過去ログ
2008年   1月  2月  3月  4月<  5月  6月  7月  8月
2007年   1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月
2006年   1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月
2005年   1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月
2004年   1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月
2003年   1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月
2002年   1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月
2001年   1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月

    

 2001/02/28 (水)  「モバイルPC返却」

会社から貸与されていた、モバイルPCを会社に返却した。これによって、月々1500円の代替手当てが支給されることになる。勤務報告もイントラネットも自宅のWindowsPCでできてしまうので、モバイルは無用の長物だったのだ。モバイルのくせに重いしでかいし、処理は遅いし…

データを消去しようと三ヶ月ぶりに電源を入れてみると、何も反応が無い。…もしかして壊れたか?と思ったら、単なる電池切れだった。電源をつなぎ直してみると…PCの初期設定画面に戻っていた… あらら、消えてやがる。どうせ消すつもりだったからいいんだけど…

このモバイルは電源をつなぎっぱなしにしていても充電はしてくれない。満タンになると電源が繋がっていても電池は減り続ける。しかも、メモリとバッテリーが直結されているので、バッテリーが切れるとデータもすべて消えてしまうのだ。とんだ欠陥品。

モバイルには興味はあるが、使う時が無い。自転車通勤だしね。それより、ノートPCをもう少し使わないと勿体無いぞ!→俺!

 

 2001/02/27 (火)  「忘れてた!」

忘れてた! 月刊GM研3月号の編集作業の最終段階:デザインワークをしていて、重大な作業項目をわすれていたことに気がついた。それは、表紙のイラストである。

先月号は過去の遺産でなんとか代用したが、今月はその手を使うわけにはいかなかった。なぜなら、ストーリーと設定の大幅な変更があったため、昔のイラストに不整合が出来てしまい、使えなくなってしまった。初期設定資料集としては貴重だが…

月に1点しか載せないイラストに手を抜いていると思われるのも癪なので、早速作業開始… キャラもポーズも前から決まっていたけど、問題になったのはデッサン。躍動感のあるポーズなので、どうしても全身図にする必要があった。本棚をひっくり返して参考文献を捜し、細心の注意を持ってデッサン… ほぼ一発で満足の行くものが完成しました。やればできるじゃないか、俺。

むしろ問題だったのがスキャナーの使い方だった。普通に白黒で取り込んでも、紙の色がついてしまう。そこで、手動設定でガンマ補正を調整して、紙の色が完全に白に溶け込むように微調整を繰り返し… 試行錯誤の末、ようやく満足できる「鉛筆書きのイラスト」を再現することが出来るようになりました。

これでデザイン部分も完成! あとは最終校正して入稿するだけ! お楽しみに!

 

 2001/02/26 (月)  「リストラの嵐」

三菱自動車が経営再建のため9500名ものリストラを行うと発表した。そして、ファミリーマートが赤字店舗500店を閉鎖すると発表。出口の見えない不況の中で、またしてもリストラの嵐が吹き荒れることとなった。

先日のダイエーの冬物衣料九割引セールも、不良在庫処分が経営を圧迫するほど溜まっていたためである。このやけくそな価格設定でなければ動かないほど、消費者の財布は固いのだ。儲けなんか無い。赤字でもいいから、とにかく当面のお金を確保したい。まさに自転車操業。もう、どんな大企業が倒産しても驚かない。そういう時代なのだ。

企業の栄枯盛衰は資本主義の理。だからこそ、手に職をつける事が重要なのだ。それは資格であったり、職歴であったり、特技だったり…とにかく、自分が自信を持てる何かを見つけること、向上させることが大切なのである。大切なのは「役にたつかどうか」ではない。すべては自分の血となり肉となるのだから。

 

 2001/02/25 (日)  「脱稿!」

ああ、つ、疲れた…

朝は朝の6時までかかって小説「e-Angel」第三話を書き上げ、その後睡眠と日本橋での買出しを終えた夕方から第四話の執筆を開始…23時にようやく原稿があがりました!

