンクリのように勇気を持って行動していただきたいものです。

私がサンシャインシティに現着したのは8時30分。今回は開幕ダッシュでどの大手に並ぶわけでもないし、3つのホールの一番手薄なBホールが第一攻撃目標だったので、普通に起きて普通にご飯を食べて常識的な時間帯に行くことにしました。風邪は治ったとはいえ、また朝からはっちゃけ過ぎて仕事支障を来たすようなことはできませんしね。歳は取りたくないものですな。しかも悪いことに、Bホールの待機列は直射日光の降り注ぐ屋外。強烈な「サンシャインおろし」のおかげで風通しは良すぎるくらいで暑さはあまり感じなかったけど、9月も下旬に入ろうというのに思いっきり日焼けしてしまいました。並んでいる間に「早朝・徹夜問題に関するアンケート」にも回答して提出。ぱっと見では賛成意見がほとんどだったようです。

午前11時、一般入場が開始。Bホールは一番手薄だと書きましたが、それはFateとLeafが集まるA1ホール、成年向け大手が集まるA23ホールと比較してのことであって、Bホールにはマリみて、key、ラグナの中堅サークルが粒揃いということで、非常にバランスの良い配置になっていると思います。Bホールは結構賑わっていたけどCレヴォのような人口密度には程遠いと感じましたが…後でA23ホールに行ってみて絶句しました。外周が通路としてまったく機能せず、お目当てのTLSやEver17ゾーンに辿り着くまでに、大量の汗臭いオタに揉まれて人酔いしそうになりました。エロパワーおそるべし!

今回も私のオープニングミッションは、どこぞの大手サークルでもなく、ファンの作家さんへのスケブ依頼です。慌しい大イベントのCレヴォやコミケではそんなことできませんし、新刊の出ない時こそチャンスなので(笑)。まずは「てりやきにくまん」のげろたんさんの元へ。ところが、げろたんさんのシャーペンの芯が尽きるというハプニングが発生して、スケブ依頼不能状態に…仲間から調達するから後でまた来て下さいとのことでしたが、しばしの後伺って無事に依頼を受けて下さいました。そして、「ゆ〜のす通信」のゆ〜のすさんにもご挨拶して、スケブをご依頼させていただきました。2週間前のBSに引き続いてのスケブ依頼でしたが、まだ余韻が残っているうちに、あずかんな大気のスケブをご依頼しておきたかったので…

その後はいつものようにチェックサークルの購入フェーズへ…と行きたいところでしたが、そうは問屋が卸さない。今回は予算がわずか4,000円しかないという非常事態であるため、購入選別には慎重に慎重を期さねばなりません。2週間後にCレヴォが控えているためサンクリの新刊率は低いものの、私のカバーしている膨大なサークル数の絶対数を考えれば、どうやっても全部買うなんてできやしませんから…この日の主戦略は購入よりも、むしろ見本誌を読み倒して、今後有望な新規発掘サークルのチェックリストを作成することにあります。買いたくても買えないストレスはありましたが、それ以上に新規発掘に割り切った考え方ができたので、普段ならスルーしかねない要チェック新規をいくつか探し当てられたのは大きな収穫でした。

その後は、友人から頼まれていた「クリエイションニュース」なるものを探すことに。聞くところによると、クリエイションニュースとは、その日サークルさんが描いたカットを集めてその場で編集・印刷する号外のようなものらしい。朝の段階でvol.0〜4まであったのですが、時間を追うごとにどんどん数が増えて行き…閉会時にはvol.19まで発行されていました。しかもいくつかの号外もあって…多分コンプリートできたはずです。スケブの受け渡しまで時間を潰すのに、ニュース編集部で目の前で編集作業や印刷作業を眺めることができて、イベントの仕掛けとしてなかなか楽しめましたよ。準大イベント規模に成長しても、イベントとしての面白さへのこだわりを捨てない運営姿勢に好感を持ちました。

結局この日買ったのは合計16冊。イベントの規模を考えれば致命的に少ない数だと言えるでしょう。でも、口座を含めて財布にも100円玉の一枚さえも残っていないほど本当にギリギリまで使ってしまったので、給料日までほとんど文無し生活で凌ぐことになりそうです。金が無いということは頭が無いと同じこと(by西原理恵子)。補給の確立(資金の確保)は戦略の基本です。戦う前から勝負は始まっているということを肝に銘じておくことにしましょう。

