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 2004/10/31 (日)  「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て(3)」

さて、このところ日記を賑やかせていた「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て」ですが、この週末を利用して一気に全クリア完了しました。プレー時間は28時間と短めながら、周回数に換算すると6周にも及んでしまいました。シナリオ的には2周すれば十分なのですが、21名の生徒全員の才能開花をコンプリートするためには、相当なやりこみが必要になります。誰かの才能を伸ばすことで新たな才能カードをゲットして、その才能カードを使ってさらに他の誰かの才能を伸ばしていく…これは一種の巨大なパズルのようなものです。しかも、ゲームの進行の主線を踏み外さない範囲の自由行動の中で才能開花に時間を使わなくてはならない、という難しさもあって、非常にゲーム的に面白い部分になっています。その点では、よく出来たゲームだと思います。

しかし…敢えて言おう。チュンソフトのサウンドノベルにいつも未来を見て来たファンとして、このゲームは物足りない!ものすごくチュンソフトらしからぬ、中途半端な作り込みのゲームなのだ!…と。自分が受け持った3年B組21名の生徒たち…しかし、実際にはそのうちの半分近くの生徒がエピソードの主役になることなく、悩みも夢も個性もよくわからないまま終わってしまったのです。学校の関係者にしても、最後まで何のためにそこにいたのか分からない人もいて…ものすごくもったいないと思う。どう贔屓目に見ても、体当たりでぶつかってきてくれて、共に悩んで問題を解決できた生徒の方が、すごく印象に残るんです。手が掛かる子供の方が可愛いとはよく言ったものですね…確かに、学校というものはそういうものなのかもしれない。クラスには目立たない子もいるし、問題行動を起こす柄じゃない子もいるだろう。でも、せめてゲームの中だけでも、生徒達には無限の可能性があるという希望を示して欲しかったと思う。ドラマチックでなくてもいい。エピソードの主役じゃなくてもいい。特別ではないただの一日をこそ描いて欲しかったと願うのは、贅沢すぎることなのでしょうか?

このレビューはかなり難航しそうです…

 

 2004/10/30 (土)  「秋葉原古物紀行」

昨日の日記で「静養に専念」と書いたばかりでしたが、今週末は古物同人誌専門のとらのあな3号店でハロウィンセールが行われていることを思い出したので、ちょっくら秋葉原に買出しへ…といっても、現在は一時的に仕事の都合で週3日秋葉原通勤をしているので、休日の買出しも特別でないただの通勤みたいなものなんですけどね。さて、105円本ワゴンで5冊買うと+2冊が無料になる3号店のセールは、季節毎くらいで定期的に行われているのですが、今回の理由付けになっているハロウィンは…日本人には馴染みがないお祭りなので、イマイチしっくりこないですね。まぁ、買う側にとってはセールの名称なんてどうでもいいんですけど。それでも、集客効果はバッチリだったみたいで、いつもの2倍に拡張された105円ワゴンコーナーには常連客が群がっていて、ここぞとばかりに大量購入している人も多く見受けられました。私もいつものように高性能過去作探知機能をフル稼働させて21冊買ってしまい、相当なうつけ者だと思っていましたが、中には、ダンボール2箱分はあろうかという冊数をレジに持っていくお客さんもいて…上には上がいるものですなぁ…

その後、サークル分けしてある5Fに移動。セールとは無縁のフロアなので混雑はほとんどなかったので、久しぶりにじっくりと全棚チェックをしていたら、出るわ出るわの大豊作。月末に入金されたばかりのGM研通信vol.2の書店委託分の売り上げの大部分を一瞬で遣い込んでしまいました。同人業界に利益を還元するにしてもほどがある!…と自分にツッコミを入れたところは山々ですが、心の栄養補給なくして創作活動は成り立ちません。芸の肥やしにすることで元を取る先行投資と考えれば、むしろ安いもの…なのか?

 

 2004/10/29 (金)  「再ダウン」

急に冷え込んできたためか、また風邪がぶり返してきました。関東での越冬は初めてなので、寒さの具合がイマイチ掴めていないのですが…そろそろコタツの準備をした方がよさそうですね。それにしても…最近は風邪薬の飲みすぎで、薬の効き目が弱くなっている気がします。服用の目安の2倍飲んでようやく安定するという状況はあまり好ましくないし、薬の効き目が切れると更に症状が悪化してしまいます。終いには職場に常備してある風邪薬が枯渇してしまったので、上司が病院でもらった鎮痛剤を分けてもらうと…とてつもなくよく効きました。薬局で市販しているカゼ薬では最早対応しきれないようですね。さりとて、今の私には病院に行く金もなし。今週末は大人しく自宅で静養することにしましょうかねぇ…

 

 2004/10/28 (木)  「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て(2)」

まず、これだけは確実に理解しておいて欲しいのは、このゲームの主役は金八先生ではなく、プレイヤーの分身となる新任の教師でもなく、3年B組の20名の生徒達です。生徒達が抱えている悩みを解決していくことがゲームの目的となります。しかし、ただ普通にドラマを見るようにしてゲームを進めて1周目をクリアしたところで、このゲームの本質には辿り着けません。なぜなら、1周目で問題を解決できる生徒は10名足らず。クラスの半分にしか過ぎません。でも、これはある意味すごいリアリティだと思いますよ。いかに少子化が進んでいるとはいえ、1クラス20名でも教師のケアは行き届かないという(苦笑)

