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ソフマップザウルスで、予約していた「プリンセスホリデー」を購入していると、レジ前の貼り紙に目が行きました。「D→Aキャンペーン!「Lの季節」もしくは「MissingBlue」を購入の方に、テレカをプレゼント」。渡辺あきおファンの私としてはどうしても押さえておきたい絵柄だったので、まだ持っていなかった「Lの季節」のベスト版を購入してテレカをゲット。嬉しい誤算だったけど、確実に財布は軽くなっていくんだよなぁ… 日本橋の謎の定食屋「ちょいめしあさちゃん」の店頭に、またしてもネタに走った休業予告が掲示されていました。『6/5(木)、「その後の北の国から」の撮影のため、休んでやるぅぅぅ!あ〜あ〜ああああ〜』…ここまで面白ろいことをやられては、私も黙ってはいられません。意を決して入店。入店してまず目に入ったのが、定食屋に似つかわしくない巨大なプラズマテレビと、壁一面に並んだビデオ。カウンター席でメニューをもらったけど、やけくそなくらいメニューが充実している。ダシ巻きなどのトッピングも豊富だし、ご飯盛りも中盛り(+50円)、大盛り(+100円)、特盛り(+200円)と選択肢がある。「丼モノで+盛りを残したら罰金!失礼だ!」と書いてあったりもしますが。とりあえず、評判のカレーライスの大盛りを注文してみたけど…出てきたのは、ヤセの大喰いを自認する私も思わず目を剥く、巨大な皿と山盛りのご飯…勢いでかっこむが、ペース配分を誤って、途中でカレールーが切れてしまい、最後はソースをかけてご飯をかっ込む破目に…なんとか完食。あ、量のインパクトで味について書くのを忘れていたけど、かなり美味しかったですよ。牛肉は少なめで具が融けきったいわゆる「家庭カレー」なのでビックリする様な味ではないけど、安心できる落ち着ける味ですね。これで450円(大盛りでも550円)は安い!定食も豊富なので、毎日でも通いたくなるオススメのお店になりそうです。    2003/05/30 (金)  「To Heart2」最初はネットによくある冗談だと思っていたけど、本気だったんですね。オフィシャルHPにも情報を出さないで、いきなりファミ通の広告で発表ですか…Leafオールキャストで、2004年春PS2で発売予定(あくまで予定)。詳しくは明日発行の週刊GM研の中で考察しますが、その下書きを日記でやっておくことにします。いきなりコンシューマ(家庭用)からスタートするというのは、狙いとしては悪くないと思います。あのゲームは元々、とってつけたようなエロシーンしかないし、あの原画さんのエロ画は決して上手いとも思いませんしね(問題発言)。それに、PCギャルゲーユーザーからは、Leafブランドは完璧に信用を失っているしねぇ…(バグだらけのDC版「こみパ」で悪評を買いまくったアクアプラスブランド(Laefの家庭用ブランド)も似たようなものですけど…) あ、最初に断っておきますが、私はLeaf信者ではありませんよ。「To Heart」は名作だとは思いますが、それはもう過去の話であり、いつまでも崇め奉るものではない。かつてリアルタイムで「To Heart」を経験した信者は、この続編製作発表を歓迎するだろうけど、結局、Leafは自分で作った「To Heart」を超えるオリジナルを作れなかったから過去のネームバリューに頼らざるを得なかったわけであり…それが、自由なフィールドのPCギャルゲーのトップブランドが取るべき企業姿勢なのか、というと、大いに疑問があります。 同人界では、Leafは完全に神格化されてしまっているけど、その対象は未だに「To Heart」などの過去の栄光ばかりであり、近年の作品は見向きもされていないのが実情です。私はレビュアーとして、この駄作と死屍累々の果てに、いつかもう一発当ててくれるだろうと期待していたわけですが、潰れない程度に信者が買い支えてくれるという甘ったれたビジネスモデルしか設計できないマイナーメジャーには無理な注文だったみたいですね。その手の信者なら「To Heart2」のスタッフ表を見ただけで小躍りするんでしょうけど、ビックネームだけ揃えればいいゲームが出来るなら誰も苦労しません。原画とシナリオだけじゃなくて、もう少しマシなプログラマを使って、もう少しまともな開発進行管理をして下さい。(※某読売巨人軍と同じ論理ですな)    2003/05/29 (木)  「御礼と先行き不透明」エニシング大神さんのご好意で録画してもらった「ガンダムSEED 第32話「約束の地へ」」のテープが届きました。さっそく鑑賞…すでに関西圏では33話が放映済みなので、前後関係から32話の内容はある程度予想できたわけだけど、うーん、予想通りというかなんというか…33話冒頭の数秒のダイジェストの部分だけで、30分アニメ1話分を振り返ることが可能というのは、このアニメがいかに中身の薄い内容なのかを如術に物語っているような気がします。結局、キラが助かった理由も、こんな短期間でザフトの本拠地に移動できたことも、なーんにも説明なかったし、シャワーシーンも意味不明。唯一の救いは、メガネ君(サイ)のちょっとだけいい場面が見れたくらいですが…大神さんには、お礼と言っては何ですが、月4日しか働かない男:やしきたかじんの「たかじん1MAN」「たかじん胸いっぱい」ほか、小倉優子が出演している「1、2、駐在さんダァ」などなど、関西ローカル番組を収録したテープをお返ししたいと思います。6時間分収録するのに時間が掛かるため気長にお待ちくださいませ。※同封いただいたアレでナニなものについては、オフレコなので書けませんけど、ぜひ後学のため時間を作って遊んでみようと思います。 閑話休題 しばらく音沙汰の無かった「ファイアーエムブレム 烈火の剣」ですが、ようやく第28章「勇者ローラン」まで到達しました。攻略掲示板によるとあと7マップですが、どうやらこのゲーム、そこで簡単には終わらせてくれないみたいです。2周目に突入すると主人公がエリウッドからヘクトルに変わり、物語は大筋では同じだけど、一味違った展開が楽しめるようだ。物語を別の角度から補完する形になっているようなので、これをコンプリートせずにレビューを書くわけにもいかないし…でも、プレー時間が単純に倍になるのは、TLD製作によって私的ゲームに時間の取れない現状では厳しいものがある…それに、膨大な量になる支援会話のパターンから名台詞をチョイスするのも難しいし…はてさて、あと何日かかることやら…    2003/05/28 (水)  「完封とゴルゴ」NTTから電話代の請求書が届く。今月は1680円…つまり、基本料金のみで通話料ゼロ円!携帯電話とメールで連絡は事足りるので、固定電話で通話する事はほとんどないとはいえ、先月は郵便物の再配達さえも1件もなかったし。これじゃあNTTが儲からんのも無理からぬことですな(まぁ、私は未だに8MBのYahoo!BBだし、BBフォンも基本料金分さえも使わないから契約してない電話嫌いものぐさ者なので、サンプルとしては不適切かもしれませんけど)。「所さんのジツワ銀行」で紹介された、東進ブックスの「古文単語ゴロ513(ゴロゴサーティーン)」に大爆笑。ゴルゴ13と語呂合わせを掛けた古文単語の参考書で、すさまじいインパクトです。アマゾンで調べてみたらちゃんと市販されている本なので、一応さいとうプロの許可は取っていると思われます。でも、中身はゴルゴにはまったく関係ないようですが(笑)「人気声優(+板野)の吹込みCD付き」という売り文句が非情に気になりますが…    2003/05/27 (火)  「TLD進捗報告(11)」今週は、日記データの12月分と1月20日分までを書き上げました。これで日記データの残りはいよいよ1ヵ月分を切りましたが、ここから先は恋する乙女パワー全開で日記が埋め尽くされてしまうので、書いてる私の脳味噌の疲弊とエネルギーの消耗も激しくなります。