 

 2004/09/18 (土)  「THE END OF PEPPY ANGEL レビュー難航」

なんだかんだで、あっという間に夏コミから一ヶ月が経過してしまいましたが、ようやく「THE END OF PEPPY ANGEL」のレビュー執筆に取り掛かりました。完結記念レビューということで、完結編となる最終巻はもちろんのこと、これまでのシリーズ全巻も総括する必要もあるので、同人誌書庫からシリーズ19巻+外伝をすべて引っ張り出してきて、改めて通しで再読してみると…執筆に取り掛かる暇もなく、1日が終わっていました。頭の中に鮮明に蘇った記憶と、時を経ても変わらない熱い想い。これらをレビュアーとして人様に読んでもらえる文章として、言葉を選び論旨をまとめ主題を伝える。レビューのベースとなるこの基本は、いつも変わらない。これまで100本以上のレビューをこなしてきて、構成技術は相当なものになったけど、小手先の技術では伝えられないものがあると思う。カッコイイとか上手いとか言われたくてレビューを書いているわけじゃない。たとえ不器用でも、その想いの温度まで伝えられるレビューを書いて、その作品の本質を伝えたいと願っています。この苦しみは、いつか生まれ変わる。そう信じて…

 

 2004/09/17 (金)  「スト決行!」

先週は土壇場で回避されたプロ野球のストライキでしたが、その後1週間の継続協議で合意に至ることは叶わず、遂に日本プロ野球史上初のストライキが決行されることになりました。プロ野球が見れなくなる。それはファンにとって寂しいものであり、選手会としても苦渋の選択だったことでしょう。会見の席での古田選手会長の顔には、悔しさと申し訳なさが滲んでいた。だが、かつて、これほどまでにファン(利用者)から支持されるようなストライキがあっただろうか?アンケートでは7割近くがストの決行を支持しており、政府からも新球団を受け入れるべしとの声が上がる中、機構側だけが頑なに改革を拒んでいる。新規の参入条件は緩和した。でも、審査をするのは自分たちだし、しかも今からじゃ来年からのスタートには間に合わない。この理屈を盾にして口約束でこの場を乗り切り、その隙にまとまりきらなかったもう1組の合併を進めて1リーグへ…という魂胆が見え透いている。だからこそ、選手会は「新球団を受け入れて2005年のシーズンを迎える」という文言を合意事項に盛り込むことにこだわったのです。それを機構側は「固執」だと言った。バカなことを言わないでくれ!つい先週の合意事項でさえもあっさりと反故にする奴等の言う事を信用できる訳がなかろうに!!

ダイエーの松中は史上7人目の三冠王を放棄してでも、広島の嶋は200本安打達成の可能性をふいにしてでも、目先の今よりも野球の未来のために戦うと宣言している。今回のストは週末限定のものだが、事態が解決しなければ、かつての大リーグで行われたストのように、来シーズン以降の無期限ストへと突入してしまうこともありえる。このストを機構側がどこまで痛切に感じることになるのでしょうか…機構側は野球の無くなった土日を迎えたファンの嘆きの声に真摯に耳を傾けて欲しい。野球という文化は誰のものなのか?それをよく考えていただきたいものである。

 

 2004/09/16 (木)  「ドラクエ8の発売日決定?」

何日か前から情報は掴んでいましたが、ドラクエ8の発売日が正式に決まったそうですね。おそらく国民の過半数が信じちゃいないでしょうけど、秋の東京ゲームショウにはプレイアブル版の試遊が可能と発表されているので、あながち不可能な数字というわけではないのでしょう。ちなみに、発売日は年末商戦のスタートとなる11月27日。大作の仕入れ確保に小売店の資金力の大半が投下されるため、他メーカー作品の発注数が割りを喰うことは明白であり…それに、2005年春にFF12を控えているスクエニとしてはスケジュールを遅らせたくないという意図もあるので、恒例となっている延期も望み薄でしょう。今年の年末商戦は例年とは趣の違うものになるやも?