しかし、だからこそゲームとしての構造を持ち込むことによって、ドラマは一度きりのものでなくすことができるのです。2周目では異なるエピソードが展開されて、今まで問題を解決できなかった生徒たちに触れることができるし、何周もしながらデータを引き継いで生徒達の才能を開花させていくこともできます。そして、シナリオでザッピングを駆使することによって、卒業式で20名の生徒全員の合唱による「仰げば尊し」を聞くこともできる。そのハードルの高さは、先生という仕事がいかに大変なものであるかを物語っているのかもしれない。きっと、このゲームをやり遂げた後に特別な気持ちになれるでしょう…(つづく)

 

 2004/10/27 (水)  「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て(1)」

さっそくですが、「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て」をクリアしました。1話1時間のペースでサクサク進むので、10時間もあればクリアすることはできます。でも、このゲームの面白さは1回クリアしただけでは3割も理解できないんじゃないんでしょうか? 私は金八先生世代ではないのでTVドラマは一度も観た事はありません。芸人さんのモノマネで演じられる金八先生と、説教くさい名場面だけが断片的な知識としてあるだけです。むしろマイナスのイメージしないと言っていい。ゆえに私は、クオリティに絶対の信頼を寄せているチュンソフトが、題材として金八先生を選んだことに、大きな戸惑いを覚えました。発売日に買わなかったし、中古で買ってからもしばらくやる気がしなかった。そんな時、ファミ通の浜村編集長のコラムで金八先生のレビューが掲載されていて、「なるほど」と深く頷いて、ようやくやる気になりました。とにかく1周目は我慢しよう。その先にきっと面白くしてくれる何かがあるはずだから…(つづく)

 

 2004/10/26 (火)  「・・・」

現在、「3年B組金八先生 伝説の教壇に立て」を絶賛攻略中につき、日記は手抜きです。詳しくは今週末に予定している正規レビューにて。

 

 2004/10/25 (月)  「ぬるい!」

録画しておいたアニメ版「げんしけん」の第3話を鑑賞…ちょうど初めてのコミフェス(コミケのこと)の場面だったのですが…ぬるい!ぬるいわぁぁぁぁっ!あの程度の生ぬるい描写でコミケ会場の熱気が伝わるものかっ!否否否!…まぁ、原作そのものはオタク文化を結構客観的に見ている部分も多いので、混雑や熱気の描写は抑え気味に描かれているわけですが、せっかくアニメ化して物語のコマ間(行間みたいなもの)を演出できる余地があるのに、そこにプラスアルファを引き出せないというのは…これじゃあ何ために、とらのあなが出資してアニメの製作委員会に加わっているのか判りません。「明るく楽しいオタク文化」というキレイ事だけで、この特殊な文化の魅力を伝えられるとでも思っているのでしょうか…

 

 2004/10/24 (日)  「そしてみーっつ!」

http://www.gmken.com/review/nerima.html
同人誌レビューに「東京冥途綺譚」を追加しました。創作系のレビューは付和雷堂さんの本に続いて2回目でしたが、サークル:練馬交通公社さんの本を知ったきっかけは、コミティアの会場で付和雷堂さんのお隣のサークルさんだったからであり、互いのファン層も重複している部分が多いと予想できるからこそ、書き方には色々と試行錯誤をしてみました。今回は週末の連戦で執筆時間が限られていたため完全に満足できる出来とは言えませんので、冬コミのvol.3発行時には改めて改訂させていただきます。

レビュー執筆の合間に、近所のスーパーに買出しに出かけてみると、野菜価格の高騰に仰天。レタス290円だとぉ?!いつもの相場が100円以下だったので、3倍近い値が付いています。これも台風の影響というやつでしょうか… そうそう、GM研通信vol.3の表紙の絵柄がほぼ決定しました。まだ秘密ですが、正直言って誰しも予想不可能なチョイスになると思いますよ。でも…描き手としては物量的に自殺行為とも言える案なんですけどねぇ…実はこれに絡んで、GM研ゲーム大賞にも異変が?誰もがFateとCLANNADの一騎打ちと思っていると思いますが、意外すぎる第3勢力が私の中で一気に台頭中。大逆転もあるやもよ?

 

 2004/10/23 (土)  「そしてふたーつ!」

http://www.gmken.com/review/fateif.html
同人誌レビューに「Fate/if」を追加しました。シリーズ最新刊を今日秋葉原に買出しに出かけて、帰宅後即読んでレビューの仮原稿に修正をかけるという荒業を使いましたし、また、シリーズの途中でレビューを書く事の難しさを再認識したレビューとなりました。あらすじを追うこととネタバレは同一の意味になってはいけないし、物語が完結していない以上結論を前提とした考察はできない。それはこれから入ってくる読者の想像力を奪ってしまうことになるし、作者様の構想と自由な発想を阻害してしまう懸念もあるため、レビュー内で結末の予測を立てることは敢えて伏せさせていただきました。物語が完結してから、改めて書き直しさせていただく機会をいただければ幸いです。

