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 2001/07/31 (火)  「入稿、そして…」

午後11時、今月も無事に月刊GM研の入稿(アップロード)を終えました。まずは一安心。歴代最短編集記録を更新する、わずか4日での突貫編集だったが、文章のクオリティは以前より上がっていると思う。閲覧者増加によるプレッシャーが、いい方向に作用したようだ。

束の間の戦士の休息は、やっぱりゲーム。発売日に買ったものの未開封だった「みんなのGOLF3」を始めたが…ああっ!気持ち良すぎ!操作感覚は前作とまったく同じなのに、すべてが気持ちよく進化している。大げさなバカっぽい演出もいい感じ。プレー時間も1ラウンド約15分。ついつい1日4ラウンドくらいこなしてしまう。大作RPGの後だから、なおさら反動が大きいのだろう。持ちキャラは中華ゴルフ娘の「リン」。ストレートHIGHボール属性で、パワーとミートのバランスが良い(ただし、バンカーと強風に弱い)。当分は楽しめそう。

あ、同じく未開封の「Missing Blue」も始めなくちゃ。「風来のシレンGB2」もね。…って、あんた一体何本未開封のゲーム抱えてるんだ?…実はあと2本ほど(恥)…金はあっても暇がない。会社員は辛いねぇ(哀)。

 

 2001/07/30 (月)  「コミケカタログCD−ROM」

遅ればせながら、CD−ROM版のコミケカタログを購入しました。これが思いのほか使い勝手がよいです。読み方の分からないサークルも一発検索できるし、作者名からも検索できるし、ブックマーク感覚で曜日別にサークルチェックもできる。

さらに、チェックしたサークルに対応した会場マップも自動生成して印刷可。普通の本型カタログを持っていても、十分に楽しめる内容だ。かさばらないし、本よりも安い。本より1週間発売が遅いのが難点だが・・・ CD−ROM用に詳細コメント(HPやメールアドレス、新刊予定等)を書いているサークルがとても少ないのが残念である(私も書いていないけどね)。

それにしても、こうして曜日別にチェックサークルを分類してみると、3日目が圧倒的に多い。その数「78」!(眩暈)ひとつ500円使うとしても、「39000」円!?(吐血)ど、道楽にも程があるよなぁ… 交通費も発生するし… ともかく、時間的にも体力的にも全部回るのは不可能なので、後日専門店の委託でも買えるものは極力外していこう。趣味の幅が広がりすぎるのも考え物ですなぁ・・・

 

 2001/07/29 (日)  「参議院選挙」

参議院選挙の投票に行ってきました。そして、堂々と「白票」を投じてきました。記入所に行かずに一直線に投票箱に向ったので、係員が記入所を説明しようと寄ってきましたが、「私は白票を投票しに来たんだ」と宣言すると、奇妙なものを見るような目つきで引き下がっていった。

「白票を投じるくらいなら、投票に行かなければいいじゃないか」と思うかもしれませんが、私は信念を持って選挙権を行使しました。小泉純一郎首相個人は応援したいが、小泉内閣(特に田中真紀子外相)は支持できない。あいかわらずの自民党の利権意識は論外だ。民主党は揚げ足を取るだけの腰抜け野党だし、社民党は中国韓国の手先だし、共産党には政策が無い。自由党と保守党の政策は薄っぺら。まったくもって投票に値する政党などありはしない。

一番笑ったのが、公明党の「日本を文化芸術大国にしよう」というフレーズ。題名だけなら大賛成の政策ですが、その中身たるや200年ほどタイムスリップしています。伝統芸能の保護で芸術大国にしようなど笑止なり。どうせやるなら、漫画・アニメ・ゲームという日本が世界に誇る娯楽文化を支援する政策を打ち出せば良かったのに…

タレント候補乱立にも困ったものです。人気取りのために神輿を担がれてチヤホヤされるのは最初だけで、議席させ確保すればほったらかし。政策の中心には近づけやしない。むなしい余生をおくるだけなのに、懲りないねぇ…

投票率は前回を下回ったらしい。騒いでいたのはマスコミだけで、有権者は冷ややかだった。有権者を馬鹿にするな!私達はマスコミの選挙ショーのエキストラではない!「選ばない」というのも選択肢の一つだと思う。そういう目に見えない民意が見えていない衆愚政治が続く限り、日本の再生もありえないだろう。

 

 2001/07/28 (土)  「FF10(号泣)」

ついにFF10をクリアしました! クリアタイムは約37時間。ラストバトルは気が遠くなるほど長かったが、戦術面では意外と辛くは無かった。ちょっと意外かも。

さて、ネタバレの恐れが在るので、シナリオの細かいことは書けませんが、エンディングでは号泣してしまいました。とてもとても悲しいラストシーンだったけど、最後までカッコよかったよ、アーロン… 健気だよ、ユウナ… 強いよ君は、ディーダ…

でも、たったひとつだけ納得できない点がひとつ。スタッフロールが終わった後の謎の1シーン。あれは一体何? 99.99%今まで順調に積み上げてきた物語に残ってしまった違和感。どちらとも取れるこのシーンに多くのユーザーが戸惑いを覚えるであろう。

さぁ、今夜のうちにレビューを書き上げてしまおう!「鉄は熱いうちに打て」ともいうしね。私はクロスレビュアーでも評論家でもでないから、ゲームのすべてをやる必要ないし、すべての謎を理解する必要も無い。本当に必要なのは、「書きたい」という意志なのだから…