 

 2004/09/15 (水)  「自分へのSOS」

激務の愚痴は日記に何度も書いてきましたが、今日の愚痴は別格です。緊急度はMAX。いわば自分へのSOSとも言えるものです。10時間連続会議…それで仕事が進むなら望むところです。しかし、狭い会議室で壁際の席で3人のヘビースモーカーにバッチリ囲まれて10時間連続で副流煙を浴び続けていたら…タバコを吸ってる人でも変調を来たします。それが嫌煙家なら尚更です。しかも、風邪の治りかけで対抗力が下がっている状態では…予想通り、会議が終わって帰途に付く間に体調が激変。声が出ない。目がチカチカする。咳を通り越して吐き気を催す。まっすぐに歩けない…どこからどう見ても病人です。異常な精神力がなければ家に着く前に行き倒れになっていたことでしょう。この仕事をやり遂げるまではまだ死ねない。そのくらいの覚悟がなければやっていけない仕事なのだと再認識しました。この日記を読んでいる方の中には、私の仕事の本当の名前を知っている方もいらっしゃるでしょうけど、惜しむ命があるなら出来る仕事ではないことだけは確かです(乾いた笑)。こんな極限状態なのに日記を書かずにはいられないのは、もしや燃え尽きる前の蝋燭だからなのか??

 

 2004/09/14 (火)  「時を追い駆けるおっさん」

ここしばらくの間、ずっと体調を崩していたこともあり、この所長日記も滞りがちだったわけですが、ようやく体調も回復して日記のリライトを始めたのですが…進行形の日付に追いつくだけでも精一杯です。宿題を溜めるとロクなことにならないのは、子供オトナも同じですね。最近は仕事が忙しすぎることもあり、ますます時間が経つのが早く感じるようになっていますが、過ぎていく時間を強く意識して追い駆けていかないと、日々の激流に流されてしまいそうです。日記は過去の記録としてだけではなく、地歩を固めて1秒先の未来を迷わず進むための指針でもあると思います。継続はチカラなり。今はただ我武者羅に時を追い駆け続けて行こう。

 

 2004/09/13 (月)  「時には本気のレビューを」

延び延びになっていた正式レビューですが、今週末には再開できそうです。今回は同人誌レビューで作家さんにも画像の使用許諾申請を出してしまったので、もう後には引けません。腹を括って乾坤一擲のレビューに仕上げたいと思います。ちなみに、題材はPEPPY ANGELさんのエヴァシリーズ完結作「THE END OF PEPPY ANGEL」です。以前にレビューを書いたことはありましたが、今回はシリーズ完結記念再レビューということで、PEPPY ANGELさんの8年半の活動に対する敬意と、同人を知ってからの4年間をファンの一人として過ごしてきた時間があいまって…完結編を読み終えた時、あまりにも多くの想いが込み上げてきて、しばらく冷静に評価することができませんでした。ずいぶん時間が経ってしまいましたが、ようやくその想いをカタチにできそうです。掲載予定は9月18日を予定していますが、納得できるまでリテイクをかけると思うので、若干の遅れが出ることもあるかもしれませんが…どぞ、お楽しみに〜

 

 2004/09/12 (日)  「復調の兆し」

しばらく更新が止まっていたため、読者の皆様にご心配をおかけしてしまいましたが、ようやく更新ができるまでに体調が回復しました。まだ高熱があって体のダルさは残っていますが、土日の休みのほとんどを静養に当てて寝てすごした甲斐あって、まともな思考ができる程度には回復しました。先週末に引いた風邪を引きずっていたわけですが、やはりハードワークを続けながら風邪の自然治癒は難しかったようです。来週こそは仕事に風邪を持ち込まないように、今夜も早く寝て体調の回復に務めることにいたします…

通常更新の再開までは、今しばらくお待ち下さいませ…

 

 2004/09/11 (土)  「そんなことオレに聞かれてもなぁ…」

近所の激安スーパー「新鮮市場」で、特売していた「5kg1580円の米」を買おうとしていたら、近くに居合わせた主婦からお米の銘柄について相談されました。あまりにも迷いなくその米を選んだ仕草に「玄人」のオーラを感じたのでしょうか?でも、私は単純に値段だけで決めたので、コシヒカリとヤマヒカリの違いについて聞かれても困ります。とりあえず、もっともらしいウンチクで誤魔化しましたが、それで妙に納得されてしまったので罪悪感が…