これでめでたく月刊GM研3月号のすべての原稿執筆が終了しました。あとは文章の推敲と校正作業とデザインワークスを残すのみです。手間の掛かる仕事ですが、時間さえかければどうにかなかってしまう作業なので、気分は遥かに楽になりました。

入稿は3月1日の0時です。ご期待ください。

 

 2001/02/24 (土)  「缶詰」

はぁはぁはぁ… つ、疲れた…

今、疲労の極地で日記を書いています。月刊GM研最大の難関である「所長講演」と「小説」をこの週末で完成させるために、追い込み・貫徹・缶詰状態に突入しました。一日中コタツに座ってキーボードを叩いていると、気が狂いそうになります。無理なスケジュールを組んだのも、スケジュールに遅延を発生させたのも、すべて自分の責任なので文句は言えないのですが…

文章を書いている時の最大の友は音楽です。でも、歌ってノリノリになってしまうと思考が散乱してしまいので、聴くのはα波の出やすいサウンドトラックが多いです。クラシック(特に弦楽器系統)がいいですね。特にお気に入りなのが「ヨー・ヨー・マ」のチェロと、「EVANGELIO:DEATH」ですね。これらを聴いていると脳内麻薬が大量に分泌されるのがはっきり分かる。疲れた脳みそに潤いが戻ってくる。

書いているときは苦痛であっても、書き上げた時、読者から反響が返ってきたときの充実感は何ものにも代え難い快感なのだ。期日までに最高のものを仕上げる、それがプロの仕事というものだ。 さぁ!あとひと踏ん張り!ファイトー!(いっぱーーーっつ!)

 

 2001/02/23 (金)  「天空の城ラピュタ」

金曜ロードショーの「天空の城ラピュタ」を観る。これで生涯通算23回目のラピュタ鑑賞である。やっぱり何度観てもラピュタはいい。何度観ても飽きない。かつてラピュタのビデオを全編コマ送りで鑑賞してビデオデッキを壊した程の「ラピュタ馬鹿一代」の私にとって、アニメとはラピュタそのものと極論してしまってもいいくらいです。

今回は「テレビ+コンポ」のダブルステレオシステムで鑑賞したのだが、これがすこぶる気持ちがいい。前後4個のスピーカーからの、合計162Wの音の集中砲火。一音残さず低音高音を余すところなくクリアに完全再現。音だけなら映画館並である。近所迷惑だけどね。

人間の欲望に際限は無い。音が良くなるとテレビの貧弱さが気になって仕方がない。今のテレビも今年で6年目。いつ何時ご臨終するかわかったものではない。いっそのこと今のテレビが壊れてくれれば買い換える踏ん切りがつくのに… 大型テレビと言っても6畳間に似合う限界サイズというものがあるし、BSデジタルをどうするかという問題もある。

それにつけても金の無い悲しさよ。じっと手をみる。

 

 2001/02/22 (木)  「W杯チケット」

郵便局にW杯チケットの申し込み用紙を貰いに行ったら、すでに割り当て分の申し込み用紙の配付は終了していた。次回追加分は未定。ネット予約もいつ復旧のメドが立つかわかりゃしない。私は大阪市民なので「開催地抽選枠」に応募する権利もあるのだが、どうやって平日に区役所に応募用紙を取りにいけというのだろうか? まったくもって、ずさんな運営体制である。

そもそも、一般人が応募できるチケットが少なすぎるのだ。しかも組織的なチケット争奪合戦とダフ屋と利権者の横行によって、裏市場の価格も急騰することだろう。日本戦のチケットに付くであろう価格は、50万円を越える可能性が濃厚である。

私の家から長居競技場までは直線距離で100メートルもない。それなのに、その試合をテレビで見なければならないというのは、なんとも不条理である。近所迷惑代わりにチケットよこせ大阪市! まぁ、2002年までここにいるかどうかは不明なんだけどね。

 

 2001/02/21 (水)  「大人買い」

アニメイト阿倍野ベルタで大量の物品を購入。総額にして3万7399円。私は普段120円のジュースですら惜しむ人間であるだけに、そのギャップの激しさは尋常ではない。いくら趣味に対しては金を惜しまない主義といっても、今日の金額は異常である。これは、今まで予約していた商品の発売日が集中してしまったためである。1ヶ月分が集中したと思えば… それでも十分異常な金額だが…

今日の収穫は以下の通り。
「新世紀エヴァンゲリオン Second Impact BOX 中巻」
「ポーション リラクシン・ウィズ・ファイナルタンタジー」
「米倉千尋BEST」
「飯塚雅弓BEST」
「カードキャプターさくら コンプリートボーカルコレクション」
「野田順子 For Yourself」

さすがに3月号には間に合わないと思うけど、どれもお気に入りの作品ばかりなので、いつかはレビューしたいけど… じっくり聴く暇も無いのに、レビューを核時間が何処にあるんだろうか? ああ、ジレンマ!