で、レビューを書き終えて安堵感いっぱいでトイレで小用をしている最中に、家屋が激しい横揺れに見舞われました。例の新潟地震の影響です。埼玉の震度は4でしたが、完璧に無防備な状態での地震だったので、かなり動揺してしまいましたよ。しかも、地震速報の影響でガンダムSEED DESTINYは番組途中で急遽放送を中断…もしかして私がSEEDを観ようとすると呪いでも発動するというのだろうか? 放送再開を期待して地震速報番組をつけていたら、新潟との中継先で記者が感知した余震が、数秒後に埼玉にまで伝わって来るというのは…リアルに怖かった。備えあれば憂いなし。今のうちに本棚の補強でもしておくとしましょう。

 

 2004/10/22 (金)  「不治の病?」

最近、体調がいいと思える日があった試しがないような気がする。周囲には「まだ風邪治らないの?」と心配されるやら不思議がられているが、これは風邪が「治っていない」のではなく、風邪を「何度も引いている」からなのです。3日風邪を引いていて、1日だけ治って、また3日風邪を引く。こんな調子ですから、ずっと風邪を引いているように見えるのも無理からぬことですが… その主要因として挙げられるのは激務での疲労によるものですが、それは今に始まったことではないので、実はあまり関係ないんですよ。それ以上に今問題になっているのは、おそらく昼食だと思う。今仕事上の都合で週3日は秋葉原通勤となっているのですが、秋葉原の職場には自分で作ってきた弁当を食べるようなスペースがないため、必然的に外食になってしまいます。でも、バランスを考えて定食を頼む金もないから、もっぱら牛丼などのジャンクフードで済ませてしまいます。疲れて家に帰ってからは手の込んだ料理を作る気になれないので、まともな栄養を摂取できる唯一の機会である昼食さえまともでなくなってしまえば…自然抵抗力が失われて風邪を引きやすい体質になってしまうのも必然と言える。解決策は2つ。食費をかけてでもまともな外食をするか、恥も外聞も無く会社で手作り弁当を食べる。うーん…困った。

 

 2004/10/21 (木)  「ネットワーク問題(解決編)」

いつぞやの日記で、「原因不明のネットの断線に見舞われている」と書きましたが、その後いろいろ手は尽くしました。セキュリティソフトの設定をあれこれ変えてみたり、WindowsXPの再インストールをしてみたり…唯一の手がかりは、YahooBBの50Mbpsサービスに自動アップグレードされた時期と、ネットワークが失調を来たすようになった時期がぴったりと重なるということのみ。そこで、ついに最終手段としてYahooBBサポートに電話してみることにしました。いくつかの症例報告のやりとりの後、リンクランプが安定せず消灯と点滅を繰り返す、このあたりが怪しいらしい。YahooBBサポートは集合住宅の電話回線に問題があるのでは?と言っていたが、その調べがついたところで住人権限でどうこうできる問題ではない。そこで、ADSLモデムの交換してみて様子をみたいと私から提案しました。で、翌日にはADSLモデムセットが到着して交換設置…しかし、問題は解決せず。さすがに諦めかけましたが、ダメ元で最新版のYahooBBモデムセッティングCDをインストールしてみると…なぜか直ってしまいました。どうやら、BBPhoneの番号設定をしていなかったことが原因だったようです。45Mbpsサービスの時はそれでも問題なく動いていたんだけどなぁ…勝手にアップグレードして、勝手にトラブルを押し付けて何とも思わないあたりが、宣伝費に1000億円もかけて、球団買収に2兆円なんて数字を引き合いに出せるYahooらしいといえばらしいのかも。

 

 2004/10/20 (水)  「まずはひとーつ!」

台風の接近にともない、奇跡的に定時で帰宅することができたので、同人誌「細川可南子がみてる」のレビューをアップいたしました。仕事がとにかく忙しくて「毎日が戦争状態」の私にとっては、1本のレビューを書くにしても「構想、初稿、清書」、この3段階で3日に分けなくてはなりません。そんな中、最終段階の清書にまとまった時間を投入できたので、レビューのクオリティはかなり高いものになったと自負しています。本そのものの内容というよりも、「その根底にある何か」を論旨の中核に据えているのは、GM研レビューではいつものことなので、あまり気にしないで下さいね。ちなみに、本書は本当に人気上昇中であり、書店筋では再入荷分も完売間近です。興味を持たれた方はお早めに確保に動くことをオススメします。

さて、次は中3日でもう1本…

 

 2004/10/19 (火)  「毎日が8月31日」

現在の心境は表題の通りです。さすがに宿題を抱え込み過ぎたかなぁ…と遠い目をしたくなりますが、1つずつ乗り越えていくしかないですね。でも、好きすぎて文章としてまとまらなくては意味が無いし、客観視できないレビューにも意味が無い。「好意の側面からの推薦文」として、誰が読んでもその作品に対して興味を持ってもらえるものでなくてはならない。矛盾さえも呑み込んで一歩先に突き抜ける痛快さを持ちつつ、地に足の着いた評価軸を感じさせる必要もある。なんとも矛盾した考え方ですが、そのどちらの要素を欠いてもレビューという行為は意味を失ってしまいます。数値化もできないし理論化もできないバランス。その存在をどうにかできる境地には程遠いけど、その存在を目標として意識できるようになっただけでも、大きな成長と言える…のかな?