集中力も文書の切れ味も徐々に無くなって…だめだだめだだめだ!(スパタ齋藤風) そこで、恋する乙女パワーを補給するため、柊あおい作品を読み直す事に。TLDの根底にある恋愛観は、少女漫画によるところが極めて大きいのですが、その中でも私が一番好きなのが柊あおい作品なのです(登場人物の名前を見れば一目瞭然ですね)。ひさしぶりに読んだら面白くて、ついつい時間を忘れて読み耽ってしまいました。 そう、柊あおい作品のように、誰もが心から祝福できるラストシーンを描くために、今はこの辛いシーンを描かなくてはいけないだ…2月14日バレンタインデーに両親からヒロインに告げられる、転校という非情な現実と、幼い恋の終わりを…    2003/05/26 (月)  「鳥獣GIGA」「女難の相」とか「水難の相」とかは良く聞くけど、「鳥難の相」というのはあまり聞いたことが無い。でも、私が現在住んでいる家は、まさに鳥難の相が出ているとしか思えないほど、鳥関係のトラブルに悩まされています。入居した当時からベランダは鳩に占拠されていて糞だらけ。ビルの管理会社が防鳩ネットを張ってくれたけど、網目が細かすぎて鳩の足が絡まってしまい大漁状態に(苦笑)数年後、今度は目の粗い網を張ってくれたけど、今度はどこかに隙間があったらしく、網の中に鳩が侵入。しかも、侵入したはいいけど出られなくなるという最悪の事態に。ついにお隣さんは鳥害を苦に(?)引越ししてしまいました。でも、しばらく放っておくと、いつの間にか鳩はいなくなっていました。ベランダはまた糞だらけになってしまい、洗濯物はいまだに室内干しのまんまですけど… 鳥害はまだ終わらない。朝、玄関から出ようとすると、いつもバサバサーと小さな鳥が逃げていく。見上げると、換気扇の排気口の蓋がなくなっていた。いや、こんな所普段は見ないから、最初からあったかどうかなんて覚えてないんだけど…帰宅すると、換気口の下にやたらと藁が落ちている。まずい!どうやら、あの鳥は本気でここで巣作りを始める気らしい。せめてもの抵抗として、換気扇を1日中回しっぱなしにしてみたが、藁を排出することはできても、鳥はお構いなしに換気口に侵入してくる…ビルの管理会社に連絡しても、そんな部品は簡単には用意できないらしい。 そこで、自力でどうにかすることに決定。100円ショップで台所の鍋置きに使う網を買って来て、換気口にガムテープで貼り付ける事に。サイズもぴったりで、換気口の内側に粘着させているので、ちょっとくらいの強風や鳥の突撃でもびくともしない。贅沢しなくてもいいんだよ、自分で作ればオリジナル、ここから始めよう、ビバ純生(って、それはビールのCMや!)設置直後は帰巣本能で帰ってきた鳥がうるさく抗議していたが、3歩歩けば忘れる鳥頭なので翌日からはすっかりみかけなくなりました。 このままめでたしめでたし、となって欲しいものだが…すると、実家から電話が。「犬を飼う事になった」…はい?流行のチワワや室内犬じゃなくて、昔かたぎの柴犬を選ぶあたりが堅物の父らしいと言えば父らしいんだけど…もし私に相談があったとしたら、間違いなく「忠吉さんかヤママヤーなら可」と答えただろうけど。生後2ヶ月の柴犬を買ったらしいのでよくなついてくれるだろうし、子供の手が離れた老夫婦にはいい家族になってくれるだろう。でも、私は帰省のたびに「知らない人だ!」と吼えられるんだろうなぁ…    2003/05/25 (日)  「関西コミティア22」「Escape Power」の二木(ふたつぎ)さんに触発されて、同人読者暦満3年にして初めて、創作系同人誌即売会「関西コミティア」に参加してきました。なぜ私がコミティアに縁がなかったかというと、それは、私が基本的にまずジャンルをもとに即売会やショップで新規開拓をして、そこからサークルのファンになって、その作家が好きになるものにジャンルを広げていく、というスタイルを取っていたからです。そのため、ジャンル区分「無し」の創作はそのリンクから外れてしまっていたんですよ。関西込みティアの会場となる新大阪のセンイシティ(ゆめっせ)2号館5階の展示スペースは、以前「はーとふるDiary」が開催されていた頃よく来ていたので土地勘はあり、何の問題もなく開場30分前の10時半に現地入り。急に参加を決めたので当然カタログは会場前で購入。このカタログ「ティアズマガジン」がとても面白かった。カタログの半分以上が企画ページで占められていて、「リーダーズチョイズ(読者が選んだよかった本)」で注目サークルを詳しく紹介してあるし、ENIGMAの「ダチェラット」にはインタビューで5ページも割いていて、単純に読み物として面白かった。 一般参加も行列と呼べるほどのものではなかったので、階段ではなくエレベータで5階に移動。開場放送の時になぜか拍手が起きなかったのは、それがコミティアの流儀なのかしらん?センイシティの会場キャパシティの限界まで詰め込んだ300SPという規模に多少不安があったけど、コミティアには行列のできるような大手サークルなんてないし、通路が狭くても通行に不自由するほど参加者が多いわけでもないので何の問題もなかったようです。 特徴的だったのが、参加者の年齢層とその構成。女性作家(ママさん作家)の割合が非常に高くて、親子連れや夫婦(めおと)参加も多いようで、子供をまとめて預かるようなスペースまであった。こんなほのぼのとした光景は殺伐とした男性向け即売会ではまずお目にかかれないだろう。また、各サークルの見本誌を一箇所に集めたスペースがあるのも面白かった。コミティアは見本誌の読書会(参加費は500円)を別の日に行っているらしいので、都合が合えばそっちの方にも顔を出してみる事にします。 サークル一覧をみても、知っている名前は2サークルしかなかったので、とにかく300サークルを片っ端から流して歩きながら、ピンときた見本誌をチェックして回っているうちに…最終的には、32冊も買ってしまいました。ENIGMAの「ダチェラット」、POSTMANの「頑張れ!小人者」、じんべいざめ☆プロジェクトの「十代抄」など、これまでとは全く違ったタイプの新規発掘ができて非常に有意義な即売会だったと思う。嗚呼、これで更にチェックサークルが増えてしまいコミティアも常連決定? 13時、二木さんと合流。私の容姿の特徴はメールで詳しく教えてあったので、向こうの方から見つけて声をかけてくれました。二木さんを初めて拝見した時から誰かに似ているなぁと思っていたけど、良く考えてみると温厚そうな顔が「皇太子様」に似てるような気がする。地下鉄で新大阪から難波に移動して、日本橋を案内してまわることに。残念ながら、二木さんが探していた低融点はんだは、裏の裏通りの電子工作専門店などもくまなく探してみたが見つからなかった。どうやら、ただでさえマニアックな製品だった上にカドニウムの含有量の関係で、もうほとんど流通していないブツなのだそうな。 私の大阪知識は偏っているので、あまり大した案内はできなかったけど、道具屋筋や通天閣やジャンジャン横丁を見て回れたのは良かったと思う。電気街は秋葉を知っている人には珍しいモノじゃないからね。帰りの列車の時間待ちで喫茶店で色々と楽しくお話をさせていただきました。同人というものへの関わり方は人それぞれだけど、そこに求めているもの、表現しようとしているものの根底にあるものは、一緒なんだ。コミティアで創作系のパワーを改めて目の当たりにして、その思いはより強くなりました。 さて、私も自分を信じてこの道を突き進むことにしましょう。    2003/05/24 (土)  「感謝と日本橋不思議紀行」先週の土曜日の日記で「ガンダムSEEDの第32話を見逃した」と書きましたが、毎度懇意にしていただいている「トゥルーラブン」の管理人で青森在住のエニシング大神さんのご好意により、録画したテープを送っていただけることになりました。実は、青森では1週遅れでガンダムSEEDを放送していて、大阪の私が見逃した回は、青森では今日放送されるとのこと。