 

 2001/07/27 (金)  「同人誌部門戦略会議」

一時期急増したアクセス数もジリジリと減り、平均30程度に落ち着いてきたようです。それでも以前よりも常連さんが数人増えたようであり、嬉しい限りです。おそらく8月2日発売の週刊モーニングの「よしえサンち」の作者近況欄での告知によって、再び増加することが予想されますが…

作者近況欄を読むほどのS先生フリークの方で、ネット環境のある人はほとんど「須賀原洋行大先生の部屋」を見ているはずなので、想像していたほどの効果はないかもしれません。が、私としては、S先生ご自身からそのような提案をしていただけた事、全国誌にGM研の名が出る事の意義の方がはるかに強いので、十分に満足しています。

意外と多いのが通販の申し込み。すでに数冊の売約が成立しています。やはり、S先生フリークはコミケには行かないものなのでしょうか?「刷りすぎちゃったかなぁ…」ちょっと不安になってきました。「36000分の2」という独占ジャンルなので数が読めないのが難点ですね。知らない人は見向きもしないだろうし、知っている人には千載一遇の機会ですからね。

今計画しているのは、同人誌ショップ「とらのあな」への委託。実利益70%の委託販売なので通販以上に儲からない販売方法なのだが、利益よりもむしろ知名度を上げる宣伝効果の方がおいしい。もっとも、前例のないジャンルだし、内容もスレスレなので、業者に「こんな本いらない」と判断される可能性もあるけど。もし置いてもらえるならば、同人誌ショップでお客の目を引くために、何かもっとインパクトのあるやり方が必要だ。偶然でも手にとってもらえるような…

そこで考えたのが、本に「帯」をつけること。よく話題の本についている、キャッチフレーズや推薦文が書いてある例のアレである。ここにS先生のコメントを載せて、興味を引くという作戦はどうだろう?漫画家本人が同人誌を書くことはあっても、推薦帯を書くなんて初めてじゃないか?(というより、帯は同人誌印刷の規格外なので、誰も作らないだけ?)白黒の表紙に真っ赤な帯が付いたら、さぞ豪華に見えることだろうなぁ…(どっちがメインなのか分からないかも?)

 

 2001/07/26 (木)  「FF10(希望)」

いよいよ最終決戦目前。飛空挺で自由に動けるようになったので、オメガ遺跡でAP稼ぎ&改造素材捜し。おそらく、最終戦は特殊攻撃をいかに防御するかが鍵になるはず。これはもうFFシリーズの伝統のようなものだからね。どうせ急いで闘っても返り討ちに遭うだろうから、しっかり強化してから挑むことにしよう。これ以上評価をさげたくないしね。

この日記には、なんだか文句ばかり書いている気がするが、評価すべきところはちゃんと評価しているつもりだ。まだクリアしていないから語りたくない、というだけの話だ。私が問題にしているのは方法論であって、ゲーム内容そのものには関係ない。それは私の頭の中にだけある、未だ誰も実現させられない夢のお話なので、現行のゲームにそれを求めても仕方がないのだが…

FF以外にはこんな注文は端から付けはしないだろう。期待すればこそ、失望もあるわけで…これは極めて個人的なことなので、レビューではきっちりと客観に徹しますよ。FF10レビューは8月1日発行の月刊GM研8月号にて。

 

 2001/07/25 (水)  「FF10(激怒)」

意気消沈のFF10。いよいよ終局に迫ろうかというところで、またしても理不尽な全滅を強いられました。ユウナレスカ第3形態のオーバーデス(全体即死攻撃)で全滅… 前作FF9のクジャ最終形態のフレアスター2連発を髣髴とさせる凶悪な攻撃である。

すっかりやる気が萎えてしまった。ストーリーが最高潮を迎えるところで、長いイベント&長い戦闘の果てにこの仕打ち…かなりの数の初心者ゲーマーが投げ出すであろう。ゲームなのか物語なのか、ハッキリしやがれ!!

この攻撃を完全に防ぐ手段はない。即死防止効果のある防具は全員分ないし、後戻りして買いに戻ることもできない。唯一有効な戦法は、オーバードライブした召還獣を連発して反撃の余地を与えないこと。召還獣を呼ぶと戦闘が長くなるから嫌いなんだけどなぁ…

とりあえず、もう一回挑戦してみて、駄目なら不貞寝します。

 

 2001/07/24 (火)  「FF10(微怒)」

遅々として進まないFF10。昨日の夜は強敵を倒して、今日こそは話が進むと思っていたら、凶悪なダンジョンの仕掛けに躓いて足止めを喰らってしまった。せっかく話が盛り上がってきたというのに、それはないだろおっかさん! 毎度毎度のことだが、物語とゲーム性は両立しないのが、FF最大の問題点である。

サラリーマンゲーマーにとって、RPGは非常に困ったジャンルである。長時間かけられないし、明日に備えて寝なくてはならないので、切りのいいところで終わらなくてはならない。翌日の仕事中も話の続きが気になってしょうがない。でも、疲れて帰って来ると、さらにゲーム進行の悪さで更にストレスを溜めてしまう。悪循環である。