 

 2004/10/18 (月)  「失敗は成功の母かもしれないが、失敗の父でもあると思うぞ」

公私ともに激務に追われていたため、次々と凡ミスを繰り返してしまいました。日本シリーズのせいで「ガンダムSEED DESTINY」を見逃し、「げんしけん」の放送時間をすっかり忘れてしまい、「きらきらアフロ」の予約録画に失敗…特に前者の新アニメは放送第2回目で早くも頓挫してしまい、やる気大幅ダウンです。もっとも、これらはDVDを買うなり職場の人間でパソコン録画してる人にデータを貸してもらったりすれば済む問題だが、バラエティ番組は通常二度と見ることはできませんからね…笑いでストレスを発散するはずが、逆にストレスを溜めてしまうとは…本末転倒ですな。

 

 2004/10/17 (日)  「自分を追い込むのもほどほどに」

金曜の夜から本格始動した冬コミ計画ですが、どうも私は自分を追い込みすぎるきらいがあるようです。本業で精神的にも肉体的にも疲弊しきっていて、睡魔の誘惑に挫けそうになる心を奮い立たせるには、どうしてもやらなくてはならない「宿題」を抱え込むしかありません。それも、尊敬する同人誌作家さんとの「約束」とあれば、信義の人の名に賭けて約束を果たさずにいられようか!いや、ない!(反語)

怒涛の勢いでレビューの執筆準備を整備しながら、まだどことは言えませんが更に1件の下交渉も開始しました。一日中パソコンの前に座っていたので休日は完璧に潰れてしまいましたが、しばらく遠ざかっていた創作活動の心地よい疲労感でいっぱいです。人は何かの犠牲なくして何も得ることはできない。それが時間であり寿命であるというなら喜んで差し出そう。そんなもので済むなら安いものですよ。時間を戻すことはできないけど、自ら前に進めることはできるのですから!

 

 2004/10/16 (土)  「始動!」

放送第2回にして、ガンダムSEED DESTINYを観逃しました。お、おのれ〜日本シリーズめっ!(芝村風に)抗議ひとつで50分近く試合を中断させるような締りの無い中継をしよってからに…TBSは横浜ベイスターズのオーナーのくせに、最下位脱出を掛けて最後の奇跡に挑んだ横浜の最終戦を中継するべきだったのではなかろうか!?

閑話休題。本日よりGM研は冬コミ発行の「GM研通信vol.3」の製作に向けて、修羅場モードに突入することにいたします。同人誌レビューを掲載するための作家さんへの許諾申請を一気に3件行い、今後のレビューを書くためのゲームスケジュールも表形式で作成。まだ内緒の特別企画のための選定と許諾の根回しのスケジューリングも作成。実際問題として冬コミに間に合うかどうかは微妙なラインです。平日はほとんど製作時間が確保できない現状のペースを考慮すると、すでに時間的な猶予はまったく残されていません。かといって、冬コミの当落通知が来てから製作を始めても絶対に間に合いませんからね。とにかくできるところまでやります。まずは、まったくもって数が足りない下半期のレビューをどうにかすることから始めなくては…でも、そのためには作品を自分の中で十分に消化する時間が必要であり…悶々としていても始まらないので、今はひたすら前進あるのみ!(製作の途中経過は、日記の中で随時お知らせいたします)

 

 2004/10/15 (金)  「冬コミ草案作成中」

本日は夜明けまでかけて、冬コミ草案の作成中につき、日記は手抜きでご容赦ください。にしても…これホンマにできるんかいな?という企画が目白押しですなぁ…当事者としてはついつい他人事に逃避したくなってしまいますが、もし実現できれば面白い本になりそうな予感。でも、最大の敵は時間ですね…

 

 2004/10/14 (木)  「HTMLエディタ変更」

GM研webサイトは100%タグ打ちで製作しているのですが、つい最近になって、長年使い続けてきたHTMLエディタを変更しました。これまでは、「HyperEdit」というシェアウェアのタグエディタを、シェアしないで5年間使っていました。(試用期間一ヶ月を過ぎても昔のバージョンだと、削除して再インストールしたらまた使える)。非常に使いやすくて高性能なタグエディタだから、毎月再インストールが必要で面倒でも使い続けてきたのですが、さすがに5年という歳月は重いですね。何気なく他のタグエディタを探していたら、フリーウェアでもっと自分の用途に合ったソフトをみつけました。「TTT Editor」というソフトで、タグ打ちでホームページを丸ごと作れるレベルの人にとっては、支援ソフトとして必要十分な機能を持っているし、細かくカスタマイズできるユーザービリティの高さもいい感じです。入力が楽になると、時間が無くてもつい試してみたくなるのが人情というもの。日記を書く時間もネタもないはずなのにねぇ…興味のある人は試してみてはいかがでしょう?