今回はその時差が思わぬ救済措置として機能してくれたわけですが…こういう放送時差のケースもあるので、うかつにネタバレになるような感想は日記では控えた方がいいのかも知れませんね。閑話休題 日本橋の名物定食屋「ちょいめしあさちゃん」に、またしても奇天烈な休業日告知が張り出されていました。「小泉氏と「明日の日本を考える2003定例会議」の出席のため、5/8・25休みます」…いや、もう、ネタはいいから普通に休んでください。 なんさん通りの中古ゲームショップチェーン店「GEOなんば店」が5/11の時点で潰れていました。良く売れたゲームの中古を「これでもか!」と日本橋最安値をつけてくれるお店だったけど、新品の割引率ではビックタイガーに勝てず、中古の買い取り価格ではPLUSに勝てず、古本ではブックオフに勝てず…いいところなしだった。なんさん通りで一番元気なのがメッセサンオー(PCエロゲのみ)というのが、なんだかなぁ… 明日、関西コミティアで大阪に来る「Escape Power」の管理人さんのリクエストで、低融点のはんだこてを扱っているお店を探しておく事に。電子工作は私の専門外なので、毎週日本橋に入り浸っている私でも、そういうお店にはまったく縁がなかったわけですが…ネットで調べておいた「シリコンハウス共立」で、それらしきブツを発見。これで日本橋を安心して案内できそうです。 そんなわけで私も明日は、初めてコミティアに参加してきます。参加サークルリストをみても、見事に1つも知っているサークルはありませんでしたが、オール新規発掘だと割り切ればそれはそれで面白い事になりそうです。はてさて、思わぬ新規発掘に出会えるのかな?    2003/05/23 (金)  「祝!「悪代官2」発表!」http://www.gae.co.jp/今週の週刊ファミ通で「悪代官2」がついに発表されました! 実は私は、以前書いた「悪代官」のレビューが縁で、GAEのプロデューサーのアンディ山本氏からオフレコで、随分前から「悪代官2」製作について教えて頂ける立場にあったので、ずっと自らに箝口令をしいてきたのですが、これでようやく晴れて声を大にして公式に応援することができます。2003年7月、各々方(おのおのがた)この痛快時代劇(?)で思う存分笑い転げましょうぞ! ※前作「悪代官」のレビューはこちら さて、ファミ通の記事の方ですが、緊急速報で2ページを使って情報が高密度に詰め込まれています。「GT4」「ウイイレ7」「サンライズ」と並んでの緊急速報扱いだから、これはさりげなく大変なことなんですよ。まず、サブタイトルの「妄想伝」を見た時点で大爆笑!元ネタは言わずと知れた「真・三國無双2-猛将伝-」ですが、100万本ゲームのサブタイトルを正々堂々とおちょくってしまうとは!それでこそGAE!すごいよ、山本さん! システム面では、「見えにくい」と不評だった壁の透過処理技術が大幅に改善されています。アイテムの説明コメントの馬鹿さ加減も健在だし、いい味を出しすぎている悪役商会の特濃演技は、新たに柴崎蛾王氏が加わってさらにエスカレート!もちろん、男のロマン帯回しも、SCE倫スレスレのミニゲームも健在です。発売日も意味深な7月発売ですと!まだ具体的な発売日は書いていなかったが、もしかして、7月24日発売の「TLS-S(サマデ)」にぶつけるつもりでござるか?粋なことをしてくれますなぁ… 「サマデの出来に憤慨!」→「同時購入した悪代官2で憂さ晴らし!」 このコンボのお世話になりそうな人が、私の知る限りでも100人は下らない(私自身も含む)。この芸人魂のこもった作品が前作以上にヒットしてくれる事を、私も陰ながら心より応援させていただきます! 追記訂正: ※「アンディ山本の煩悩日記」    2003/05/22 (木)  「必殺倹約術?」妙に財布が軽いなぁと思って、財布の中身を確かめてみたら、現在、私の財布には121円しか入っていませんでした。数日前の日記にも金欠だと書いていたし、ちゃんと計算して月末まで乗り切ったわけですが、何もここまでキッチリ使い切らんでもいいだろうに…いや、一応銀行にはいくばくかの残高はありますけど、私は未だに地元の地方銀行を使っているので、今住んでいるところにはその銀行のATMなんてありません。いつどこで引き落としても手数料を取られるんだから、できるだけ引き落としの回数を減らすため、月に1回だけ10万円を引き落とす事にしています。この10万円だけでも随分贅沢な生活ができるし、「財布の中の金がなくなったら今月は打ち止め」という上限を設けておけば、家計簿をつけなくても自然と節度のある買い物ができるようになるし、給料の余剰分は手付かずのまま貯金として繰り越されます。年間手数料は105円x12回&eq;1260円になりますが、それで健全な資金運用習慣が身につくのなら安いモンですよ。 ※でも、世の中には現金が無くても買い物ができるクレジットカードやデビットカードという便利で困ったものがあるんですけどねぇ…(ちなみに、こうして蓄えられた貯金は、年間50万円以上に膨れ上がった同人誌購入特別予算として消えていくわけですけどね…)    2003/05/21 (水)  「ボーンヘッドinジャパン」TLDの日記データを作成しながら野球中継を流していたら、とんでもないシーンを間の当たりにしました。巨人の新助っ人レイサムが、1死1塁2塁の場面で、外野フライを捕球した直後、アウトカウントを間違えてボールをレフトスタンドの観客にプレゼントしてしまったのです。珍プレーというにはあまりにもシュールな光景に、凍りつく福岡ドーム…ダブル高橋の奮闘によって試合には勝ったら致命的な問題にはならなかったけど、もしこれがナベツネの御前試合だったら、即日解雇間違いなしだっただろう。閑話休題 「所さんの週刊ジツワ銀行」が今週からリニューアルされて、死ぬほどつまらなくなりました。このリニューアル案を考えた放送作家!歯を食いしばって一歩前に出ろ!!読者からのジツワ投稿コーナーも、ジツワの分析評価や再現VTRに画面を取り過ぎで、読み手の芸人さんが画面の隅に追いやられてしまい、笑いのポイントが台無しです。この番組の編集担当者!後ろを向いてケツに力を込めろ!!深夜番組が動物ネタやグルメネタで視聴率に色気出してんじゃねぇ!嗚呼、あのまったりとした笑いの時間はもう戻らないのか… 閑話休題 北朝鮮のミサイル部品の90%は日本製でできていることが、元北朝鮮技師のアメリカ議会での証言で明らかになった。北朝鮮の貨客船「万景峰号」で運んでいたらしいが、この問題に対する日本政府の危機意識の無さと言ったら呆れて物が言えまへん。「事実確認は困難・最近は厳重にチェックしているので今後このような問題は起きない」と言うばかりで、これまで北朝鮮の暗躍を野放しにしてきた政治責任を取る気など微塵もないようだ。問題なのは、すでに北朝鮮はミサイルも核兵器も完成させていて、照準を日本に合わせているということなのに…「疑わしきは罰せよ」「口実は勝ってから考える」これが外交戦争の常識である。そんなに平和憲法で奇麗事を吐きたいなら、表と裏を使い分けた「外交戦争」をしないでどうするよ!悠長に個人情報保護(盗聴)法を通している暇があったら、諜報機関のひとつでも創設すべきなのでは?    2003/05/20 (火)  「恥ずかしさ、炸裂ぅ!」TLDの日記データ作成もいよいよ佳境の12月編に突入しました。ここから最後の日記となる2月15日に向けて、ギュンギュン恋愛度(ひとり相撲だけど)が上がってゆき、書いている私でさえ赤面するような恥ずかしさが炸裂しまくり!堅気の仕事と乙女チック原稿執筆の二重生活で脳味噌はオーバーヒート寸前です…はてさて、こんな調子で最後までたどり着けるんでしょうか…閑話休題 もう春の珍事とは言わせない!4番濱中が牽制タッチアウトで右肩を捻挫して退場したものの、代わって4番に入った桧山がここしばらくベンチを暖めていた鬱憤を晴らす活躍で、しっかりと4番の仕事を果たして逆転勝利! その好調さは、オールスターのファン投票にも如術に現れています。