大作主義離れとかゲーム離れがどうのこうの言う前に、もっとユーザーの実情にあったバランスの取り方というものを考えていただきたいものである。ゲームは子供や暇な大学生だけのものではないのだから。

 

 2001/07/23 (月)  「FF10(瞬殺)」

今日も帰宅と同時にFF10。サラリーマンには一日4時間が精一杯なのが哀しい。大学の友達はもうクリアしている頃だろうなぁ…いや、案外やり込み要素にかまけて、全く進んでいないかも。私にはそんな余裕はないので、やり込みはアルティマニアが出てからに取っておいて、可能な限り速攻クリアを目指すことにした。

現在23時間。ガガゼト山頂でのシーモアとの闘いの真っ最中です。ここでタイトルにあるように、瞬殺されてしまいました。これでこそFF!(マゾ?) おいおい、あの攻撃に耐えろというのかい?無茶な話でんがな。が、ネットで攻略法を調べてみると、思いの外正攻法で倒せることが分かった。ただ単に私の進め方が強引だっただけ?

とりあえず、倒してから寝るとしよう…

 

 2001/07/22 (日)  「FF10(素敵だね)」

丸一日ずっとFF10。現在プレー時間21時間。ようやく折り返し地点といったところでしょう。いわゆる「キス」イベントで主題歌「素敵だね」を聴いたばかりです。イイ!実にイイ!(岩田マン風 by GPM)

さっそくゲームを中断して、昨日買ってきた「素敵だね」のシングルCDでフルコーラス版をじっくり聴く… あぁ、この優しいメロディライン、RIKKIさんの澄み切った歌声… ムービーなんかなくても、瞳を閉じれば浮かんでくる、見上げる満天の星空… メロメロでやんす。

FFの主題歌には毎回驚かされます。「FF8」のフェイ・ウォン、「FF9」の白鳥英美子、そして「FF10」では奄美歌謡の歌姫RIKKI… ちなみに、シングルCDの2曲目には、RIKKIさん作詞作曲の伝統歌謡が収録されてます。また。3曲目にはファンからの投票で決まった「エアリスのテーマ」が収録されています。蘇る悲劇のヒロイン!噂のFF7PS2リメイク版ではエアリスが死なないシナリオは本当にあるのでしょうか?

さぁ、そろそろ苦しくなってきましたね。ゲームの本筋を評価するのはクリアしてからにしたいので、別の話題でお茶を濁してきたのですが…そろそろ限界ですね。早くクリアしないと、月刊GM研の原稿も書けないし…あぁ、ゲームにまで締め切りに追われるとは、なんとも因果な商売ですなぁ…(ゲフゲフ)

 

 2001/07/21 (土)  「25才の誕生日」

今日は私:GM研所長こと、gontaの25才の誕生日です。 統計学上では、平均年齢の3分の1を過ぎた計算になります。いや、まあ、ジャンクフードや環境ホルモンに毒された私の世代が75才まで生きれるとは思えませんけど。でも、年金の元を取るには100歳以上生きないと駄目。あ、401K(運用型変動式年金)制度が始まるから、考えるだけ無駄かもね。

さすがにこの年になると、めでたい気分はありませんね。「もう25才か!」と、気持ちばかりが焦るばかり。せめて自分に誕生日プレゼントを買ってあげようと、日本橋で徘徊。すると、路上ワゴンセールで有名な「ソフトアイランド」で激安光学式マウスを発見、即購入。1480円也。同人誌原稿のデジタル処理をしている時から、スクロールマウスの反応が悪くなっていたし、お気に入りのマウスパットが汚れるのが嫌だった。光学式はお手入れ要らずでレスポンスも極めて快適。安くてよい買い物をすると、とても気持ちがいい。私は根っからの商売人気質なのでね。

で、今日の1枚は光学式マウスとお気に入りマウスパット。この絵の元ネタが分かる人は、相当な漫画フリークですよ。若くしてこの世を去った鬼才:木崎ひろすけ氏の未完作「少女ネム」のマウスパットです。コミックビームの応募者全員プレゼントの品です。日本で500枚ないんじゃないでしょうか?

誕生日は平凡なものでしたが、この数日、私は人生最大の幸運期の真っ只中にいます。憧れの漫画家先生との知己を得ることが出来、また、これから自分の進むべき道が見えて来た。平凡な一日の積み上げが、特別な未来の一日へと繋がるのだから…

 

 2001/07/20 (金)  「Comic City in 大阪35」

インテックス大阪で開催された「Comic City in 大阪35」に一般参加してきました。ん?FFはどうした?いや、それは…モゴモゴ…まだ評価すべき段階ではありませんので明言は避けたいと思います。

さて、話を戻します。朝7時に会場に到着すると、まだ30人くらいしかいなかった。どうやら徹夜する馬鹿者はいなかったらしい。1時間もしないうちに、使っていないホールに誘導されて待機。炎天下で外に待たされることもなく、冷房も効いていて快適だった。

で、入場料代わりに買ったカタログのチェックを開始。Comic Cityのカタログは前売りされないので、現地でチェックするしかないのだが…それは戦慄の結果だった。私の知っているサークルが1つしかなかったのです!1/1200?…そういえば、待機行列の女性比率が異常に高いような気がする。うーん、オウト・オブ・プレイス(場違い)