 

 2001/02/20 (火)  「たまには音楽の話でも」

話題のインターネット音楽ファイル共有フリーソフト「Napster」をちょっとだけ使ってみました。一応日本語化はやったけど、曲検索が英語ベースなので、日本の歌を探すのは難しい。色々心当たりの曲を検索していると、ある曲に目が止まった。

その曲の名は「Never Forget」。歌っているのはモーニング娘である。この曲は創世記メンバー「福田明日香」の脱退に贈られた曲です。私は、この曲に特別な思い入れがあります。今まで他人に語ったことはなかったけど、私は福田明日香のファンだったのです。

私は、福田明日香の「焼き銀杏」というボケキャラではなく、純粋に彼女の歌唱力に惚れ込み、この先どんな大物に化けるのか楽しみにしていました。だからこそ、福田明日香脱退後のモーニング娘に反感めいた感情すら抱いていたのです。どんなに曲が売れても、つんくのプロデュース能力を高く評価していても、どこかで認めることは出来なかった。

でも「Never Forget」を改めて聴いてみて、そんな自分のつまらない意地は吹き飛んでしまった。この歌に込められたメンバーたちの気持ちに嘘はない。この歌に感じた感動は偽りではないのだから…

 

 2001/02/19 (月)  「締め切り厳守」

昨日の日記で巻き起こった「異端論」だが、書き終えたあと沸々と新たなる構想が湧き上がってきた。「異端者=最先端=最戦線」この図式を多角的に分析することにより、かつてない新理論が完成されるかも知れない。いずれ機会を見て、この論文は発表することにしよう。

書きたいことがあっても書けないというのは、ストレスが溜まるものだ。すでに0.5日分の遅れが出ている月刊GM研3月号のスケジュールを、これ以上遅延させることはできない…というか、そんな度胸は私には無い。未だに「小説」と「講演」という何日かかるか読めない不確定要素が残っているのだから、例え0.1日分であっても「計算できるスケジュール」は遅らせてはいけないのだ。

厄介なのは「体験」を必要とするレビューコーナーである。取材と称して、ついつい時間を忘れてしまうこともよくある。遊び疲れて原稿を書く気力までなくなっていたり… 個人編集ではそれを咎めたり管理してくれる人間は存在しない。だからこそ、自分の理性を総動員してスケジュールを厳守しなければならないのだ。創作とは自分との戦いなのだから…

 

 2001/02/18 (日)  「冬馬由美さんサイン会」

日本橋の「とらのあな」で開催された、声優:冬馬由美さんのサイン会に行ってきました。これは冬馬さんの小説デビューを記念して企画されたもので、小説「ワイルド・エンジェルス」の購入特典です。

サイン会当日は約150人が集まりました。サインは小説の裏表紙にしてもらうものでした。一人頭僅か2分くらいでサクサク進み、私の番がもうすぐ回ってこようという時に、とんでもない失礼な発言を耳にした。

「イベントって、これだけ?損しちゃった」

典型的オタク臭を放つ無礼極まりない男のこの発言に、私はブチ切れかけました。ずうずうしいにも程がある!無料のイベントにこれ以上何を望むのか!よしんば「物足りない」と思ったとしても、それは店を出てから言えばいいことだ。冬馬さんの耳に届く所で言うなんてもっての他である!