 

 2004/10/13 (水)  「・・・」

帰宅して夕食を終えたら深夜1時。明日も早いのでもう寝るしかありません。どうにもこうにも忙しすぎです。デビオは溜り放題。イベントで買い込んだ同人誌を読むこともままならず、日記をつけることさえままなりません。そんな中でも時間だけは残酷に過ぎていきます。そろそろ冬コミに向けて、GM研通信vol.3の企画立案をスタートさせなくてはならない時期に差し掛かっているのですが…どう考えてもネタが足りません。このままでは、全ページの9割以上を書き下ろしにする破目になりかねません。土日しかまともに製作時間が確保できない状況で、これは厳しすぎます。冬コミ合わせでやるのかやらないのか?数日以内にその決断を迫られることになりそうです…

 

 2004/10/12 (火)  「アドマチック天国:秋葉原編」

先週末にテレビ東京で放送された「出没アドマチック天国」で、秋葉原が題材として取り上げられたということでビデオに撮っておいた分を鑑賞してみる…なんだかツッコミどころが満載のランキングでしたね(笑)すでに撤退して久しいアソビットシティが紹介されているあたり、いつ収録したんだよ!という疑問が湧いてきました。それと、ある秋葉原常連オタクの日常を追った映像もありましたが、あの程度で「我こそはアキハバラ系」と名乗られてもなぁ…いや、ホンマモンのオタクの部屋は、テレビ的に放送できないのかもしれぬが。割と面白かったのは、あらゆる計測器を売っているお店。マイナスイオン測定器や、赤外線式の温度検知器など、無駄にハイテクな品揃えが笑いを誘います。ネタとして買うには値段が高すぎますけどね。同人誌については、「アニメ系」とひとくくりにして紹介される程度で、とらのあなの一号店がちらりと映ったくらいでした。やはりテレビ上で同人誌を取り扱うのは問題があるのだろうか? どうせなら、今も本格牛丼を喰える店「サンボ」とか、駅構内のタイル広告とか、マニアックな視点でのネタも欲しかったところです。でも、オタク文化に対して興味本位で偏見に満ちた報道をする大多数のマスコミに比べれば、非常に好意的で客観的な分析がなされた良い番組だったと思いますよ。ランキングの順位にはまったく意味はありませんけど(笑)

 

 2004/10/11 (月)  「通勤のお供」

しばらくゲームレビューから遠ざかっていましたが、今は通勤時間にもできるゲームボーイの「ファイアーエムブレム聖魔の光石」の攻略を進めています。現在第5章。初めての闘技場があるマップで、ちまちまとユニットを鍛え上げる日々が続いています。やっていることは従来のFEとまったく同じなんですが、なぜでしょう?まったく飽きませんねぇ…1人でも死ねば積み上げてきた数百ターンが水泡に帰すという緊張感があるから、単純作業でも油断はできません。ユニットを鍛えるといよりは、むしろプレイヤーの精神力を鍛える作業のような気もします。このFEの新作をやりはじめてからというもの、通勤時間が短く感じられてしょうがありません。むしろ通勤時間が足りないくらいです(笑) しかし、いくら携帯用ゲーム機とはいえ、駅まで向かう徒歩の最中は遊べないので、この間の時間がすごくもったいないと思う。携帯音楽メディアと同じように、歩行中でも構わずゲームを遊べるようなハードを発明できれば、携帯ゲーム機の常識が覆されるほどのインパクトがあると思うのですが…どうだろう? メガネのレンズにメカを仕込んで、網膜に直接照射するタイプとか…(かつて、鈴木みそ先生のマンガにそんなネタがあったような気もする。未来のテクノロジーって、人間の想像力ほどには意外と進歩していないのかも?)

 

 2004/10/10 (日)  「10月のロザリオ」

本日は、大田区産業プラザPioで開催された、マリア様がみてるオンリー即売会「10月のロザリオ」に一般参加してきました。蒲田のPioに来るのは久しぶりだったので、ついつい都産貿と間違えて浜松町で下車しかけてしまいましたよ(冷汗)。カタログには「朝9時以前の来場禁止」の旨が記載されていたので、9時ちょい過ぎに会場に着いてみると…あれれ?それらしき人だかりはあるものの、列らしい列がまったく形成されていません。どうなることやらとウロウロしていたら、10分ほどしてようやくスタッフさんが列の誘導を開始。いつからいたのか分からない先着組の参加者たちも、驚くほど従順に粛々と列形成の指示に従っていました。さすがはマリみて読者だけあって、紳士淑女(?)の皆様のようですな。

10時半頃になって、2階小展示ホール前に列移動。開場前の総数は目視で300人ちょいといったところでしょうか?同時開催イベント(ぷにケット)との相乗り効果はあまり期待できない120SP規模の中堅オンリーイベントとしては、狭いPioの小展示ホールの規模も考慮すると、多すぎず少なすぎずちょどいい感じだと思います。もっとも、開場してみたらそんな悠長な分析は無意味になるほど、局所的には壮絶な混雑に見舞われたわけですが…

11時に一般開場が開始。まずは友人からの頼まれ物のあったサークルさんから回ろうと思っていたら、「Princess AYA」さんと「鉄棒少年」さんに凄まじい行列が!(会場比)コピー本とか書店委託予定の無い本だと、こうもリアクションが違うものなのですね…他の外周超大手の方が攻略優先度が上がってしまうレヴォとかコミケなどの大イベントでは、これらの中堅どころに開幕ラッシュがかかるなんて、まずありえない光景でしょうね。今日は同時開催のない(ないに等しい)イベントなので、参加者の目的は100%マリみて。当然ながら個人の好みの幅も限定されて、人気の集まるサークルは自ずと絞られてくるというものです。この手のオンリーイベントの勝負は、開場から30分以内だと考えるべきでしょう。

上記の2サークルに加えて、しづきみちるさんの「美術部」で「細川可南子がみてる2(準備号)」も無事に確保できました。このコピー本も開場から40分そこそこで瞬殺完売。公式の新刊「特別でないただの一日」の影響なのか、可南子人気は地味だけど上昇傾向にあるようですね。完売してからも、足を止めて1冊残った見本誌をじっくりと読みふける参加者の姿も何度となく見受けられ、「祐巳の妹は可南子説」を唱え続けてきた者としては嬉しい限りです。ここ数日の体調不良によってお腹を下してしまい、この後頻繁にトイレに往復することになり、しづきさんにご挨拶してスケブをお願いするタイミング逸してしまったのが心残りでしたが…思いがけず、作りかけのグッズ(可南子しおり)を頂いてしまいました。冬のオフセット版「2」を楽しみにお待ちしております!