なんと、野手陣は全ポジションを阪神勢が独占!これじゃあ、まるで「阪神VSパリーグ」ですな(笑)監督推薦を入れたら普通のチーム構成になると思うけど、せっかくだから先発:井川で野手も全部阪神で1戦やってみたらどうだろう?(※炸裂しているのは、恥ずかしさじゃなくて、ナベツネはんの怒りの方か?) 松井とイチローで連日ニュースを賑わせているメジャーリーグですが、不振を極める新庄が試合中に恥ずかしい失言をしてしまった。テレビ局の企画でジャイアンツの一塁手・スノーがピンマイクを装着し、会話の内容が全米に生中継で公開された。去年までのチームメイトに声をかけられて気を許したのか、新庄は出塁した際に「来年どうするんだ?」と聞かれ「メジャーはつまらないから、今年で日本に帰るよ。何で?飽きたから」と悪乗り。「ハンシン(阪神)に戻るのか?」の突っ込みには「いやムービースター」と、久しぶりにいつもの新庄節をみせたが、どこまで本気なのやら…    2003/05/19 (月)  「金沢委託販売開始」http://www.fitweb.or.jp/~mugen/manmosu.htmlトップページでもお伝えしていた通り、金沢の同人ショップ「マンモス」にて、GM研発行の「実在同人講座」と「非存在コミケ学入門」の委託販売が始まりました。GM研は現在メロンブックスさんと委託契約をしていますが、全国14店舗のメロンブックスをもってしても北陸地方まではカバーできません。今回新たに委託販売を始めるという「マンモス」さんに委託勧誘のメールを頂いたのも何かの縁。須賀原洋行先生も北陸は福井の出身なので、このお話をお受けする事にしました。なお、金沢進出記念特典として、マンモスさんで上記のいずれか1冊をお買い上げに方に、Cレヴォ33で配布した「トゥルーラブ・ダイアリー コンセプトブック」を無料で進呈させていただきます。「実在同人講座」については本当に最後のお蔵出しの10冊となりますので、どぞ、この機会をお見逃しなく。 それにしても、マンモスさんは、どうやってウチのようなドマイナーサークルを知ったんでしょう?レヴォのサークルカットには一応URLは載せていますが、あれだけ見ても何を作っているサークルなのか分からないだろうし、HPを見たらもっと何のサークルなのか分からなくなると思うのだが…(そう思うなら、少しは改善しろよ自分!) 閑話休題 改善ついでにちょっとだけフライング情報ですが、現在HPの完全リニューアル構想が進行中です。決定稿どころか草案さえできていないので、現段階では言える事は何もありませんが、ひとつ言えることは、これは単なるデザイン変更ではなく、GM研の方向性そのものが大きく変わります。どう変わるかは、見てのお楽しみということで…(Xデーは、週刊GM研が100号を迎える時?)    2003/05/18 (日)  「TLD進捗報告(10)」今週は、日記データの10月分と11月分を完成させました。これで残すは3か月分。計画通り5月中には日記データを完成させることができそうです。え?5月中に全テキストデータをアップする予定じゃなかったのって?…無茶いわんといてぇな。320日分の日記を30日で書くだけで精一杯でやんすよ。まぁ、TLDはサウンドノベルではないし、TLSの流れを汲んでいるので、会話の具体性をぼかした「…でね…なの」文体のお陰で、本編のテキスト量はあまり多くないんですけどね。6月のグラフィックデータ作成に先立って、彩色ツールを色々と試しながら、背景画に使用するイメージボードを何枚か作成しています。コミックスタジオEXの3DLTレンダリングで作成した線画に水彩調の彩色を施すわけですが、この彩色をキッチリカッチリ塗るべきなのか、大胆なデフォルメをするべきなのか、どうすれば水色ベースのトゥルーシャドーが映えるのか、色々と試行錯誤を続けています。こんなことなら、母校に協力を仰いでデジカメで校舎を撮影した方が早かったかなぁ…でも、親兄弟に同人ゲーム作ってます、なんてカミングアウトしたくないし…(ただでさえ、早く結婚して安心させてくれと、帰省のたびにせっつかれてるくらいだしなぁ…) キャラクターの立ち絵については、差し替えを多用したデフォルメモーションで動きを表現するとともに、それによって立ち絵の総パターンを増やして、全体の使いまわしの効率を上げられる公算がほぼ立ちました。1キャラあたりの総パターンは立ち絵だけで200を超えます。下校会話専用の立ち絵を含めると、さらに膨大な数になりますが…脇役を含めると1000枚を超えてしまうかも… おーい、とっくに月姫の物量を越えちゃってるのでは?これを一人で全部やるんですか?誰やねん、こんなドアホな仕様を立てくさりよったのは!(どうやら、私の頭の中には、サドの企画とマゾの開発が共存しているようです)    2003/05/17 (土)  「日本橋警戒紀行」SARS感染の疑いのある台湾人医師が関西観光をしていた---と、昨日の日記で書きましたが、その医師は台湾帰国後の診断でSARSの感染が正式に確認されました。つまり、日本にSARSウイルスは確実に日本に上陸してしまったわけです。そんな危険な状態であるにもかかわらず、いつものように日本橋に買出しに来てしまう私は、ホンマモンの大馬鹿者ですな。でも、いつもと違うのは顔を覆う本格派マスク。3層の静電フィルターを採用した高性能マスクなのだが、こんな装備をして歩いている人間は日本橋中を見渡しても私だけだった。大阪人は危機意識が無いのか、それとも大らかなのか… 財布には1万円。これで給料日までなんとか乗り切らなくてはならない。いや、貯金はいくばくかあるのだが、なし崩し的に生活費の予算をオーバーしてしまうのは、きっちりちゃっきり者の私には我慢ならないんですよ。未だに地元の地方銀行に給料が振り込まれているので、105円の手数料を毎回取られているのだが、そのおかげで月に1回しかお金を下ろさない習慣が身に付いて、確実に無駄遣いが減った。合併から僅か2ヶ月で公的資金を注入するりそな銀行みたいな中途半端な大手行よりも、堅実な地方銀行の方が安心なのかも? で、そんな金欠状態なのに、3700円分も同人誌を買ってしまう私は、スーパーグレートな大馬鹿者ですな。でも、同人誌の出会いは一期一会。小手の虎委託なんかだと、回転が速くてさっさと棚から消えてしまうから、買い逃したらそれっきり。一時の迷いによって何度苦渋を味わった事か…明日の飯の心配をして買い逃して後悔するくらいなら、買ってから後悔して自分の馬鹿さ加減を笑い飛ばせ!人はパンのみで生きるにあらず!心の栄養も必要なのだ! 閑話休題 うっかりガンダムSEED(第32話「約束の地へ」)を見逃してしまった。「愛のエプロン3」に出演していた小倉優子にブチ切れていたら、生活リズムが狂ってしまったらしい。色んな意味で、恐るべしオグユウ! もとい、ガンダムSEEDの話。いや、別にあんなアニメがどうなろうと知った事ではないんですけど、先週の最後「なんでやねん!」の部分の説明が付かなくて、モヤモヤしたものが頭に…ああ、フレッツだったらネット配信で見れるのになぁ…(誰かこっそり内容を教えてくれるととっても助かります。)    2003/05/16 (金)  「バカばっか(by星野ルリ)」ポストに入っていたチラシ(ほとんどが住宅物件情報かエロ広告)を、いつものようにまとめて捨てようとしていたら、「キューサイの青汁」の八名信夫が目に止まった。ほほう、サンプル7パック無料進呈中とな…しかし、チラシをよく読んでみると、笑ってしまうような謳い文句が書かれていたので、紹介しておきましょう。『キューサイ青汁は食品です。『何に効果があるの?』かは、関連法令に抵触する恐れがありますので、控えさせていただきます。』 …法律に触れるほどの効果って、一体?(むはははっ!) パナウェーブ研究所(白装束集団)が主張していた「5月15日ハルマゲドン説」は、何事も無く過ぎ去ってしまいましたね。飽きっぽいマスコミも全然話題にしなくなったし。