仕方がないので、今回は無名サークルの発掘に専念することに。その戦果が左の写真。量は凄いが、検分用に買ったコピー本が多いので金額的には知れたもの。数冊ではあったが、専門店委託では見ることの出来ない無名サークルを知ることが出来たのは大きな収穫だった。

でも、いかんせん時期が悪すぎた。みんなコミケの締め切りでヒイヒイ言っている時期ゆえ、名の通ったサークルや新刊がほとんどなかったのが残念である。しかし、疑問なのはイベント規模を示す数字「SP」の単位の意味。今回は「8000SP」だったが、これは8000サークルが参加するというわけではない。誰か知っている人がいたら、教えてください。

 

 2001/07/19 (木)  「FF10」

ついに発売されたFF10。私も会社帰りに、予約していた日本橋のSofmapで購入。が、夕方7時過ぎだというのに、レジ待ちの行列が店外まで伸びている!どうやら仕事帰りのサラリーマンが大挙して押し寄せてきたみたいだ。

その後、家の近くのサンクスで5.1チャンネルスピーカー「beatshock」の受け取りに行く。…が、何を勘違いしたのか店員は当然といわんばかりにFF10のソフトを袋詰し始めるではないか!ちょ、ちょっと待てぃ!たまらず「ゲームじゃなくてスピーカーの方です」とツッコミを入れたが、店員は右往左往でモノを見つけてくるのに10分、さらに伝票を探すのに15分待たされた。どうやら店長がいなかったらしく、本部にまで問い合わせていたそうな。ちゃんとマニュアルを配布しとけよ、デジキューブ!…まぁ、ゲームのためにここまでやる大たわけは、住吉区広しといえども私だけだろうけどね。

今日の写真は、FF10セット。beatshockのACアダプタの巨大さに驚いて、思わず撮ってしまいました。スピーカーが小さいので尚更目立つ。音の方は効果抜群です。大音量にしなくても、普段聞き取れない音までハッキリ聞こえてきます。何がどう5.1チャンネルなのかサッパリ分かりませんけど、値段分の価値は十分にあると思う。そのうちDVDでも試してみるとしよう。

さぁ、休憩終わり。これから夜明けまでオールナイトFFの時間です。目指せ、連休中クリア!(無理かも)

 

 2001/07/18 (水)  「デジカメ日記開始」

せっかくデジカメを買ったので、この所長日記に載せてみることにしました。デザイン上の問題と軽快さの維持のため、最初から画素数を抑えて撮影してます。本当は最大432万画素まで出せるんですけど、320×240では30万画素も出ません。まぁ、雰囲気だけお楽しみください。

さて、今日の1枚は私の机(正確にはコタツ)です。榎田君並に几帳面に整頓された机ですが、少々物が多すぎるかも。解像度が低くてよく分からんかもしれませんが、よーく見ると、そこかしこにマニアックな代物がゴロゴロしてます。あのマグカップって?あの壁紙は?あの本は?あのCDは? …いや、分かる人には分かるので正解は言いませんけど。

家に居る時は、ほとんどこの机の前で過ごしてます。ご飯もネットも漫画原稿も読書も全部ここ(ゲームだけは例外)。パソコンの画面がやたらと暗いのは、電磁波防止フィルターの影響です。ちなみに、右下に写っているのが私の愛機「DELL君」。デカイ図体ですが、PentiumIII-600MHz。すっかり時代遅れになってしまいました。

最近慌しい日記が続いていたので、たまにはこんな無駄話も楽しいものですな。明日からは「FF10」との格闘が始まるので嵐の前の静けさか? 所長のデジタル写真日記は不定期で続きま〜す。

 

 2001/07/17 (火)  「躍進の時」

昨日のGM研は過去最高のアクセス数を記録いたしました。その数「93」!これは実に従来平均の5倍もの数字です。常連さんはこの数字を見て「すわっ!何事っ!」と、疑問に思ったかもしれませんね。しかし、これはバグではなく、列記とした事実です。

現在、GM研は躍進の時を迎えつつあります。半年に渡って蓄積されたレビューや理論が有識者の目にとまり、リンクによってファン同士の繋がりが生まれました。そして、同人誌「それはコミケだ!」を通じて須賀原洋行大先生との知己を得ることができ、同時に数多くの読者の方にHPを訪れていただきました。しかも、8月2日の週刊モーニングで同人誌の宣伝をしていただくことになりました。あまりにも速い展開に私自身が戸惑っているくらいなのです。

活動半径を一気に広げつつあるGM研…その追い風に後押しされるように、新たなる計画【第三次GM研整備計画】が始動いたしました。読者運営型のBBSの設置、デジタル写真館の設置、次世代研究班の設置、同人誌通信販売事業部の設置…などなど、より充実したコンテンツを提供させていただきます。

今後とも、GM研をお引き立ての程、よろしくお願いいたします。

 

 2001/07/16 (月)  「史上最大の宣伝作戦」

なんだか大変なことになってしまいました。同人誌「それはコミケだ!」の宣伝として、須賀原先生の公認ファンHP「ファミリーオクトパス」の掲示板に書き込みをしたのですが、なんと須賀原洋行先生ご本人からお返事をいただいてしまいました! しかも、週刊モーニングで現在連載中の「よしえサンち」の欄外作者近況欄で宣伝していただけることになりました!!