「GM研通信vol.2」の書き下ろし企画「同人誌即売会の歩き方」の中には、「オンリーイベントほどスケブの成功率が高い」と書いていましたが、実際にはオンリーイベントではスケブの競争率も上がる、ということも要素のひとつに加えておく必要がありそうです。サークル要員が少ない場合であると、落ち着いてスケブを描ける時間が限られてしまいますし、「新刊がないならスケブを頼むチャンスだ」と同じように考える参加者も増えますからね。成功率は高くなるけど、競争率も高くなる。この法則は知っておいて損はないかも?

体調不良もあってアフターイベントまで居残ることは断念したので、その分のレポートを書けないのがなんとも残念でしたが…本日の戦果は21冊でした。コピー本が多かったので総額は1万円以内でしたが、いくつか楽しみな新規発掘もできて収穫の大きなイベントになりました。でも、まだレヴォで買い込んだ本を全部読んでいない状態というのが情けない…なんとか時間を作って、この中から才能を押し上げたいものです…

 

 2004/10/09 (土)  「秋の新アニメ(予選)」

秋の新アニメもほぼ出揃ったことだし、ここらでファーストインプレッションの鑑感をまとめて、予選落ちの作品を決めてしまおうと思います。全部のアニメをチェックするような時間の余裕はありませんので…(ちなみに、衛星系のアニメは受信できないので評価の対象外とさせていただきます)

「月詠」
コミックガムで連載中の原作の昔からのファンとしては、今回のアニメ化には期待もしていましたが、それ以上に不安も大きかったのですが…悪い方の予感が的中してしまいました。まず、「ねこみみモード」というフレーズを延々と繰り返すだけのOP主題歌を聴いた時点で閉口。怒る気力も湧かないほど底なしに脱力してしまいました。あーいやー…確かにあのマンガは萌えの要素が強いマンガではあるけど、何もここまでバカなことをやらんでもええやん…(しかも、原作をよく知りもしない秋葉原系の連中からは「面白い」などと支持されているという歪んだ現実が、私を更に鬱にさせる) → 予選落ち

「スクールランブル」
やたらと豪華な声優陣で、アニメ化発表当初から期待度が高かったスクランでしたが、昨今の「萌え系アニ=深夜枠」という常識を覆し、夕方18時枠で放送される異例の大抜擢。さて、気になるその内容は…悪くないですね。30分枠のアニメには珍しく3本立てにしてあって、ショートコントのような原作のノリと、ネタに足したり引いたりしていない製作姿勢に好感が持てます。作画は初めから安定しているけど、欲を言えば演出効果にもうちょっと頑張って欲しいところ。OPを見る限り、第6巻くらいまでのネタが収録されるようなので、もしや2クール確定なのか?来週も期待しよう。ただし、堀江由衣のあのネタに走りすぎたOP曲がどう考えてもダメだと思う。OPは早送りして二度と見ないようにしますが、そのくらいは我慢しましょう… → 予選突破

「双恋」
何組もの双子の姉妹から好かれまくる、メディアワークスお得意のモテモテゲームのアニメ版。でも、ゲーム版の発売は延期されていたりしますが(苦笑)。アニメ版のシスプリよりはマシ…なのかな?という気もしますが、ヒロインルート分岐型のギャルゲーをアニメで見ることに無理があり、見る側は何をもって楽しめばいいのか全く分かりませんなぁ… → 予選落ち

「ジパング」
かわぐちかいじマニア=軍艦マニアには辛抱たまらないアニメですね。モーニングの連載は面倒になって途中で読まなくなってしまったので、いい機会なのでアニメで補完させていただくことにします。でも、どうせならアメリカ大統領選挙に合わせて「イーグル」の方をやってくれた方が面白かったんだけど…  → 予選突破

「下級生2」
あいたた…またやってくれやがりましたねKSS!よくもまぁ、こんなレベルのお話を放送できるものだと製作者の良心を疑いたくなってしまいました。無駄かつ無意味な演出。随所に見られる作画の急落。驚くほど中身のない30分を過ごさせていただきました。唯一の見所はEDテーマ曲くらいのもので…私はゲーム版をやっていないのでファン心理としてどうなのかは判りかねますが、少なくとも1%たりともゲームに興味を抱かせるようなアニメじゃないですよ。 → 問答無用で予選落ち

「ガンダムSEED DESTINY」
深夜アニメばかりみていると、いかにガンダムがアニメとして出来がいいのか分かりますなぁ…私もSEEDは嫌いじゃなかったですし、未来への道筋をつけただけで終わってしまったSEEDの消化不良感を解消してくれる正統続編として、十分に楽しめそうな予感がします。まぁ、新ガンダムの「インパルス」の空中ドッキング方式には有効性の疑問が無い訳ではありませんが…今は多くを語らず、視聴者として放送を素直に楽しむことにしましょう。  → 予選通過