原因不明の断線が続いていたYahooBBが、いつの間にか回復していました。9/1を境にしておかしくなったことから、YahooBBが50Mbpsサービスに自動移行された際に、挙動が安定するまでに何らかの問題が発生していた可能性が考えられます。まったくもってありがた迷惑な話でござる。しかも、50Mbpsサービスなのに実測は3.3Mbpsしか出ていないという不条理…実用には全く問題ない速度だけど、クオリティに対する対価として同じ料金を払っていることは俄かに納得し難い。次の引越しをするときは、電話局からの路線長まで調べてからにしなくては…

 

 2004/09/10 (金)  「プロ野球ストライキ回避」

日本中の注目を集めていた、プロ野球のストライキでしたが、とりあえず今週末のストライキは回避されました。だが、共同記者会見の最後に、古田会長が機構側の代表者の握手を拒否したことに象徴されているように、まだ予断を許さない状況は続いています。近鉄の存続はまず不可能だとしても、果たして新球団設立への道は開かれるのか?言いたいことが多すぎて、何から話せばいいか分かりませんが…多くの野球ファンも同じ気持ちだと思います。何がベストな手段なのかは分からない。でも、誰もがプロ野球の未来に危機感持っていて、なんとかして良くしたいと思っています。そんな中でただ1つ、オーナー連中の温度だけが違っているような気がします…今後とも、この問題の行く末を注意深く見守って行きたいと思います。

 

 2004/09/09 (木)  「世界にひとつだけの○○」

錦糸町のダイソーでスケブ用の額をようやく発見。ダイソーは各地にあるが、大型店でないと手に入らない商材があるのが困りモノである。私のお気に入りは、B5のジグソーパズルを飾るための額。これに、同人誌作家さんに描いてもらったスケブを切り離して飾っているわけです。GM研の名刺が入ったスケブを目撃された作家さんは何人かいらっしゃると思いますが、スケブに誰の絵も入っていないのは、セパレート方式のスケブを切り離して飾っているからなのです。部屋の壁にずらりと並んだスケブは壮観ですよ。その模様は、そのうち所長の部屋ver2004として、写真つきでご紹介させていただきます。

 

 2004/09/08 (水)  「ホントの病気」

長引いていた風邪もほぼ全快。しかし、本当の病気は「仕事中毒」なのかもしれない。でも、もっと病んでいるのは日本のプロ野球機構だったみたいですね。オーナー職を退いたはずのナベツネの「巨人パリーグ移籍発言」に振り回され、事前情報も混迷を極めていたオーナー会議の結果には…大変失望させられました。ただ合併を承認して、1リーグも実現せず、ストライキへの対応策もなく、新球団への道筋も示さず…将来に何のビジョンもないまま終わってしまいました。これにより、選手会による日本初のストライキ実行は回避不能になったと言えるでしょう。語りたいことはいくらでもあります。今日のアクセスが360にも達したのは、この話題に対する見解に対する需要によるところが大きかったのだと思います。本来であれば、週刊GM研の場で思う存分論旨を展開したい。しかし、今はとにかく時間がありません。日記のレベルで言えることはただひとつ…プロ野球の信頼は地に堕ちた。問題解決の糸口すらない状態なのだから、ストは絶対にやるべきだ。未だに1リーグへの幻想に酔うわからんチンどもには、自分の財布が傷まなければ危機感を感じないでしょうからね。9月10日、選手会の要請に対する最終回答はどのようなものになるのか…

 

 2004/09/07 (火)  「正直厳しい」

風邪は直りつつあるものの、今度は職場全体がピンチです。激務続きでまともな体調の人間は一人もいません。ただでさえ戦力が不足していて、未熟な組織はマンパワーに依存しているのだから…その影響で、明日は2時間早く出勤することに。この日記のリライトができるのはいつのことやら…(週刊GM研はどうなった?…というツッコミは、今は勘弁して下さい。言いたいことはいっぱいあるんですけどねぇ…プロ野球のスト突入とか、浜村編集長の「金八先生」コラムとか…)

 

 2004/09/06 (月)  「夏風邪」

昨日の即売会8つのかけもちで張り切りすぎたためか、体調を崩してしまいました。翌日はなんとか容態は持ち直したものの、体が重くてしょうがない。職場では緊張感があるから乗り切れるだろうと思っていたのですが、午後からは発汗と悪寒を繰り返すようになり…あまりの顔色の悪さに「早退してもいいよ」と上司に言われる始末。しかし、早退して給与が減ることを考えると更に具合が悪くなりそうで(苦笑)なんとか定時まで耐え切ったものの…自宅にたどり着くまでの徒歩20分の道のりでぶっ倒れそうに…申し訳ありませんが、土日の日記のリライトは明日以降ということで…