欄外広告は8月2日発行のモーニングに掲載予定です。観賞用・保存用・読書用に3冊買って、家宝にいたします。漫画レビューの方もご覧いただき、最高のお褒めの言葉をいただきました。10年来、須賀原漫画のファンをやっていて、本当に良かった… 同人誌って、わんだほ〜!!

この宣伝効果が早くも現れ、本日のgmken.comのアクセス数は過去最高記録を大幅に更新中です。今後、全国誌でgmken.comの名が知れ渡れば、どこまで記録が伸びるのやら? それだけの注目に見合った文章レベルが求められるのは大きなプレッシャーですが、それは嬉しい悲鳴です。それこそが、私が望んだ戦いなのですから…

 

 2001/07/15 (日)  「デジタルカメラ購入!」

昨日に引き続き、日本橋から中継でお送りいたします。同人誌の入稿を終え、解放感と夏の暑さにやられたのか、財布の紐は緩みっぱなし。ふらりと入ったSofmapでデジタルカメラを衝動買い。今までさんざんデジカメの機種検討に悩んでいたのが嘘のような見事な買いっぷりである。買ったのはFUJIFILMの「FinePix50i」最近出たばかりのMP3も聴ける最新機種である。

デジカメに詳しい人なら「なぜよりにもよってFinePix?」「MP3再生機能なんて必要ないじゃないか!」と言うことでしょうが、私とてそんなことは百も承知です。私は、この機種が自分のライフスタイルに一番フィットするから選んだのです。画素数やズーム倍率を追い求めるのは虚しいだけだしね。

そもそも、私には写真を撮るという習慣がまったくない。旅先でたまに写るんですを買うが、使い切るのに1年近くかかったりする。好き嫌いではなく、携帯する習慣がないから撮らない。ただそれだけである。だから、とりあえず「携帯したくなるようなカメラ」が欲しかった。その点、FinePixは携帯音楽プレイヤーとしても使える。サイズも上着のポケットに入るしね。持って歩くこと、そのものが楽しくなる。それがデジカメの本来の面白さというものではなかろうか?

それと、携帯音楽プレーヤーとしての実力はお世辞にもいいとは言えない。たくさん曲を入れるとそれだけ写真に使える容量が減ってしまう。だから、この際「何時間再生可能」とか「何曲保存可能」というスペックは全く意味がない。私の場合は、主に最近買ったシングルCDをMP3化して聴いている。歌というものは覚えるまでは楽しいのであって、聴き始めの数回が一番楽しい。極論すれば、本当にいい曲だったら、その初期段階において何度でも聴きたいという欲求に駆られるはずなのだ。しかし、家のオーディオでは他にもいっぱい曲があるので、注意力が散漫になってしまう。限定された容量により厳選された曲を、今まで音楽のなかった時間でも楽しめる。それは何ものにも代え難い価値なのです。少なくとも、私にとっては。

※こんなに長文になってしまたのは、自分すら納得させる理屈を立てないと、後悔の念に襲われるからなのでしょう。ああ、つくづく厄介な性格ですなぁ。

 

 2001/07/14 (土)  「入稿完了!」

朝イチの日本橋でコミケカタログを入手した後、印刷所で同人誌の原稿を入稿。さすがに早割り20%の締切日だけあって、3人ほど同人作家さんが順番待ちと作業をしていた。部数や紙質、色や加工について最終確認をして、その場で印刷代を払う。

一番難航したのは部数問題。当然たくさん刷れば1冊あたりの単価は安くなる。100部というのは私にとって十分すぎる数字だと思うが、今後の委託販売や通販在庫、そして冬コミでの再販を考えると、少なくて困るという事はない。結局150部を刷り、20部を贈答用に確保することに。実売は130部ということになりました。原価は公開できませんが、2割引きが効いて、十分満足できる原価に抑えることができたと思います。販売価格も500円に正式決定!

さて、今回のコミケカタログでGM研のサークルカットを確認…ああ、すごく昔の絵なので、恐ろしく下手くそなカットだ!…ん?その隣りのサークルって…「須賀原洋行非公認FC」? むむむっ!まさか同ジャンルがいたとは!!! カットだけ見たら合同サークルのように見えますね。ぜんぜん面識ないですけどね。いずれにしても、こちらから連絡の取りようがないので、もし、ご本人さんがこのページを見たらご連絡いただきたいものです。

この日の散財報告は、スペースがないのでまた明日。

 

 2001/07/13 (金)  「入稿前夜」

明日の入稿を目前に控えて、最後の校正作業を行う。月刊GM研はWEBマガジンなので、少々の誤植が発行後に発見されても簡単に修正可能だが、同人誌の場合はそうはいかない。増刷が掛かれば修正もできるが、それ以前に刷ってしまったものについては、もう直しようがないのだ。ゆえに、いつも以上に厳重かつ慎重な校正が必要になる。

手書きの写植に比べて、デジタル写植は誤植が出やすい。タイプミスや修正時の消し忘れなどが多い上に、なまじ全体像が綺麗なので誤植に気づきにくい。書いた本人の頭の中では「正しいはず」という思い込みがあるので、間違いがあっても自動的に頭の中で修正して認識してしまうことも多い。第三者にチェックしてもらうのが一番確実だが、一個人レベルではそれは不可能である。音読や試し印刷など、手は尽くしますが、発行後万が一誤植を発見された方は御一報をお願いいたします。

さあ、明日はいよいよ入稿! 本当の締切まではあと2週間もあるけど、早割20%OFFの締切は明日。弱小サークルとしては、気軽に手にとってもらえるような価格帯にするためにも、少しでも印刷代を安して原価を抑えなくてはならない。

それにしても、原稿ファイルが28Pで1.2GBもあるんですが、これが普通なんでしょうか?CD−Rで入稿するにしても、2枚組になります。そういうものなの?