その心無い発言を聞いた冬馬さんの残念そうな顔が忘れなれない。そりゃあ冬馬さんだって、もっとファンとの交流を持ちたいだろう。自分の小説を買ってくれた人に感謝したいだろう。感想も直に聞きたいだろう。だが、それをやってしまうと収集がつかなくなって、イベントを企画したお店に迷惑が掛かるし、スケジュールが狂って仕事関係者にも迷惑が掛かる。だから「営業」の範囲内でイベントをこなさなくてはならないのだ。そんなこと、ファンなら察して当然だ! その馬鹿野郎を殴ってやろうかと思ったが、それはもっと冬馬さんを悲しませることになるので我慢した。

私の番になってサインをしてもらった後、冬馬さんは自ら私に握手を求めてくれました。なんていいひとんなんでしょう… あの不敬の輩の発言に怒るでもなく「申し訳ない」とすら思ってしまうとは… 私はその好意に甘えさせてもらいました。私の後に続く100人余り全員と握手した…のかどうかは見ていないので判りませんが、多分冬馬さんの性格からしてやってしまうでしょう。肩が上がらなくなっても笑顔を絶やさないで…

「おたく」という人間には本当に愛想が尽きた!自分の世界に閉じこもるのは勝手だが、自分の外の世界に迷惑をかけるな!自分を中心に世界を考えるな!むしろ自分は世界の異端者であると自覚しろ! 異端者としてのプライドを持て!異端者を異端たらしめるのは、世界に背を向けることではない!世界と正面から向き合い「突き抜ける」ことなのだ! 常識の無い異端者は「落伍者」でしかないのだから!!

 

 2001/02/17 (土)  「國府田マリ子トークショー」

大阪YMCAホールで行われた声優:國府田マリ子さんのトークショーに行ってきました。これは先日発売されたマキシマムシングル「もんしろちょう」の予約特典のイベントとして、アニメイトが企画したものです。参加人数約200人。普段は予備校生やボランティア活動の講演に使われるホールだが、今日ばかりはこのホールは爆笑に包まれることになった。

このイベントの詳細は月刊GM研3月号の「イベントreport」で書きますが、本当に満足できる60分間のトークショーでした。國府田さんと南かおりさんの絶妙な脱線トークと、國府田さんのおちゃめな天然キャラクターと、歌手活動に対する熱い想いの吐露… ますます好きになってしまいました。

私は彼女が声優だから好きではない。彼女の「人間を惹きつける」という才能に魅せられているのだ。7月のコンサート…どうしよう?

 

 2001/02/16 (金)  「良い本屋さんの条件」

会社帰りの本屋さんで大量のマンガ本を購入。既にこの書店では「金曜日の図書券男」としてすっかり覚えられてしまった。私は少女漫画だろうとエロ漫画だろうと眉毛ひとつ動かさずに買う人間であるから、別に店員に顔を覚えられても困ることなどないけどね。

良い本屋の条件とは、「品揃え」「探しやすさ」「雰囲気」「交通の便」の4点である。書籍は再販制度という制度上、価格競争ができないのだから、純粋にサービスの質が問われるのだ。ある意味非常に難しい商売である。

「品揃え」は店舗面積に比例するものだが、何も多ければいいというものではない。限られた冊数であってもお客のツボを抑えた品揃えの工夫は十分に可能であるし、そういう商品管理努力の見られる書店には好感が持てる。

「探しやすさ」は新刊コーナーや人気漫画の平積み、あと、通路の広さや棚の配置も関係してくる。本をたくさん置けば、その分だけ快適さは失われる。この矛盾のバランスをとるのは難しいけど。

「雰囲気」とは、漫画家のサイン色紙やイベント告知などの情報の充実度、店内の明るさなども関係してくる。手書きの情報は店員さんの情熱の現れです。

「交通の便」は店員の努力でどうこうできる問題ではないが、そこに集まる人間の傾向を分析し、そういう分野に特化した商品を強化して「色」を打ち出していく姿勢も大切である。

私は本を買うことも、読むことも、並べることも、箱詰めすることも大好きである。…もしかして、私の天職は本屋さんだったのかも??

 

 2001/02/15 (木)  「月刊GM研3月号編集開始」

はやくも2月も折り返し地点を過ぎた。そう、それはつまり月刊GM研3月号編集時期の到来である。安寧の時は終わりぬ。再び論壇という戦場に立たねばならぬ刻が来たのだ。ネタも十分に仕入れたし、後は料理に入るだけ、なのだが…

はっきり言って今回のほうがプレッシャーを感じている。創刊号は何もかもが手探り状態だったが、確かな手ごたえと技術的なノウハウを蓄積することができた。今回は編集作業自体は格段に楽になるだろう。だが… 最初は誰でもWEBマガジンの目新しいさに注目する。だが、読者がこの形態に慣れてしまった次号からは、純粋に文章と企画の「質」で勝負しなければならないのだ。