予選を通過できたのは現時点で3本ですか…「げんしけん」は10日の深夜から、「ブラックジャック」は11日月曜からなので、この2本については後日、追って評価することにいたしましょう。(こうして季節毎に短命のアニメの評価をしていると、長寿アニメというものがいかによく出来たモノなのかが良く分かりますね…「ケロロ軍曹」とか「ONE PIECE」とか…)

 

 2004/10/08 (金)  「慰労会」

本日は会社の繁忙期慰労会に出席。ここぞとばかりに弾けて食べまくる&飲みまくるアルバイト諸君を眺めながら、「あー若いっていいなぁ」と思うようになったのは、年を取った証拠なのかな? 私は自分のお金で酒を飲まない(宴席でしか酒を飲まない)人なので、ほぼ2ヶ月ぶりの飲酒だったのですが、地味に結構な量を飲んでたのに全く酔いませんでした。そもそも、酒量の限界に達したことさえないので、酩酊状態がどんなものなのか理解できないんですよ。いくら飲んでも顔色がまったく変わらないし、性格も変わらないので、客観的に分析すると飲ませ甲斐がない酒飲みなのでしょう。まぁ、今の私は酒よりも栄養補給の方がメインなので、率先して酒をガバガバ飲もうとは思いませんけどね。アルバイトが言いたいことを言える環境を作るのは私たち社員の仕事だけど、それはアルバイトの輪の中に自ら入って羽目を外すことではないと思う。ヒトには向き不向きというものがあるし、誰もが主役として出張る必要もないと思う。地味でも裏方として貢献している人を見つけて正当な評価を与えられる人も必要だと思う。そういう割り切り方ができるからこそ、この職場は強いんだと思う。中央のプライド意識だけに凝り固まった本社には絶対に出来ないことだ。その中で自分できることは何か…なんとなく見えてきた気がします。

 

 2004/10/06 (水)  「生存報告」

レヴォ以来、日記が止まったままになっていましたが、とりあえず生きてますよ〜 でも、確実に限界は近づいています。これは自慢でもなんでなく、私ほどの覚悟がある人間でなければ、これほどの責任とストレスと物量の仕事には、決して耐えられないでしょうね…「同人が文化産業に成れるか否か、興亡の一戦ここにあり!」この決意だけがギリギリの限界で踏みとどまらせてくれています。なんとか私が倒れる前に、次代への道筋だけは示しておきたいものです…

 

 2004/10/03 (日)  「コミックレヴォリューション36」

本日は、池袋サンシャインシティで開催された同人誌即売会「コミックレヴォリューション36」に一般参加してきました。昨夜のうちにサークル情報をネットで調べて、荷物もいつものフル装備で準備万端…のはずだったのですが…朝6時に目覚ましで起こされて、誤算その1。昨日の休日出勤が響いて睡眠時間はたったの4時間。本能が起きることを拒否していやがります。誤算その2。寝起きの耳に入ってきたのは冷たい秋時雨の音。iモードで天気予報を確認すると、この雨は終日止むことはないらしい。テンションはこれ以上ないほど下がりきっていました。とはいえ、束の間の奇跡の時間(日曜日が公休日のシフト)を過ごしている身にとっては、甘美なる二度寝の誘惑に負けてしまうわけには行きません。強引に起床して雨対策を追加したリュックを担いで、いざ出陣!

朝7時、池袋サンシャインシティに到着。ほんの2週間前にサンクリで訪れたばかりでしたが、やはりサンクリとレヴォとでは規模が違いますね。サンクリの推定参加者総数は2万前後、レヴォの場合は少なく見積もって3万人以上の規模になります。しかも今日は降り続く雨の影響で皆傘を差しているため、ますます多く感じてしまいます。ちなみに、レヴォでは徹夜・早朝来場者に対するペナルティが課される(こともある)ので、常識的な時間帯に来場するように気をつけましょう。(この手の注意書きは様々なイベントでされていますが、判断基準はまちまちです。共通の目安としては、「カタログ販売開始時間」以降に並べば、まず間違いなく安全圏と言えるでしょう)

私の本日の第一攻撃目標は「赤の間」です。池袋レヴォでは、4館を色分けして毎回ネーミングを変えているのですが、今回の「コンビニ命名」はセンスに疑問があるので、単純に色名で形容させていただきます。赤の間といえば、key、Leaf、TYPE-MOONジャンルが集結する最大の激戦区となります。おそらく人数面ではエロ中心の「緑の間」も引けを取らないと思いますが、18禁同人の世界に疎すぎる私には縁のない世界なのでデータがありません。さて、そんな激戦区の赤の間ですが、案の定朝7時の時点で、一般待機列はかなり後方のポジションになってしまいました。しかし、これが思わぬ幸運を呼び込むことになりました。上手い具合に屋根のある通路で列が固定されたため、その後開場までの3時間半を雨に打たれて耐え忍ぶ破目にならずにすんだのです。それもこれも、ルールを守ってまともな時間に来場した正直者に対する天からの好配だと思っておきましょう。