 

 2001/07/12 (木)  「液晶ディスプレイ」

仕事場のパソコンのモニタが15インチの液晶に変わった。今までずっとCRTディスプレイに慣れ親しんできたので、液晶特有のシャープな発色に大いに戸惑っている。色合いは確かに綺麗だけど、白と黒のバランスが良くない。白は白すぎるし、黒は少しにじんでいる。設定を色々いじってみたが、どうにもならない。こればっかりは慣れるしかないようだ。

だが、省スペースという点では圧倒的だ。机が広く使えるし、画面から離れるので目にもいいし、自然と姿勢も良くなる。ただ、解像度限界が1024×768までというのは困りもの。15インチではこれが限界か。個人ユースで買うなら、少々値は張るが17インチ液晶がいいだろう。それでも10万円しないし。

だが、今は液晶ディスプレイよりもデジカメの方が優先順位が高い。なかなか決め手になるような魅惑の商品が出てこないので決めかねているのだが… やれやれ、金とうものは、あったらあったで使えないものなんですねぇ。

 

 2001/07/11 (水)  「夏コミ発行「増刊GM研」について」

夏コミ発行の同人誌「それはコミケだ!」の製作が98%終わってしまったので、同時発行のコピー本「増刊GM研」の構想に取り掛かる。コピー本なので締め切りは無いに等しいから、今まで何も考えていなかったのだが…とりあえずタイトルは「増刊GM研」に決定。

内容は月刊GM研の特別編集版になりそう。価格は100円、10Pで原価は50円、発行部数は100部を予定。また、このコピー本は「それはコミケだ!」の予約特典にする事も決定。予約はメールで8月8日まで受け付けています。予約してくれた方は、イベント会場でメールアドレスを言っていただければ、増刊GM研が無料になります。

実際のところ、どの程度の部数が動くのか想像できません。100部というのが多いのか少ないのか、さっぱり分かりません。ド素人の私としては100部でもたいそうな事だと考えていますが、コミケ唯一のジャンルという独占商売なので、蓋を開けてみれば即完売という事態が起こらないとも限りません。ですので、どうしても確保したいという方は(いるのか?)メールでの予約をおすすめします。

通信販売や同人誌専門店での委託販売については、イベント終了後の在庫状況を見極めてから、再版を含めて検討したいと思います。

 

 2001/07/10 (火)  「太った?」

この1ヶ月で体重が5キロも増えてしまった。現在57キロ。体型標準にはまだ足りないくらいだが、この太り方は尋常ではない。いや、まぁ、思い当たる節はありすぎるくらいあるのだが…

最大の要因は、やはり同人誌製作による過剰なストレスにある。疲労回復の為にアイスクリームを毎日食べているし、しかもほとんど座ったまま。定期で日本橋に行けるようになったので、自転車にも乗らなくなった。筋トレは暑くてやる気がしない。最近はカップ麺に飽きてきて、割とまともな物を食べるようになった。アクエリアスは週に6リットル…

これでは太るのも当然である。へその下辺りに微妙に脂肪がついてきているのがハッキリと分かる。いかん!いかんぞ!このままではオヤジ街道まっしぐらではないか!ただでさえ不健康な生活をしているのだから、太って成人病まで誘発したら目も当てられない!

原稿が終わったら本格的にトレーニングを再開して、食生活も改善しよう。まぁ、特別なダイエットなんてしなくても、以前の生活サイクルに戻れば自然と体重は元に戻るだろう。そういう体質なんだから。

 

 2001/07/09 (月)  「繋がる歓び」

ここ数日、gmken.comのアクセス数が激増してる。昨日は過去最高の33ヒットを記録。今までは一日平均16ヒットだったので、単純に2倍に跳ね上がった計算である。一体何が起こったのか???

ページ閲覧数とリンク元アクセス数を解析してみると、特定ページの閲覧数が明らかに激増していることが判明した。それは、月刊GM研7月号の同人誌「トゥルーラブは世界いちぃぃぃ!2」のレビューである。見慣れないリンク元をたどってみると、そこはTLSファンの方が運営するHPの日記にリンクが張ってあった。しかも、そのHPは「トラいち」の作者:大神丈ノ助氏の公式HPに繋がっていたのです!

月刊GM研5月号のTLS3のレビューには閲覧数チェック機能を付けていなかったが、上記のリンクをたどってきたTLSファンの方は確実に閲覧しているだろう。果たして、生粋のTLSファン達に、私のレビューはどのように映ったのでしょうか?