まぁ、あんな電波な誇大妄想をしているくせに、地球の9割以上が死ぬ天変地異からワゴン車で逃げられると考えるようなおめでたい連中には、何を言っても無駄ですけどね。バカは死ななきゃ治らない。いや、ただのバカならまだマシです。何とかとハサミは使いよう、と言いますからね。処置無し。 バカついでに、埼玉県の朝霞市がアザラシのタマちゃんの住民票を、横浜市から移そうと、朝霞市の市長自ら問題に乗り出しているそうな。…やれやれですわ。タマちゃん観光を当て込んで岸壁に居住していたホームレスたちを追い払い、1日ウン万円もの高級食材を買い与えて激太りさせ、お気に入りのボートを動かすなと持ち主に強要し…処置無し、その2。 バカついでにもうひとつ。SARS感染の疑いのある台湾人医師が、関西を観光しているという事実を、行政側の把握が遅れたため、ついにSARSの日本上陸を許してしまった可能性がある。大阪市は医師と接触した人物をリストアップして隔離検査し、立ち寄った場所についても殺菌消毒の準備を進めているそうだが、このような行政の対応の遅れが命取りになる。日本の現状のシステムでは、感染被疑者に隔離勧告が届くまで1週間以上書類上の手続きにかかってしまうのだ。こんなお粗末な対応では、ひとたび上陸を許してしまえば、台湾のように瞬く間に感染が拡大してしまうだろう。いや、軍隊や強制隔離が出来ない分、日本の方が被害は深刻かもしれない。 バカがバカで許されている内は平和だ。だが、それが取り返しのつかない過失になってしまうこともあるのです。    2003/05/15 (木)  「アクセス向上委員会(25)」GM研レビューページのアクセス数とその傾向を分析する「アクセス向上委員会」第25回は大波乱! 2002年の11月から首位を独走してきた「クロマティ高校」が遂に首位陥落! 僅差ながら「FFX」がゲームレビューとしても初めて総合首位の座を獲得しました。TOP20の集計結果は以下のようになっています。 1位 ↑( 2) 4095 (+345) 「ファイナルファンタジー10」 先月の「月間1,000ヒット越え」という狂乱の追い上げは鈍化したものの、「FFX」が今月も月間最多アクセスを記録しました。Goo経由のアクセスは減少したものの、今度はmsnサーチからのアクセスが急増しています。公式のplayonlineとか出版社系リンクに次ぐ上位で紹介されているんだけど、あれはどういう基準で(アルゴリズムで?)選んでいるんでしょう?「FFX-2」レビューを書ける見通しはまったく立っていないんですけどねぇ… 「FE封印の剣」は、続編の「烈火の剣」の影響でもう少し伸びるかなと期待していたけど、ゲーム本編の販売本数も思わしくないようで伸び悩んでいる感がある。やはり、初心者仕様を強調しすぎたのは失敗だったのかな?今月末には「烈火の剣」レビューの投入を予定していますが、正直言って現段階では「ファンなら安心して遊べる。でも、それ以上でもそれ以下でもない」としか言いようがないのだが…(どんなレビューになることやら…) TVアニメも深夜枠1クール12話であっさり終わってしまい、あまり話題にならなかった「GPM」といい、TYPE-MOONの総決算「月箱」といい、追い風を活かし切れなかった中、延期に延期を重ねてようやく発売されたPS2版の「君望」ですが、2万本限定のはずが、初週販売本数は約1万2千本と大苦戦。ソフマップでさえ初回特典が余ってしまって予約なしでも店頭販売されてしまうという有様…多機種移植の弊害ここに極まれりといったところか? 前回のアクセス向上委員会で、『おそらく、TLDプロジェクトが終了する年内一杯は、まともなゲームレビューは1本も書けないでしょう…』を書きましたが、今月は「サクラ大戦(PS2)」と「がんばれ美月さん」の2本の新規レビューを投入しました。言っている事とやっている事が違うと思われても仕方が無い事ですが、あの時点では確かにそう考えていたんですよ。でも、日に日に落ちていくアクセス数を日記だけで維持していくのは困難ですし、根を詰めてTLDの製作に打ち込もうにも、ある程度のガス抜きとストレス解消をしないと効率が悪いし、体と精神を病んでしまっては元も子もありませんからね。 「がんばれ美月さん」については、新規サークルの同人誌レビューとしては実に8ヵ月ぶりとなります。作者の美月さんにも大いに喜んでもらえたし、「美月亭」のTOPページでレビューについての告知とリンクを貼っていただいたのが効いて、公開から3日間で83ヒットという、同人誌レビューでは異例といえる好調な出足を見せています。本の発行部数から考えるとこれは相当な割合と言えるし、私がでしゃばるまでもなく、その人気はアカマル急上昇中です。この良き作品の更なる発展に、GM研も微力ながら貢献できれば幸いです。 (次回の調査報告は6月15日の予定です)    2003/05/14 (水)  「ファイアーエムブレム烈火の剣(1)」現在、通勤時間とTLD製作の合間を縫ってチマチマと攻略進行中の「ファイアーエムブレム烈火の剣」。実は、これが私にとって初のGBA-SPでプレーしているゲームなんですよ。GBA-SPのカラーはFFT-A限定パールホワイトなんですが、肝心のFFT-Aは不幸にも同じジャンルの大傑作「魔界戦記ディスガイア」と時期が被ってしまったため、まったくやっていないんですよ。ちなみに、ゲームボーイプレイヤーをゲームキューブにつないで「烈火の剣」をやってみましたが、ドットの粗さが目立ってしまうし、原色のメリハリが美しいコンポーネント出力では、かえって色味がどきつくなってしまう。やはり、GBA-SPの醍醐味は、どんな体勢で寝転がっていてもバックライトで視野角が確保できて、電車だろうがトイレだろうが所構わず時間を問わず遊べる手軽さと日常性にこそあるのだろう。 現在、プレー時間は14時間(これはあくまで記録上。実際にはリセットを考慮すると1.5倍の20時間は越えているはず)。19章の攻略中ですが、まだまだ先は長そうです。歴代FEを制覇してきたエンブリャーにとっては、ゲーム序盤のくどいほど懇切丁寧な初心者仕様に辟易してしまうかもしれないが、終盤に向けて一気に難易度は上がっていくし、前作「封印の剣」につながる設定にもニヤリとさせられていい感じ。2周目以降のエクスドラモードのお楽しみも健在のようなので、歴代ファンならトコトン遊び倒せるお得な一本と言えるでしょう。 キャラクターとかについては、また後日。    2003/05/13 (火)  「物騒な世の中」最近、ニュースを賑せているのは「謎の白装束集団パナウェーブ研究所の迷走」とか「福岡で小学生が登校中にガソリンをかけられた上に放火されて大火傷を負った通り魔事件」とか「コンビニで立ち読みしていた男性が通り魔に刺される」とか…物騒な世の中になりましたねぇ…ほんの10年くらい前まで「日本は世界で一番治安のいい国だ」と言われていたのが本当に嘘のようですね…白装束集団については、関西ローカルの深夜番組「たかじん1MAN」の中で、大槻教授が電磁波研究の専門家として、彼からの論理がいかに幼稚で矛盾満ちているか、バッサリと切り捨ててくれました。「白い布なんぞで電磁波が遮れるわけがないだろう!しかも、一番電磁波に弱い目の部分だけ露出させているなんて矛盾してるよ」「僕の書いた教科書のマークを勝手に使うな!おかけで、いろんな人から僕があの団体に関与してるんじゃないかと問い合わせが殺到して迷惑している!」 まったくもって、その通りですな。理工系の有名大学の大学院を出る頭があっても、常識を判断できなくてカルト教義にのめりこむような連中は救いようがありません。いい大人なんだから、タマちゃんの心配をしている暇があるなら、自分のケツは自分で拭かんかい! 福岡の小学生男児を標的にしたガソリン放火通り魔事件には、本当に心胆寒からしめられたが、どうやら計画的犯行というより衝動的な犯行の線が強いようだ。当日のほぼ同時刻に発生したガソリン放火自殺未遂と関連している可能性が極めて高い。