 

 2004/09/05 (日)  「BrightSeason20、蒼月祭10、紅の絆、白薔薇協奏曲、セーラー服は脱がさないで、紺色の天使達、紺色の天使達B-Limited、裁きの庭4」

本日は都産貿で開催されたオンリー同人誌即売会に参加してきたのですが…その数8つ!タイトルに書いたイベントをすべて回るという、自分史上最大の作戦と相成りました。実際にはこの日の都産貿では、あと2つイベント(プリキュア)が開催されていたのですが、私のストライクゾーンからは外れていたのでスルーしました。この日の都産貿は完全にビル丸ごと同人誌一色に染まっていました。でも、同時多発にもほどがありますよ!

朝9時に現地入り。さすがに10個もイベントが同時開催されるとあって、行列の形成場所を示した地図が用意されていました。一番人気は「紺色の天使達」、二番人気は「紅の絆」といったところでしょう。私は第一攻撃目標をBS20に定めていたので、蒼月祭とBSの合同一般列に並ぶことに。前回開催のPioと比べると列の規模はそれなり。やはり他のイベントに分散されているのだろう。集合効果で参加者総数は増えているんでしょうけど…今回はカタログの前売りはなかったのですが、一部800円とちょっと高めだな…と思っていたら、エコバックが付いてこの価格ということらしい。もっとも、エコバックの到着が遅れていたため、引き換えは後回しになったのですが…モノの出来は非常にいいと思いますよ。BSと蒼月祭の列にまで紅の絆のスタッフがカタログの行商に来たりと、複合イベントならではの光景も。8つのイベントを回る私にとっては作戦チェックだけで大露わでやんす。

開場時間が近づくと、BSに行く人だけで列を形成して一足先に館内へ誘導。せいぜい40人くらいでしょうか?このまったり加減はいつものことなので、もう慣れました。そしていつものように、会場に入ってからは限定が解除されるまで島をグルグル回るローリングスタートなので、BSでは朝早く来るメリットはありませんよ。しばらくしてBGMが止まり、限定が解除されると同時にミッション開始!まずは、「ゆ〜のす通信」のゆ〜のすさんにご挨拶してスケブをお願いして、そして、「エグザイル・Evolution」のおがこういちさんにスケブをお願いしました。ファンにとっては大手サークルの希少コピー本よりも、一点もののスケブの方が重みがあるのです。まったりしたオンリーイベントで新刊なし、という条件が揃うとスケブの成功率はぐっと上がります。なおかつ、会場直後に駆けつけるという誠意(?)を示すことで、さらに成功率は上がります。これぞオンリーイベントの醍醐味!

その他いくつかのBSのお目当てサークルを回ってから、お隣の蒼月祭10に移動。いくつかの大手サークルに人だかりが出来ていましたが、Pioと違って都産貿では外周行列の形成が難しく、スタッフも難儀しているようでした。人込みに揉まれながらもなんとか「NEKO HIGE」さんの先着本を無事にゲット。そしてすぐさま隣のマリみて紅薔薇ファミリーオンリーイベント「紅の絆」に移動して、またまた「NEKO HIGE」のマリみて本をゲット。そう、この日は複数のイベントを掛け持ちしているサークルさんが非常に多かったんですよ。オンリーイベントでは基本的に、そのジャンル以外の本を売るのは憚られるのものなので…ファンとしては大変なんですけど。

更に2階に移動して、マリみて白薔薇ファミリーオンリーイベント「白薔薇協奏曲」にも参加。紅の絆と共通のカタログが使えるのが嬉しいところ。「ラクデス」さんの新刊が目当てでしたが、「エガオヲミセテ」の紫野さんの個人サークルを偶然発見できたのは大きな収穫でした。大手不在のため非常にまったりとした空気でしたが、なぜか喫茶コーナーには長蛇の列が出来ていましたが…メイド喫茶に行くほどの勇気のない私には、ネタのためとはいえ会場で並んまでして茶を飲めません。そういえば、紅、白とあるのに、黄はないんですね。やっぱり黄薔薇は少数派なのかねぇ(笑)