その引き金となったリンクを張ってくれた「青の学園」の「しどら」氏は、私のTLS3レビューの意図を正確に理解してくれていました。レビュアー冥利に尽きますね。ただ、あまりにも正確に分析されていたので、書いた本人としては非常に照れくさいものがあります。

久しぶりに「リンクの意味」というものを思い知りました。リンクはただ単にページ同士が繋がっているということではなく、人と人の繋がりなのです。今回のケースのように、1本のリンクによって多数の読者を呼び込み、作者先生にまで繋がってしまうこともあるのです。リンク自体は単なる「道」ですが、その意味合いは「電話番号」に近い。「繋がっている」という歓び、それがリンクなのです。

7月14日のコミケカタログ発売以降、どれだけアクセス数が増えるか、今から楽しみです。

 

 2001/07/08 (日)  「臨界点突破!」

この週末はすべての中心が同人誌のデジタル処理だった。目が疲れたら仮眠を取り、体が痛くなったら体操し、ストレスが溜まったら日本橋で物欲爆発。室温34℃。クーラーはない。扇風機を強でフル回転させたところで、熱風をかき混ぜるだけ…いくら好きでやっている事とはいえ、さずがに辛い生活だった。

だが、それはもう、過去形で呼べるようになった。なぜなら、「開眼」してしまったからである。今までさんざん悩んでいたデジタル処理の技術的問題を「無視」することで、作業効率が一気に上がり、すでに最終工程となる台詞写植に入っている。土曜日の入稿には確実に間に合うだろう。

今まで悩んでいたのは、「デジタル処理でアナログのスクリーントーンの質感をいかにして出すか」だったが、ど素人の私にはそんな技術はないし、習得する時間もない。だから割り切って高度なことは一切やらないことにした。白黒の墨絵でも豊かな階調表現はできる。それに、もともと絵で勝負するような漫画ではない。そんなわけで、やっとゴールが見えてきました。

さぁ、あと5日間、ラストスパートに入りますよ!

 

 2001/07/07 (土)  「衝動との戦い」

1日16時間のデジタルペイント生活に早くもストレス大爆発! 気がついたら日本橋で大量の買い物をしてしまった。「Sofmap→とらのあな→わんだーらんど」という魅惑の「なんば黄金のトライアングル」によって、財布の残金はみるみる減っていく…ストレスって怖いですねえ。

その帰り道、ファミ通の広告に出ていた「サクラコレクション2001」が難波で開催されていることを思い出した。気楽に寄ってみるたら、案の定リトグラフ販売員に捕まってしまい、買う気も無いのに40分も粘られてしまった。げっそり。

私は絵を鑑賞するのは好きだ。だが、絵に資産的価値を見出す気が無いのである。本来ならば「悪・即・斬」とばかりに販売員の攻撃を拒絶するところだが、意外にもモノが良くて安かったので心揺らいでしまったのである。通常リトグラフというものは死ぬほど高い。天野喜孝クラスになると最低でも35万円、上は200万くらいする。だが、今回のサクラは15万円。これは学生や単なるゲームファンでも手が出ない価格ではない。5年ローンなら月3500円。私の資金力ならキャッシュでも買えてしまう。

だが、逡巡した上で結局、私は買わなかった。野々村真似の販売員さんの説明は非常に好感が持てたし、金銭面でも最高の条件だったと思う。だが、それでも買う気になれなかった。こんなにいい条件を出されて衝動が湧き起こらないのだから、よほど何かひっかかるものがあったのだろう。その場ではどうしても気持ちの整理がつかなかった。

今冷静になって考えてみると、これは私の物欲のメカニズムに原因があるようだ。まだ、完全に理論としてまとまっていないので書けないが、結構面白いものが書けるかも。ああ、早く同人誌原稿を終わらせねば!!!

 

 2001/07/06 (金)  「デジタル無間地獄」

塗っても塗っても終わらない、同人誌のデジタル処理に疲労困憊状態です。帰宅から寝るまで毎日5時間、延々とPhotshop… 下手すると下書きとペン入れよりも時間がかかっているかもしれない。

なぜこんなに時間がかかるのかというと、Photshop自体に慣れていないのと、ペン入れの際にデジタル処理に適した書き方をしていなかったためである。最大の失敗は、水性ペンを使用したため、消しゴムかけ後に線が薄くなっていまい、原稿のスキャニング時に十分な輝度レベルを得られなかったこと。これによって、細かいゴミをたくさん拾ってしまい、ホワイト修正に莫大な労力が必要になってしまった。

まぁ、「麦は踏まれて強くなる」という諺のとおり、この反省を次回に活かせばいい。いや、そう思わないとやっていられないのだが… ともかく、凄まじいストレスである。心身ともに疲労の極みにあるので、考えることといえば「入稿後に何をして遊ぶのか」ばかり。湯水のように浪費して、浴びるほどゲームをやってやる! FFX型5.1チャンネルスピーカもPS2用HDDも買ってやるぜ、げへへへ…

ああ、自己嫌悪(死)

 

 2001/07/05 (木)  「Pentium4 1.7GHz」

今仕事場で使っているマシンのスペックが凄過ぎる。最新のPentium4 1.7GHz! 雑誌ではあまり良い評判は聞かないCPUだが、その速さを実際に体感してみると明らかに速い!メモリも512MB搭載しているので、2回目以降の起動の速さがすばらしい!死ぬほど重いビジネスソフトもサクサク動く。この速さを一度体感してしまうと後には戻れないかも。

ただ、今はパソコンを買い換える時期ではない。狙い目は冬商戦。WindowsXPを標準搭載し、Pentium4 1.5GHzで、20万円前半…が各メーカーの主力商品になるだろう。ほとんど部品が使いまわせないので自作するかどうかはまだ未定だ。それに、現状の使用目的ならば必要なのはCPUパワーではなく、メモリにこそあるのだが…