容疑者は被害に遭った小学生の斜め向かいの家に住んでいたらしいが、近所付き合いが皆無だったらしいので、被害者の小学生が「知らない人だった」と証言していても、今の日本では不思議なことではない。自暴自棄になってガソリン放火をやってみたものの、泣き叫ぶ小学生を目の当たりにして、さすがに罪悪感に襲われ自殺を図った…といったところだろう。 まったく、嫌な世の中ですねぇ…    2003/05/12 (月)  「がんばれ美月さん」http://www.gmken.com/review/mitsukisan.html約4ヶ月ぶりとなるGM研同人誌レビューは、サークル「美月亭」の「がんばれ美月さん」です。え?意外なセレクション?いやいや、そんなことはありませんぞ! 3年間で2000冊を突破した私の同人誌書庫の中でも十指に入る良作であると、強く推薦させていただきます!(作品内容についてはレビューの方で) 新規サークルのレビューとなると実に約8ヶ月ぶりとなります。当然、私はその間も大量の同人誌を購入していましたが、「この1冊は是が非でも世に広めなくては!」とレビュアー魂を駆り立てられるような場外ホームランには、なかなか巡り逢えませんでした。その要因としては、この丸3年の精力的な同人読者活動によって、非エロの実力派サークルのほぼすべてを把握してしまった事と、守備範囲を広げすぎてチェックサークルが増えすぎてしまい、即売会では時間的に回り切れないし年間予算の拡張も限度を超えてしまった事が挙げられます。 しかし、新規開拓枠の楽しみがなくなってしまったら同人の魅力は半減してしまいます。読者と作家の境目がなくて誰もが自由に参加できるのが同人の醍醐味ですらね。同人誌レビューやGM研発行の同人誌などで、曲がりなりにも同人文化批評をしてきた者の端くれとしては、その知識と見聞を自分の趣味で終わらせること無く、今回のように新しい芽を見守り育てて行くことで、同人からもらった数多くの喜びに対する恩返し、ひいては同人文化全体に貢献して行きたいと思います。 今回のレビューでは、美月さんも作中で描いていた「この本は何の本なのか分からない」という部分をどうにか言葉で説明できないものか随分悩みましたが、「美月さん」はWEB漫画であり日々進化し続けています。今イメージを固定して可能性の幅を狭めるようなことは漢(おとこ)のするべきではない(by 島本和彦)、そう判断して、個々の要素を分析する「批評家」ではなく、作品の面白さの雰囲気を伝える「紹介者」に徹してすることにしました。でも、そのおかげで、レビュー活動の原点となった気持ちを思い出すことが出来、久しぶりに心の底から満足できるレビューを、楽みながら書くことができました。 まずは論より証拠、百聞は一見に如かず、 美月亭のHPでほぼ毎日連載中のWEB版をお楽しみくださいませ。 http://mituki.puni.to/    2003/05/11 (日)  「TLD進捗報告(9)」TLDの製作進捗報告第9回。日記データの9月〜10月の文化祭までが完成しました。9月の修学旅行を境にして、この日記は徐々に主人公を意識した内容になっていくわけですが、はっきり言って、書いている私でさえ照れてしまうような「乙女の恥じらい」が炸裂しています。この先、どんどん恋愛度を高めていって「失意の2月15日」(最後の日記)までの流れをいかに自然に表現するか、ここからが私の腕の見せ所です。もっとも、女の子視点による本能と、神の視点による理性とのバランス取りにしくじったら、私自身が先に壊れてしまいかねない危険な領域なんですけどね。日記データの作成と同時進行で進めている、最終仕様(バージョン3)の改訂版:V4では、更にいくつかの変更点が出ています。まず、1日の日記に用意されているキーワードは、3つから1つに減らし、1つのキーワードの「初期解釈」を3択することで、キャラ攻略の有利不利を発生させます(4択にしないのがミソ)。 システムロジックテストを繰り返していくうちに、モードとの繋ぎ目をもっとスムーズにする必要が出てきました。各モードの独立性よりも、ゲーム全体の連携性を重視するため、「日記キーワード」にすべてを集約するような構成へと、システム全体の見直しを進めています。+αキーワードの作成については、複数のキーワードを連携させること可能になるため、そのマッチングデータも作成しなければ… 外見上をシンプルにするために、内部処理はより複雑になってしまいそうですけど… また、トゥルーシャドーによる立ち絵の口パクは断念することにしましたが、別のアプローチで感情の動きを表現します。まだ、使用ツールの研究中なので、どこまで可能かハッキリとしたことは言えませんが、立ち絵をぱらぱら漫画のように差し替えることで動きをディフォルメしてみたい。しかし、この手法には大量の立ち絵が必要であり、この厳しい制作進行に今から新要素を盛り込むのは自殺行為とも言える。どうにかして立ち絵を量産するシステムを開発しなくては…    2003/05/10 (土)  「日本橋小ネタ紀行」いつものように日本橋に買出しに出かけると、堺筋のメインストリートに怪しい立て看板を発見しました。「コス撮影喫茶」・・・あんですと?看板のチラシによると、コスプレしたオネーサンを20分1000円で撮影し放題なんだそうな。それ以上の事はチラシの情報からは判別できなかったが、どこに「喫茶」の意味があるのか疑問なんですけど・・・「入り口は裏口から4Fへ」って、怪しすぎます。あれは一体なんなんだろう?TLSの新作「サマデ」の店頭予約コーナーに貼ってあったチラシに、「コスパから制服発売決定!29,800円」と書かれていましたが、杉ポネはん、いつものことながら力の入れる場所を間違えていませんか?声優さんにコスプレさせてステージイベントで歌わせるのも(しかも自分もしゃしゃり出るのも)いかがなものかと… となのあな公認絵師「むっく」氏が通販誌「虎通」などに描いてきた漫画を収録した「タイガーブック」を、ポイント交換(1,000P)でゲットしました。ちなみに、ポイントではなく現金でも700円で購入できます。でも、こんな時でもなければ虎のポイントは使い道がないからなぁ… ところで、どうして日本橋はメインストリートで堂々と違法コピーの路上販売がまかり通っているのか不思議でならない。しかも3件もある。XPの海賊版まであったけど、それってどうやってネット認証をすり抜ける気なんだろう?IT産業に従事する者の端くれとしては違法コピーは絶対に認められない行為だが、MS社のあこぎなやり口に対抗する術にはちょっと興味があったりして。 それと、鬱陶しいのが画廊のチラシ配り。スーツ姿の男が手にチラシを持って立っていたら、まず間違いなくそれは画廊関係者です。私のように一見すると気が弱そうでメガネでリュックサック(しかも手にはソフマップの紙袋)なんてカモを見つけると、確実に声をかけられますが、興味が無いなら返事をしたりチラシを受け取ったりしてはいけません。奴らはちょっとでも隙を見せると喰らい付いてきます。無視するだけでは気がすまないと言う方には、さらに上級編として「鼻で笑う」とか「受け取ったチラシをその場で放り捨てる」など他にも色々ありますが、まぁ、彼らも仕事でやっているわけなので、そこまでやる必要はないでしょうけど。 追記:    2003/05/09 (金)  「お腹SOS?」朝起きて朝食を済ませた途端、強烈な腹痛に襲われトイレに駆け込みました。出すものは全部出たはずなのに、数分おきに断続的に便意に襲われ、すっかり憔悴してしまい、時計を見るとすでに時間は始業時間の9時を過ぎていました。こんな状態では会社に行ってもまともに仕事にならないので、電話を入れて病休を申請。今年に入ってから初めて有休を使う破目になってしまいました。原因として考えられるのが、賞味期限が2日過ぎた牛乳と、賞味期限が1日過ぎた食パンを焼かずに食べたのが悪かったようだ。食べた直後に症状が出る即効性の食あたりというのも珍しい気がする。