その対策として臨時企画として「イベントreport」コーナーを新設し、ゲームreviewも3本に増量。GM研所長講演に到っては、1万字という空前の大論文を企画。自らの信ずる道を突き進むことで、どこまで読者の関心を引くことが出来るか… あくなき挑戦。それが月刊GM研なのです。

 

 2001/02/14 (水)  「バレンタインデー?」

バレンタインデーには特に何の思い出もないので、別に好きでも嫌いでもない。ただし、ホワイトデーの「3倍返し」という悪習慣だけは許しがたい。特に職場などで完全にうわべだけの習慣として大量流通させるなど、もってのほかである。独身ならまだ「投資」と考えることもできるだろうが、既婚者になると単に家計を圧迫するだけでなく、家庭不仲の火種にもなりかねない。潤うのは業者ばかりである。

こういうことを書くと「もてない男の僻(ひが)み」と思われてしまうのだが、私は別に僻んでいる訳ではない。私は積極的に「もてたい」と思ったことはないし、「もてよう」と努力したこともない。女性が嫌いというわけではないし、女性恐怖症でもない。ただ単に「自分を曲げる」ことが嫌いなだけなのだ。

そもそも私は自分のことすら良くわかっていない。他人、それも異性を理解するのはなおのこと。この問答には答えなどない。人間はロジックで割り切れるものではない。だからこそ悩み続ける。それが自分の自然な姿だから。

 

 2001/02/13 (火)  「怒!鬼武者」

先週の土曜日に買った「鬼武者」だが、一切話題として取り上げなかったのには訳がある。それは、このゲームが「語るに足りない」ものであるからである!

はっきり言って期待はずれである。怒りを通り越して、呆れてしまった。その詳細については、あまりにも辛辣な毒舌になってしまうので、月刊GM研3月号のレビューで思う存分ぶった斬ることにします。

PS2の今後を占う試金石なゲームであるという、過剰な期待があったのも確かである。だが、蓋を開けてみればそこには何も無かった。どんなにこのゲームが売れようとも、PS2初の100万本タイトルになろうとも、私はこのゲームを許さない!カプコンを許さない!! そしてなにより、このゲームの本質を見抜くことのできなかった自分が許せない!!!

 

 2001/02/12 (月)  「フリーマーケット」

昨日の話だけど、阿倍野のフリーマーケットに行ってきました。阿倍野ベルタ脇の空き地に、第二、第四日曜日に定期開催されているらしい。暇つぶしがてらブラブラしていると、とんでもないものを見つけてしまった。それは「ガンプラ」である。

ガンプラとは「ガンダムのプラモデル」の略称だ。最近は塗装済み&接着不要のガンプラが一部のマニアで静かなブームを呼んでいるのだが、私が見つけたのは純正の初代版のガンプラだった。しかも未開封の! これは出すところに出せば数千円は下らない貴重品である!

しかも当時の市価で販売していた!思わず「ジオング(足なし)」を300円で衝動買い。久しぶりに掘り出し物と言える買い物が出来て非常に気分がいい。…でも、本当に組み立てるのだろうか?マニアに転売したほうがもうかるかも?

 

 2001/02/11 (日)  「予約狂想曲」

昨日予約に失敗した「サクラ大戦3」を予約するために奔走。日本橋のゲーム屋さんを片っ端から廻ったが、どこも限定版A(オルゴール付)の予約は終了していた。僅か一日で日本橋のサクラ3は完売してしまったという計算になる。げに恐ろしきはマニア魂也。

最初から予約できないのなら諦めもつくのだが、予約を一度躊躇したために予約し損ねたことにより、後悔の念が沸きあがってくるのだ。なぜ躊躇したのかというと、派遣先との契約更新の関係上、確実に発売時期に大阪にいられるという保証がなかった。予約金を無駄にしたくなかった… だが、結果はこのザマである。

予約は躊躇してはいけない。物欲に逆らってはいけない。逆らうときは後から襲ってくる後悔を跳ね返せるだけの論理で、自分を納得させる自信があるときだけにしよう。ストレスを解消すべき買い物で、ストレスを溜めてしまっては意味が無いからね。

しかし、失意の底で引き上げてきて、なんとなく入った近所のゲーム屋さんで予約できるかどうか聞いてみると、あっさり予約できた。!やはり日本橋が異常だったのだ! 量販店よりも小売店のほうが、都会よりも地方のほうが、限定版を入手するのは簡単なのだ。限定版にはショップ独自の特典は付かないし、値引きもない。ならば小売店で買っても全然問題はない。 ああ!スッキリした!晴れ晴れとした気分だ! 