 

 2001/07/04 (水)  「トルシエはひねくれ者?」

サッカー日本代表がユーゴスラビア代表に1−0で勝利し、キリンカップの優勝を決めた。だが、勝つには勝ったが非常にストレスの溜まる試合だった。稲本の攻め上がりは見事だったが、それ以降は攻撃の形がてんでバラバラ。主力を欠くユーゴ代表の精度の低いちぐはぐな攻撃に助けらての勝利である。

しかし、一番イラついたのが、パラグアイ帰りの広山をこのキリンカップで一度も使わなかったことである。わざわざ南米から召集しておいて、一度も使わないとは(怒)。キリンカップで一番楽しみにしていた選手だったので、その落胆は計り知れない。観客席からも広山コールが湧き起こっていたが、トルシエはそれを敢えて無視して、戦術的意味の無い交代を続けた。トルシエは広山が嫌いなのか?それとも、単なるひねくれ者なのか?

小野も森島もいなくなった後半のピッチは、もうサッカーと呼べるようなものではなかった。あんなものは単なる球蹴りである。今日はたまたま相手が日本以上にお粗末だったから、守っても勝てただけ。同じ闘い方がW杯でも通用すると思ったら大間違いである。勝っても文句をいわれるトルシエって…本当にカリスマないなぁ。

 

 2001/07/03 (火)  「塗れ塗れ塗れ!」

7月14日のコミケ原稿締め切りまで、残された作業時間は残り約50時間! もう迷っている暇は無い! とにかく塗るべし塗るべし塗るべし! 一番時間のかかるデジタルホワイト修正と、ベタ塗りと、塗りつぶし範囲の詳細定義の量産体制に入る。デジタルトーンの使い方はまだマスターしていないが、もう待っていられない。見切り発車で、できるとこからやり始めよう。

ああ、目が痛い…

 

 2001/07/02 (月)  「デジタル戦線以上あり?」

いよいよ最終工程デジタル加工に突入した同人誌製作だが、ここにきて足踏みが続いている。それは、初めてのデジタル加工がスムーズに進まないためである。HOWTO本にはやたらと簡単そうに書いてあるが、実際はとんでもなく難しい。特に、レイヤーの取り扱いが難しい。線が閉じていないと自動選択範囲ができないし、細かい汚れを取ったり、ドットレベルでホワイトかけていると…ああ、しんど。

まだ慣れていないとは言っても、まだ1枚も完成させられないとは…効率悪すぎ。素直に紙で作業した方が良かったかも?…だが、ここで引くわけにはいかない。今までの技術投資費を無駄にするわけにはいかないのだ!ここから先は技術よりも精神力の世界である。

やっぱりパソコンも同人誌も「ど根性」なのかぁ?

 

 2001/07/01 (日)  「宮村優子・松来未祐さん握手&サイン会」

ソフマップ大阪4号店で行われた「宮村優子・松来未祐さん握手会&サイン会」に参加。これはPS2用ゲーム「Missing Blue」の予約特典イベントであり、予約の上、当日先着100名に整理券を配付という非常に厳しい参加条件となっていた。

地下鉄の始発を待たずに自転車を飛ばして日本橋に到着したのが午前5時。だがすでにそこには30人もの大たわけ達が!(って、私もそのひとりなのだが…)。最近はどのイベントに行っても見知った馬鹿者がいるので非常に鬱陶しい。徹夜のハイテンションに酒が入って、近所迷惑な大声でしゃべりまくり。謙譲精神を知らぬオタクどもの傍若無人な立居振舞には困ったものである。

整理券が配布された8時半には定員100人が埋まっていた。イベント開始は11時。それまではマクド(関西風)ととらのあなで時間を潰す。と、そこで突然思いつたのが「差し入れ」。こういうサイン会には付き物の、ファンからの個人的な贈り物は、特別な場合を除いて禁止事項として明文化されることは無く、大抵喜ばれるものである。しかし、ありきたりの物を送ってもつならない…し、思いつきなので時間も無い。そこで、とらのあなで漫画(市販)「課長バカ一代」の1巻を2冊購入。店員にいぶかしがられながらも、それぞれ別々の袋に入れてもらう。

で、握手会&サイン会開始。…といっても、サインはすでに書き上げられたものを手渡すだけで、メインは握手会の方。ひとり頭30秒くらいで恐ろしくシステマティック。宮村優子(みやむー)さんは風聞とは違って落ち着いた感じのひとだったし、松来未祐さん(まったくデータが無い)は若手ピチピチのアイドル系声優という印象。私は長年のみやむーの歌に慣れ親しんだファンであり、、好みど真ん中ストライクな新人さんもいて…素で照れてしまった。

差し入れ(?)の方も無事手渡し成功。…ただ、とらのあなの袋で少々誤解を招いた可能性もある。中身は市販の漫画なんだけのねぇ。(ある意味、同人誌よりもマイナーかもしれないが…)。まぁ、島本和彦の世界を理解できるみやむーさんなら、このディープな面白さも理解できるだろう。松来未祐さんはデータが全く無いので見立て不能だったので、同じものを贈らせてもらったが…理解できない人にはゴミ箱行きかもね(汗)