私の胃は丈夫な方だと思うが、ここ最近の運動不足とストレスによる過食と栄養バランスの悪い食事、というように典型的な不摂生生活を続けていたツケが回ってきたのかもしれない。 正露丸を服用して症状は快方に向かったけど、根本的な体質と生活改善をしなければ、この悪循環を打開することはできない。ストレスを溜めないように遊ぶ時は遊びに徹し、さぼりっぱなしのトレーニングを再開し、量より質の食生活に変えなくてはならない。この先、創作で食っていく気があるのなら脳の老化は少しでも食い止めなければならないし、早死にして未来のゲームが遊べなくなるのは絶対に避けたい。誰のためでもなく自分のために、今できる事はすべてやっておこう。死んで花実は咲かないからね。    2003/05/08 (木)  「金沢進出?」http://www.fitweb.or.jp/~mugen/manmosu.htmlまだ内示段階の情報なのですが、金沢の同人誌ショップ「マンモス」さんでGM研の同人誌を取り扱っていただけることになりました。現在、GM研はメロンブックスで委託販売をしていただいていますが、いかに全国14店舗のメロンといえども北陸地方まではカバーできません。原作漫画の作者「須賀原洋行」先生の出身地である福井県に程近い金沢に、新たに同人誌の委託を取り扱うお店ができるということ、そして、その大事な立ち上げ期にウチのようなマイナーサークルに声をかけてくれたこと、これに応えないようでは漢が廃る!北陸地方の同人文化の興隆に、微力ながらお力添えできれば幸いです。 まだ販売物の発送もしていないので、店頭に並ぶまでには今しばらく時間がかかりそうですが、北陸方面の皆様、どうぞこの機会に本を手に取っていただければ幸いです。(見本誌がどのくらい読めるシステムなのかまでは把握していませんが…) 実はこのメールは、私がレヴォ遠征に出立する前日の26日には届いていたのですが、しばらく様子見しようと思っていました。というのも、以前、同じように委託販売のお誘いのメールをもらった事があったのですが、その某店の対応がとても酷かったんですよ。見本誌を送っても何の音沙汰もなく、問い合わせのメールを出してもさっぱり返って来ず、数日したらWEB店舗ごと消えていました。あれは委託の名を騙った新手の見本誌狙い詐欺だったのか、それとも、ただ単に経営が悪化して潰れただけなのか… そんな苦い経験から、ダイレクトメールには過剰な警戒心を持っていたのですが、この「マンモス」さんは店長日記もしっかり更新されているし、結構名の通ったサークル様が委託参加に応じています。決定打になったのは、私が”トゥルラー心の師”と勝手に仰ぐ大神隊長の参戦でした。 本当に最後の手持ち分からの放出になるため、委託に出せる冊数は少なくて委託手数料や輸送経費などを考慮すると完売してもトントンかもしれないけど、これも漫画サークルとしての最後のお勤めと思えば、ソロバン勘定なんて二の次です。やはり、本は作るだけではなくて読者に届いてこそ意味があるのですから。    2003/05/07 (水)  「限界と重複と楽曲」「所さんのジツワ銀行」で、所さんから「あいそ笑いキャラ」を拝命した小倉優子。レギュラーの吉本の舞台「駐在さん」でも台詞は減る一方。「ウンナンの気分は上々」からもあまりお声がかからなくなり…不思議ちゃんキャラもそろそろ限界か?閑話休題 水曜の夜は、面白い深夜テレビが集中しすぎていて困ります。関西ローカルの「たかじん1MAN」の毒舌も大好きだし、「マシューBEST HIT TV」のお馬鹿さんな力技も大好きだし、「松本紳助」の行き当たりばったり感も大好き。ただでさえ、裏番組録画をしても2本までしか観れないのが悩みの種なのに、今日はニュース23が時間延長のため、3つの番組がほぼ同時間にスタートするという困った事態に…ハードディスクレコーダーだったら複数の裏番組録画もできるのかな?(物欲モード発動?) 閑話休題 最近、アニメ「成恵の世界」のOPテーマ「流れ星☆」ばかり口ずさんでしまいます。アニメの本編は別に普通の出来だし、歌っているCooRieについてもまったく知りませんが、あれは本当にいい楽曲ですよ(歌唱力を褒めているわけではない)。OPアニメの映像に良く映えている歌詞だし、アップテンポなリズムなので聴くと自然とテンションが上がります。音楽だけが楽しみな原稿作業にはうってつけな一曲です。 とりとめのない、そんな1日。(当然、オチもない)    2003/05/06 (火)  「久々のレビュー」http://www.gmken.com/review/sakura.html約2ヶ月ぶりに新規レビューを書いたわけですが、なんだか中途半端な出来になってしまい申し訳ありません。元々、私が書くサクラ大戦のレビューは、「3」も「4」もゲームとはかけ離れた部分に論点を置いてきたわけですが、今回のは場外乱闘みたいなものになってしまいました。 やはり、2ヶ月かけても18時間しか時間が取れなかった…いや、本当に面白くてしょうがないなら、制作進行の目を盗んででも睡眠時間を削ってでも遊び倒したことでしょう。でも、そうならなかったのは、この作品が私にとっては「良く出来たリメイク」の域を超えなかったからです。気分は「成長した孫を温かく見守るおじいちゃん」であり、終始目尻は下がりっぱなしでしたが、いかんせん一度辿った道なので主観としてゲームを進めるワクワク感というものが感じられませんでした。 個々の要素はすべて超一流だということは言うまでもないので、レビューで説明するまでもないとは思うのですが、この問答無用の濃さというものが、敷居の高さに繋がってしまっているのではないだろうか?でも、それはゲームレビューで書くべき事なのかな?と私自身も思ってしまうのですが…まだまだ未熟者ですな。レビュー道、未だ果ては見えず!    2003/05/05 (月)  「TLD進捗報告(8)」先日のCレヴォで無料配布したTLDコンセプトBOOKの感想も、少ないながらもぼちぼちと返ってきています。お寄せいただいたご感想を参考材料にして、現在、最終仕様のバージョン3に更に改良を加えたバージョン4の策定を進めています。その例をいくつか挙げてみましょう。>プロローグとテーマについて >システムについて >トゥルーシャドーについて 進捗計画では5月中にテキストデータをアップさせると書いていますが、仕様の修正とツールの技術研究も同時進行でやっているので、なかなか思うように進みません。この連休で日記データの8月分までが完成。ようやく半分まで漕ぎ着けました。その半分が終わってから先の事を考えると胃が痛くなりそうなので、今は目の前のデータとの格闘に全力を尽くしたいと思います。(キーボードを打ちすぎて、指が不自然に曲がった状態が治らなくなってしまった。これはもはや職業病?)    2003/05/04 (日)  「魔界戦記ディスガイア(再)」http://www.gmken.com/review/makaisenki.html↑ディスガイアレビュー ドリマガの「全ハード読者レース」で私のコメントが採用されたことに触発されて、「魔界戦記ディスガイア」のやり込みを再開してしまいました。すでに120時間を越えていたプレー時間が、この数日のやり込みで133時間を越えてしまいました。でもその甲斐あって、LV2000の別次元の魔王:プリエと、LV2500の伝説の魔女:マージョリーを撃破して仲間にすることに成功しました。 対プリエ戦 対マージョリー戦 これで、残すはLV4000の超魔王:バールの打倒だけですが、ランク39のレジェンドアイテムをゲットして、アイテム界の地下100階まで潜ってアイテム神からランク40の究極アイテムを盗み出し、転生を繰り返して素質能力を極限まで引き上げて鍛え上げ…これはあまりにも果てしないやり込みになってしまうので、この辺で再やり込みは一端切り上げておこうと思います。まだまだ遊び足りないくらいであり、本当にこのゲームはすごい。