でも、一番良い解決策は、「限定版に躍らせれないこと」なんだけどね…

 

 2001/02/10 (土)  「ありふれた休日」

布施のCD屋の500円均一セールに行ってきた。今回はこれといった掘り出し物が無かったので、キワモノ路線で攻めてみた。虎舞竜とか、国武万里とか、カジヒデキとか… 私は今まで、実用性とコストパフォーマンスを前提とした余裕のない買い物しかできなかったが、私もようやく、買い物自体を純粋に楽しめる歳になったものだ。

さすがに自転車で行くのはしんどい距離なので電車を使ったのだが、その際に初めて近鉄電車を利用した。切符を買うときに気がついたことは、値段設定が恐ろしくアバウトであること。初乗りが150円というのは安いけど、値上げの間隔が50円単位で、200円、250円…というように上がっていくのだ。なんだかすごく損した気分になってしまった。

ソフマップにて「トゥルーラブストーリー3」と「サクラ大戦3」の予約に失敗。TLSは予約得点のマグカップが品切れしてしまった。サクラ3はオルゴール付きの限定版が大人気。両ソフトともにマニアには大人気のゲームなので、日本橋のようなマニア度の高い地域で入手しようとするのは大変なのだろう。あ、私もそのマニアの一人なのか…(遠い目)

 

 2001/02/09 (金)  「夢見るチカラ」

8月の「コミックマーケット60」にサークル参加するための書類発送が完了。あとは運を天に任せて当選するよう祈るのみである。抽選に漏れた場合の委託参加については、まだ何も決めていない。事と次第によっては描かないかもしれない。何しろ今回のネタは鮮度が命だからね。

出版を予定しているのは、「それはエノキダ!」のパロディ本で、コミケの実態をレポートする実録ルポ漫画「それはコミケだ!」。部数は100部。これは印刷会社に発注可能な最小単位なのだが、なにぶん初めてなので、実際どの程度売れるのかサッパリ分からない。ネタもテーマもディープだし…在庫を抱えるのは避けたいところだ。

もうひとつ出版を予定しているのが、月刊GM研の会報。これは無料配布するチラシのようなもの。それと、間に合うかどうか分からないが、小説「e-Angel」の製本版も作りたい。冬コミには「それはコミケだ!(サークル編)」も出したい… ああ、夢は果てしなく広がる!

そんな暇が何処にあるのかは、今は考えたくはない。思いを馳せるのは自由なのだから。それに、夢を見ることの出来ない人間に”あたらしいなにか”を創り出すことなんて出来ないのだから。夢見るチカラ。それが人間が持つ最も偉大な能力なのだから。

 

 2001/02/08 (木)  「GM研代表講演集」

過去のGM研代表講演集を作成していて気がついたのだが、当時の私の先見性と切れ味鋭い論理には、改めて驚かされてしまった。語尾や論理展開は荒削りで乱暴だが、包み隠さない真実の言葉が、魂がそこにはある。

今の私に、このような驚きを持った文章が書けているだろうか? 読みやすい文章を書くのは上手になったと思う。でも、気持ちを伝えるのは下手くそになったと思う。それが成長というものなのだろうか? 大人になるということなのだろうか?

人当たりの良い温厚な人物と目される私だが、その本質は冷徹な頭脳と辛辣な毒舌を持つ激情家である。ひとたびブチ切れると手がつけられない。言葉という暴力で敵を壊滅させてしまう。そんな危険な人格をコントロールする人間の理性というものは偉大である。

天才とキチガイは紙一重。そのバランスを時には踏み外すくらいの度胸が必要なのかもしれない。

 

 2001/02/07 (水)  「サカつく特大号(7)」

まだまだやってる「サカつく特大号」。ついに10年目に突入し、いわゆる「10年目の壁」が立ち塞がってきた。急激にレベルアップした他チームとの熾烈な争いに勝つためには、自分のチームを更に強化するしかない!Aランクの更に上、グレートプレーヤー、ファンタスティックプレーヤーを次々と獲得し、チームの大改造に着手せねば!