更に3階に移動して、「セーラー服は脱がさないで」にも参加。いわゆるコスチュームカフェ系のイベントなのですが、広義の意味の制服というくくりでは、マリみてが独自イベントの方に流れてしまい、サークルさんの集客力の点でちょっと寂しさを感じるイベントになっていたようです。その分、コスカ流の色モノ企画は充実していたようです。コスプレイヤーも撮影者も妙に気合が入っていましたし…携帯用のレフ板を持ち込んでコスプレ撮影をする姿なんて初めて見ましたよ。学力テストのような企画もありましたが、大人気ない点数で出すのもナニなので提出はしませんでした。試しに私がやってみて家で採点してみたら92点でした。飼育小屋の着ぐるみウサギの企画意図はまったくの謎ですが…同じく3階の「紺色の天使達」は、やたらと参加者が多かったものの、知っているサークルさんは2つか3つ。私にとってはスク水やブルマは萌えのツボではないとはいえ、世間一般的には人気ジャンルなのでしょう。

更に5階に移動して、逆転裁判オンリーイベント「裁きの庭4」にも参加。しかし…実はこのイベントは、ほぼ完全なまでに女性向けのイベントだったんですね。どこを向いても女性作家と女性参加者とやおい本ばかりです。何冊か普通っぽい本を試し読みさせていただきましたが…以前からファンだったJam・Session以外で、一般向けで通用するものが見つけられなかったのが残念です。コスプレイヤーは異常なまでに気合が入っていましたね。とてつもない脇役キャラまでいましたし…でも、ゼニ虎まで女性が演じるのはいかがなものかと…

そんあこんなで日は暮れて、イベント後のお楽しみ:アフターイベントに突入。BSと蒼月祭合同の色紙オークションは、プロジェクター故障のため旧来のイベントガール(?)方式で行われることに。前回のイベントでは2枚の色紙を落札した私も、今回は深刻な財政難を抱えているため「見」を決め込むことにしました。前回は序盤から万単位に沸騰していましたが、オークションは比較的静かな出足。しかし、場が動いたのは「てりやきにくまん」のげろたんさんの色紙の登場でした。「見」を決め込んでいた私も、なけなしの財布を振り上げて参戦!…しかし、ここで強敵出現。オーバーリミットまであと一歩…進むカウントダウン。今この金を失えば、冗談抜きで今月の電気代を払えなくなる。給料日までまともなメシも食べられなくなる!その時、汐の声が聞こえたような気がしました。「パパ、ちゃんとご飯食べなきゃダメだよ」。振り上げた手を降ろし、カウントは終了しました…(←なんとも痛い発想ですが、そうでもしないとあの絵を逃した後悔を誤魔化せそうにないので)

でも、私はオークションに敗れたからと言っても、恨み言を書くつもりはありません。むしろ、ここまで競った相手に「ナイスファイトでした!」と拍手を贈りたい気分です。げろたんさんの絵を自分よりも高く評価する人間がいること。それは同人誌全体を愛することを心に誓った私にとって、とても喜ばしいことだと思います。最近は何もかも自分で手に入れようとは思わなくなりました。それは物欲が減退したからではなく、もっと大局を見ることができるようになってきたからだと思います。本日のイベントの結果を受けて、同人蔵書は4,000冊を突破しました。この常人離れした知識と経験に基づいて、新たなる才能を押し上げる一助となりたい…そのために、今は可能な限り最前線で身体を張って戦い続けたいと思います。

 

 2004/09/04 (土)  「秋葉原買出し紀行7」

世間並みの土日休みのサイクルにもようやく慣れてきました。この秋葉原買出し紀行も連載企画として軌道に乗せられる…かもしれません。もっとも、「買出しをネタにできるほど軍資金が続けば」という条件付ですけだ(苦笑)

かねてから興味があった、秋葉原の牛丼屋「サンボ」で牛丼を昼食。吉野家とも松屋ともかけ離れた、あまりにも小汚い店構えにかなり抵抗感はあたったが、これもネタのため!と意気込んで500円の大盛りを注文。そして出てきたのは、未だかつて見たことの無い牛丼でした。世間一般の牛丼が脂身の多い牛筋肉を煮込んだものであるのに対して、サンボの牛丼は言わばすき焼きに近い。赤みの薄切り牛肉にしっかりと味が染みているので、汁だくにしなくてもご飯が進むし、見た目のボリューム以上に食べ応えがあります。週に何度も食べるにはちょっと濃い味わいですが、たまに食べる分にはオススメできる逸品だと言えるでしょう。