現時点ではダントツで2003年のGM研大賞最優秀作品賞の最有力候補です。やりこみSRPGが大好きな方に是非オススメしたい逸品ですが、くれぐれも健康と仕事に支障を来たさない範囲でお楽しみください。    2003/05/03 (土)  「月箱」TYPE-MOONの同人活動ファイナルを飾る、月姫3作品を1つにまとめた集大成「月箱」のショップ委託が今日から始まりました。私はとらのあなに予約を入れていたので、焦って買いに出かける必要はなかったのですが、とらのあな製作専売の「TYPE-MOON商業化壮行本:Good Luck」を確実に入手するために、朝10時5分過ぎに難波のとらのあなに着いたのですが…階段に早くも行列が?難波店は2Fが商業誌/同人誌売り場で、3Fが同人ソフト売り場になっているわけですが、この日は3Fに入場規制を行う厳戒態勢。気分は池袋レヴォの外周大手ですな。しかし、この列の進みが尋常ではなく遅い。ある程度人数が掃けてから人を入れるシステムであり、入場規制を知らせる店員もいないので、3Fに入るまで入場規制に気付かない客が後を絶えない。レジを増設して対応するなり、人を増やして行列整理を行うなり、もう少しやりようというものがあるだろう!アンタたち、一応商売でやってるんだからさぁ… 月姫に関しては本編のレビューは書いたものの、「歌月十夜」はまだ手付かず状態で放置しっぱなしだったので、これを機会に暇を見つけてやってみようと思います。それに、さっちん(弓塚さつき)ファンの私としては、待望のさっちんミニシナリオ「げっちゅ2」は是が非でも抑えておかねば。月姫は、とかく現象としてゲーム本編以外の部分でイメージだけが膨らみすぎてしまったので、改めてゲームとして月姫は何だったのか、検証しなおしてみたいと思います。 閑話休題 TVアニメ「ガンパレードマーチ」の第11話が非常に面白かった。芝村舞のあんな表情を描けるのはアニメならではの芸当ですな。でも、次回予告で「次回最終話」って…おーい!たったの1クールかよっ!…と、思わず三村マサカズ風のツッコミを入れてしまいました。うーん、なんだかなぁ…「謎」や「設定」を全部切り捨てて、5121部隊の日常に主眼を置いたアニメ版の構成は間違いではないと思うが、12回の尺では表現できるものもできやしない。11話に駆け込みで未登場キャラをエキストラ並みの扱いで出すのはちょっと無理があったかなぁ…壬生屋さんの戦死が早すぎるとか、幻獣の脅威が感じられないとか、何かと問題の多いアニメだったが、戦死者を読み上げる時の演出や、キャラの特性を良く理解した表情の描き方に光るものはあったと思う。原作ファン向けであることが大前提の作り方なので一般の人にはオススメできないが、ゲーム原作のアニメにしては頑張った方だと評価したい。(これは、あくまでテレビで無料で見る範囲においての話ですけどね。)    2003/05/02 (金)  「5月病?」GW10連休も早くも残り4日になりました。外は絶好の五月晴れ。でも私は部屋に籠もってひたすらキーを叩くばかり…気分転換に布団を干したり、洗濯機を廻したり、掃除機をかけたり…日付上は平日なので、ロクなテレビもやってないし…なんだか、漫画家かフリーライターみたいな生活ですなぁ。TLDの製作はいたって順調です。1ヶ月開発を止めてまでしてコンセプトBOOKを製作したことによって、「どこまでやるのか」という限界を自分の中で整理する事ができたのは、大きな収穫だったと思います。これにより、1日にどれだけの作業をすればいいか、厳密なスケジュールの立案と管理が可能になったのだが、それが新たな問題を生む事になろうとは… 新たに発生した問題、それは…5月病みたいなものです。先が見えるということは、その先にある不安要素もリアルに感じてしまうということでもある。初期ロットは何本発注するのか?プレス代がいくらかかるのか?本当に売れるのか?ショップ委託の可能性はあるのか?そんな事を考え始めると、夜もおちおち眠れやしません。 それにもうひとつ、本業の方のプレッシャーも厳しくなってきたのも、精神バイオリズムの低下に影響を与えていると思う。必要に迫られて自腹で2冊1万3千円もする技術書を買って、休み明けまでに目を通しておかねばならず…この仕事で飯を食っていく以上、絶対損にはならない技術分野なのだが、こんな精神状態では頭に入るものも入らない。やはり、ある程度はメリハリをつけてストレスを解消するべきなのだろうか? 苦悩の日々は続く…    2003/05/01 (木)  「日本橋予約紀行」日本橋のソフマップで、6/26発売の「ヴィオラートのアトリエ グラムナートの錬金術師2」の予約を入れて、予約特典の「アトリエ・ベスト」をゲット。この予約特典CDは、歴代アトリエシリーズの名曲を全25曲62分11秒も収録したもので、単体でサントラとして3000円で売られていてもファンなら買うだろうと思える代物です。しかも、予約したらその場で渡してしまう(つまり、購入しなくても貰える)というのだから、商売上はどう考えても利口なやり方とは言えません。しかし、私はそんなガスト(アトリエシリーズの開発元)が大好きなんですよ。私は、このゲームシリーズを初代「マリーのアトリエ」からずっと愛好してきたわけだが、私が好きなのはゲーム自体だけでなく、開発元のサービス精神溢れる作品フォローにこそあるのです。ひとつの作品を継続して作り続けていくことで、世界観もシステムも強化してゆき、安定の中にも常に新しい試みを盛り込み、待たせすぎることなく程よい間隔を置いてシリーズを出し続ける、そんな日本的物づくりの長所が良く現れている、稀有なゲーム会社だと思います。 それに、ガストは「ザールブルグドットコム」という自社サイトを積極的に活用して、市場には流れないオリジナルグッズの製作販売も行っています。外注任せの単なる利益回収機構でしかないメディアミックスとは違い、ガストはファンからの声に応えてグッズを製作しています。現に、今回の「ヴィオ」についても、ファミ通とのタイアップ企画で「限定版はどの内容にして欲しいか」と、いくつか候補を挙げて意見を求めていたが、結局「全部入れちゃいました」という結果になりました。どう考えても+3000円に収まる内容じゃないんだけどなぁ…漢だね! 一方、我らがTLSの新作「サマデ」については、早くもソフマップで予約が始まっていましたが、予約特典はソフマップ描き下ろしテレカとポストカードセットのみ、というあまりに寂しい内容でした。限定版もないみたいです。本当に売る気があるのか疑わしい。どうせ限られたファンしか買わないんだから、限られた範囲で最大の戦果を挙げる戦略を立案するのが、プロデューサーの本来の役目ではないのかね?イベントにしゃしゃり出ている場合ではないと思うぞ? こんなツッコミを入れると、杉ポネ派は「一般の人にも広く売るためには限定版や予約特典などで煽るべきではない」と反論するかもしれないが、では、オタクしか集まらないイベントを中心にしたプロモーション活動やら、4曲(1曲はカラオケなので実質3曲)で2100円(税抜)もするコストパフォーマンスの悪くて内容も無いファンでも辛い先行シングルなどを、どう説明するのか? 結局、かの御仁はもちろん、あの業界に巣くう者の大多数が、「好き者が金を出すのは当たり前」と考えている節があるのではないだろうか?メディアミックスは予定調和の利益回収機構ではなく、ファンが作品を支えるために行っている投資だ、という風に彼らは考えることができないのだろうか?もしそう考える事ができたなら、自ずとファンが期待するものというものが見えてくるだろうし、ファンに対して感謝する気持ちを持つ事ができるだろう。ファンは投資家として厳しく審査と要求をし、製作側は良質な作品とサービスの向上をもってそれに応える。そんな取り組み方のできるゲーム会社がひとつでも多くなってくれることを切に願います。 今回のガストとeb!の予約に関する取り組み方の違いは、まさにその問題の縮図といってもいいかもしれませんね。 |