そんな最中、世界最強のクラブを決める「グレイトチームカップ」が開催された。なんとか決勝トーナメントに残ったものの、そこは目も眩まんばかりの強豪ばかり。レアルマドリード、ACミラン、マンチェスター、ローマ、バルセロナ… 当然選手も超スター揃い。ロベカル、ロナウド、ロマーリオ、ロベルト・バッジオ、中田英寿、ベッカム…

メンバーリストを見ているだけで鼻血の出そうな英雄たちばかり…「負けて当然、むしろ気持ちいい」などという気持ちになってしまう。圧倒的な実力差。だが、采配次第では勝ててしまうのがこのゲームの面白いところ。総リセット回数23回にして、ついに優勝を勝ち取ったのです!

ようやくサカつくも一段落着いたので、いよいよ本命「鬼武者」に手を出すか?

 

 2001/02/06 (火)  「懸賞必勝法」

私は懸賞のマニアである。懸賞は出さなければ当たらない。だが、闇雲に数を出せば良いというものではない。今日は特別に、私の経験に基づく懸賞の3つのコツを伝授いたしましょう。

●懸賞のコツその1「当選倍率を見極めよ!」
どんなに当選本数が多くても、応募者が多すぎると当たらない。それは宝くじも懸賞も同じ事です。まずは当選倍率を見極めましょう。目安としては100倍を超えるような懸賞は無謀です。過剰な投資や期待をせず、無料かつ複数応募不可の懸賞で勝負しましょう。狙い目は人目に触れにくい懸賞。漫画の単行本の帯や、情報誌のプレゼントや、インターネット懸賞です。ファン層が限定されるので、当選倍率も低い。でも、貴重すぎる品物の倍率は天文学的なので注意も必要です。

●懸賞のコツその2「プレゼントの性質を見極めよ!」
意外と重要なのが、必要事項を完璧に記入すること。よく「感想などをありましたらご自由にお書きください」という欄を記入しない人がいますが、それはマイナスです。担当者も人間ですから、味気のない葉書よりも、思い入れたっぷりの葉書に惹かれるというものです。懸賞は公平であるとは限りません。それは雑誌によってまちまちですけど。

●懸賞のコツその3「ゲンをかつげ!」
最後のコツは非論理的ですが、一番重要かもしれません。どんなに完璧な理論を持ってしても、運には勝てませんからね。信じる者が救われるとは限りませんが、気休め程度にはなるでしょう。とにはく、「当ててやる!」という気合が大切なのです。

 

 2001/02/05 (月)  「全身筋肉痛」

か、体が動かんっ!
朝、携帯電話の目覚ましに起こされたものの、体が反応しない。一瞬金縛りかと思ったが、その正体は筋肉痛であった。それも極度の筋肉痛である。起き上がることすらできやしない。仕方なく会社に休みの連絡を入れた。ああ、また貴重な有休が減ってしまう…

筋肉痛は病気ではないが、安静にしていれば治るものでもない。患部を根気強くマッサージして筋肉を解し、適度の運動を加えて膨張した筋肉を同化させる。じっとしているのは、むしろ良くないのだ。第一、今回の患部は内転筋とお尻。普通に座っていることが一番辛いのだ。ボーゲンは極端な内股体勢なので、普段使わない筋肉を酷使したし、安全に転ぶためお尻で受身を取るようにこけていたし…

お尻の筋肉痛はかなり厄介だ。一度座ると立つのが億劫になる。便座に座るのも苦痛。寝返りをうつだけで「ピキッ」と激痛が走る。こういう時は「運動は健康に悪い説」を信じてしまいたくなる。やはり人間慣れない事はすべきではないなぁ…

 

 2001/02/04 (日)  「スキージャム勝山」

朝10時に再びスキージャム勝山に到着。今日は5時間たっぷり滑れるので、私の経済観念もGOサインを出している。早速ウェアとスキーセットのレンタルをするが…何しろド素人なのでスキーブーツの履き方すらよく分からない。初めて装着したフル規格のスキー板は不必要にデカイ。リフトの乗り方も良く分からん。