メロンブックスにて、「メロンちゃんアンソロジーコミックス」を購入。会社のマスコットキャラクターなのに、ここまで自由奔放な(ブラックで身も蓋もない)ネタで描かれることを容認して単行本にまでしまうのは、ある意味すごいですね。レジ待ちをしていたら、日本ブレイク工業のベスト版?らしきCDを発見。まだ聴いてないので何ともコメントできませんが…おまけで付いてきた「ブレイクビックリしーる」はやたらと出来がいいですよ。

アニメイトに寄って、貯まったポイントカードで「マンガ版マリみて第2巻」を今更ながら購入。かねてよりの金欠により、商業誌の単行本が軒並み保留状態になっていたんですよねぇ…単価が安いからカードは使いにくい。されど、全部合わせたら結構な額になりますから。さて、マンガ版の「マリみて2」は…イイ!とてつもなくイイ!1巻の時からマンガ版のことはベタ褒めしてましたが、今回は更に二乗したくらいの絶賛を送りたいと思います。オリジナルエピソードを入れることで令様が更にカッコ良くなったし、由乃さんと令様がメインであることに変わりは無いけど、読者視点の中心として祐巳ちゃんを感じられる存在感の演出…ああ、マンガ版だけでもレビューを書きたくなってきた。どれだけ時間が掛かるか分かりませんが、少しでも多くのエピソードを長沢智先生の手でマンガ化してくれることを切に願います!

 

 2004/09/03 (金)  「最終調整」

明日に控えた「GM研通信vol.2」の増刷分入稿に向けて、原稿データの最終調整でてんてこ舞い。増刷部数は260部。取り扱い書店は、とらのあな、メロンブックス、まんだらけ、以上の3書店に決定しました。部数と取り扱い店舗と販売開始時期の詳細については、判り次第お伝えいたします。さて、休憩終わり。最終調整の第2ラウンドに入るとしましょう…今夜は久しぶりに日の出を拝むことになりそうです…

 

 2004/09/02 (木)  「光陰矢の如し」

最近、とみに時間が経つのが早く感じる。それは、単純に仕事が忙しくて疲れていて、自由が利く時間が少ないことだけが原因ではないと思う。私が年を取ったなと感じるのは、高速平行思考が昔ほどできなくなってしまったと感じてしまう瞬間です。かつては、何の前触れもなく想像のスイッチが入ってしまい、架空世界を丸ごと構築してしまうほどの空想力を発揮できたのに、最近は同時に複数の思考をこなせなくなってしまいました。それどころか、「あれ?今何をしようとしてたっけ?」と度忘れしてしまうこともしばしば…ほんの1ヶ月半前に自分で書いた原稿でさえも、まるで他人事のように「ええこと書くおっさんだなぁ」と感心してしまったり…困ったものです。

かといって、齢を重ねることが必ずしもマイナスだとは思いません。確かに、私の若い頃のような「1を聞いて10を知り、100の要素から1000の可能性を導き出す」超高速思考はもう出来ませんけど、その分経験に裏打ちされた理論と磨き抜かれた直感で、1000の可能性から限りなくベストに近い1つを選択することができるなら、結果としては若い頃と同じ場所に到達できるのだと思います。光陰矢の如し、とはよく言ったものですが、ならば光も影も追い抜くスピードで駆け抜けてやろう!特殊相対性理論によると、光と同じ速度に近づけば時間の経過は遅くなるのですから!

 

 2004/09/01 (水)  「ネットワークの不調」

最近、自宅のネットの調子がすこぶる悪くて困っています。まったく繋がらないなら対処のしようもあるけど、中途半端に断線を繰り返すので始末が悪い。普通にネットを巡回していたら唐突に「接続できませんでした」と表示されたり、更新ファイルのFTPアップロード中に接続が失われたりで…非常にストレスが溜まります。考えられる原因は、(1)NTT(2)YahooBB(3)ADSLモデム、この3つですが、一番怪しいと思われるのは(3)です。電気代を節約するために毎日ADSLモデムのACダプタを引っこ抜いていたため、モデムがどこかおかしくなってしまったのかもしれない。うーん…いっそのこと、50Mbpsコースに乗り換えて新品モデムと交換することも検討してみようかなぁ…