雨の直撃は回避されたものの、この日の雨の冷たさは強烈でした。時間を追うほどに体温を奪われてゆき、飯を食う金を惜しんでも本を買うほどの私でさえ、たまらずコンビニで温かい紅茶と肉まんを買い求めてしまうほどでしたから…さりとて、天気に毒づいていても雨がやむわけでもないので、この時間を有意義に過ごす手段を講じることにしましょう。リュックから取り出だしたるは、マリみて最新刊「特別でないただの一日」。金曜の発売日に買ったものの、今まで忙しさから来る疲労で読む気になれなかったのです。終電で文庫本を読みながら目を潤ませるサラリーマン、なんて想像するだけでも嫌ですから。一気に読み終えた感想は…まだ日も浅いのでネタバレ防止のため詳しくは書けませんけど、ひとことだけ。やっと可南子も瞳子と同じ妹レースのスタート地点に立てたかな、という印象です。詳しくは後日。

そんなこんなで、10時30分、一般開場!…といっても、雨音が激しくて赤の間からも遠く離れていたので、開場の拍手させ聞こえません。列の進み方もゆっくりで、ようやく赤の間の入り口に辿り着いたのは10時45分。会場内はすでに戦場と化してしました。ただでさえ狭い会場で汗臭いオタ過多だというのに、今日は雨に濡れた傘が持ち込まれて湿気がとんでもないことになってます。ここはひとつ、さっさとミッションを完遂して他の館に移動しなくては…まずは、「ゆ〜のす通信」さんの実験作コピー本「超阿倍館1」をゲット。続いて「美月亭」のコピー本…詳細を書いていったらキリがないので以下は割愛しますが、コピー本→書店委託で買えないサークル→特にお気に入りのサークル、この順番で巡回することにしています。どのサークルはどれだけの混み方が予想されるのか?サークル人気の傾向は?今回の新刊の出来の予測は?…その他、経験則に基づくあらゆるデータを基に設計したルートは、単独個人戦闘のお手本として一見の価値があるかも。

赤の間の攻略をわずか15分で完了させて、マリみてを中心とした黄色の間に移動。お目当てはもちろん、しづきみちるさんの「美術部」の細川可南子本です。「祐巳の妹は可南子説」を唱えてきた者としても、夏コミで先行コピー本を買い逃したこともあって、今回のオフセット化をとても楽しみにしていたのです。相変わらず世間的には可南子中心の同人誌はほとんどありませんけど…オフィシャル最新刊の効果で可南子ファンが増えてくれる…かな?

さて、ここしばらくのイベント参加ですっかり定着してしまったスケブですが、さすがにレヴォクラスの大イベントでは厳しいかなぁ…と思い、スケブを家に置いてこようかとも考えていました。レヴォではサークルチケットが2枚だし、新刊を出していて対面販売に注力したいというサークルさんも多いですからね。でも、一応ダメ元でかねてからのファンの作家さんにお願いしてみることにしました。しづきみちるさんには可南子を、綾野貴一さんにはKanonの香里を。お二方とも、所用のためイベントを早上がりしなくてはならない状況で、貴重な時間を割いて描いて下さって…ファンとしてこれ以上に嬉しいことはありませぬ!これからも微力ながら応援させていただきます!

スケブを受け取って、全館の総なし流しを終えてもまだ1時半でした。作戦達成率は96.1%。買い逃したコピー本は2冊のみでした。体ひとつの個人戦闘である以上、どうしてもカバーしきれない部分が出てしまいます。何しろ、指名買いのサークルだけで200を越え、動向を見守っているサークルは1000を越え、さらに新規開拓にも目を光らせているわけですから。ハッキリ言って、その道のプロである書店委託の営業担当だってそこまでやりませんよ(笑)。でも、私が勝手に心の師匠と仰ぐイワえもんに比べれば、まだまだヒヨッコです。この奇跡の時間がいつまで続くか

最後に、一番気になったことをひとつ。次回参加申し込み書の表紙に書いてあった「FINAL」の意味とは何なのか?池袋開催が最後という意味なのか?それとも、レヴォそのものがなくなってしまうのか?公式にはなんの説明もなかったので、真意のほどは分かりませんが…コミケに次ぐ巨大イベントの行方は、同人界に大きな波紋を呼ぶ…かも?(思い切ってスタッフさんに聞いてみれば良かったなぁ…悶々)

 

 2004/10/02 (土)  「むきゅー」

本日は理由(わけ)あって出勤です。でも、理由ありなのでタイムカードは切りません。冷静に考えると、これってつまり「無断出勤」ってやつでしょうか?(笑)いや、笑っている場合ではないのですが…前向きに考えないと、疲弊しきった肉体と精神が破綻しかねないので…

「パワプロ11」のレビューはまたしても延期です。申し訳ない…

 

 2004/10/01 (金)  「オレ流中日の優勝」

毎年優勝争いに喰い込んで来る強豪チームという印象があるのに、意外にも優勝は5年ぶりだったんですね。就任当初は球団側の戦力補強の申し出を拒否して、キャンプ初日に紅白戦を行い、川崎投手を開幕投手に指名するなど、単なる奇策だと言われていたオレ流采配でしたが、その実態は、野球の原点に帰って選手の気持ちを汲むというものだった…ひねくれ者とまで言われた弧高の天才が、現役時代にも見せなかった満面の笑み…名古屋方面の皆様、誠におめでとうございます。

でも、関東では優勝セールの恩恵に与れる系列のお店が身近にないのが玉にキズですが…