普通こういう素人には知り合いの経験者が教えるものだが、私の同僚は皆ボード派なので、私はすべてを手探り&独学でやらなければならなかった。今になって冷静に考えてみれば、とんでもない無謀な試みである。

まずはスキーの基本中の基本「ボーゲン」のマスターから始めようとしたが、頭に描いていたイメージと実際は大違いだった。まず、まっすぐに滑ることができない。そして、スピードが落ちない。この疑問に答えてくれる人は当然いない。雪国の人間としてはレッスンを受けるのはプライドが許さないし、財布が許さない。

見よう見まねで試行錯誤を繰り返し、嫌になるほど転んで転んで転んで…やっとボーゲンを自分のものにしたときには、もう帰る時間になっていた。全身痣だらけになって、筋肉痛で一歩も動けない状態に…スキーってハードなスポーツだねぇ。面白いけど、疲れるし、金が掛かりすぎる。次の機会はいつのことやら…

(自己流ボーゲン(非推奨)) 特徴:体重移動をせずに曲がる。スピードが落ちない(止まれない)。

 

 2001/02/03 (土)  「山中温泉」

会社の一泊研修で、福井県のスキージャム勝山に行ってきた。スキーは10年ぶり。しかも昔はプラスチックスキーで裏山で直滑降していただけ。フル規格のスキーは初めてである。

当然道具も持っていないのでレンタルで済ませようとしていたのだが…2時間しか滑れない事が分かって急遽方針転換。2時間で7000円は高すぎる!…と、私の経済観念は判断したのだ。スキーなら明日なら5時間たっぷりできるのだから、まぁ、いいや。

スキーをしないで露天風呂に行ったのだが、これがなかなかの掘り出し物。屋根のない本物の露天風呂にちらつく粉雪。利用者が少ないのでサウナも独占状態。温泉としての効能は怪しいものだが、スキー場の風呂にしては十分だろう。

その後、石川県の山中温泉のホテルに宿泊。蟹づくしの豪勢な夕食(しかも私は蟹を2人前平らげた)。イベントの一気飲みリレー(生卵担当)の商品で「入浴剤セット」を獲得。先日入浴剤を日記に取り上げたばかりなので、少々驚いてしまった。

実はこの夜、全く眠れなかった。同室のK君のいびきが五月蝿かったし、布団が妙に暑くて汗が滲んでくるし…気が付くと4時。明日は6時起きなのに…ゲンナリ

 

 2001/02/02 (金)  「健康管理」

残業で疲れた体に染み入る入浴剤入りのお風呂。金曜夜のお楽しみは牛丼特盛と風呂。安上がりなものである。今日の入浴剤は「箱根の湯」。いずれ入浴剤のレビューでもやろうかな? …冗談ですけど。

最近肩こりが激しい。元々撫で肩なので肩がこりやすい体質なのだが、最近キーボードに向かっている時間が長くなったのが一因と考えられる。コタツテーブルでキー操作することに無理があるのかも知れない。でもパソコン専用デスクを置くようなスペースはないし、コタツの温もりには到底敵わない。頭寒足熱で頭の回転も良くなるし。少々肩がこるくらいは目を瞑るべき?

明日から一泊二日でスキー旅行。怪我しないように楽しんでこよう。

 

 2001/02/01 (木)  「お便りプリーズ」

先月は月の半分を月刊GM研の編集に費やしてしまったので、あっという間だった。今日から2月。「2月は逃げる、3月は去る」という格言の通り、あっという間に過ぎてしまうのだろう。年とともに月日の経つのは早くなるばかり。

無事入稿も終え、親しい人たちからぼちぼち反響が届き始めた。プレッシャーの反動で虚無状態に陥っている私にとって、反響がなによりの良薬です。とりあえずしばらくは、ぼーっと遊び呆けることで、次号のネタ拾いと気力の充電に専念することにします。

アクセスログを解析していて分かったのですが、gmken.comは検索サイトに登録されていないようです。freewebの旧GM研はヒットするのに…レンタルサーバーはロボット検索型に引っかからないのか? ついでにGM研を名乗る別の団体があることが判明(略称の意味は全然違うけどね)。検索サイトへの登録については一考する必要がありそうだ。