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 2008/06/30(月) 「130/179」

GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに7本書き上げました。

「Kanoso (いつものところ)」
「既知街 (犬大工)」
「夢を見たいから (SERIO-A)」
「セリオの絵本 (おもいで広場)」
「秋子さん名雪入れ替わりシリーズ (CUTIE KIDS CLUB)」
「夢見る時を地球へ (くらっしゅハウス)」
「パトトノハネ (PATOTO)」

これで、全179本のうち130本が完成しました。進捗率は72.6%です。7本も書いた割に%が伸びていませんが、これは総本数が計算違いで179本に増えてしまったためです。つべこべ言っている暇はありません。とにかく書くしかありません。あと49本…50本を切ったと思えば少しは気が楽になる…かもしれない。

 2008/06/28(土) 「にゃんことカイザー」

仕事と原稿漬けの日々の中でのささやかなお楽しみはアキバでの買出し。資料が増えるほど仕事が増えてしまうのは少々考え物ですが…いつものように、今週発売のきららフォワードときららキャラットを虎の穴でサークル割引で購入。そして、今日の本命は「まんが4コマKINGSぱれっと」で連載している、珠月まや先生(ミュンヒハウゼン症候群) の「にゃんことカイザー」の単行本は…なぜか見つからない。とら⇒アニメイト⇒メロン⇒ゲーマーズ⇒K-BOOKS…とハシゴするも、まったく見つからず。もしかして大人気…なのだろうか?

単行本応援ブログキャンペーンの締め切りが6月末日だというのに、これは困った!Amazonに発注しても日曜のうちに受け取れる保証はないし…駄目元でヨドバシビルの有隣堂にも足を運んでみることに。店内設置の書棚検索で場所を調べると在庫ありの表示。よし!これなら行ける!…だが、指定の棚に本は見当たらない。仕方なく、最寄のオネーサン店員さんに本を探してもらうことに。5分後、オネーサンが倉庫から本を見つけて来てくれましたが、かわいいタイトルとは裏腹に、本の帯には「獣」とか「幼女」とか「パンツではなくパンティと言ってください」とか書いてあるので少々焦りました。いやほら、店員さんはプロだからそんなことイチイチ気にしないんでしょうけど…

というわけで、原稿中なのであまり時間は取れませんが、「にゃんことカイザー」の感想をば。私立ブリードスクール、それは動物育成を学ぶ特別な幼稚園。なぜかしゃべる犬(カイザー)が担任の先生。カイザーはバイオテクノロジーで生み出された教育用の犬…なのですが、その実態はど助平でどMな変態アニマル(いろんな意味で)。俺様はロリコンです。何故好きなのか?それは遺伝子に組み込まれた運命!と正々堂々と宣言。吊るし上げられてもお願いするのは「ムチで殴ってください。この際角材でもいいから!」と…天晴れな変態っぷりを発揮してくれます。

変態な獣と幼女、と書くと何かといかがわしいかもしれませんが、カイザーの変態な言動に意味もわからず返される健全なリアクションの絶妙のバランスによって、ギリギリ健全なお笑いとして成立しています。プレ連載だった「ブリードスター」もカイザーの過去として自然な形でつながった物語として収録されていて、変態お笑い漫画(褒め言葉)として着実にこの作品がレベルアップしていることが改めて実感できます。下品かどうかなど些細な問題です。”苺狩り”というキーワードひとつとってもエロ妄想してむっはーとして、一人はるかな着地点に行ってしまう力技は、シモネタであることを忘れてしまうほどのパワーがあります。ぱれっと本誌を読んでいない方も、是非単行本でこの機会にご一読いただければ幸いです。

 2008/06/27(金) 「驚愕の事実発覚」

今週の激闘を終えて帰宅。さすがに今夜は原稿に取り掛かる気力も残っておらず、さりとて何もしないわけにもいかないので、web告知の進捗を更新しようとしてところ…

疑:あれ?数え直してみたら167本のはずが、179本あるんですけど??
答:台割作成時に何本か掲載候補が抜けてしまったため

いや、確かに以前縁起のいい数字の179本にいっそのことしてしまおうかしら?と言っていましたが、期せずしてこの数字になってしまいました。なぜ179が縁起がいいのか?それは分かる人に分かればいいので、特に説明はしませんが…

問題なのは製作スケジュールに乗っかってくる+12本は影響が大きすぎることです。今週末に予定以上の積み上げが何本できるだろうか…

 2008/06/26(木) 「123/167」

GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。

「D.C.B.S. (RAKUKINE)」

これで、全167本のうち123本が完成しました。進捗率は73.7%です。例によって例の如く振り返る暇はないので解説は割愛させていただきます。平日1日1本ペースで今週分をなんとか完走を果たしました。限界です(ブラバラ風の脱力BGMとともに電池が切れたように就寝)

今週末のノルマは10本…

 2008/06/25(水) 「122/167」

GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。

「Sincerely (龍楽園)」

これで、全167本のうち122本が完成しました。進捗率は73.1%です。本日もなんとか平日1本のペースを死守。そして昨日と同じようにタイムアップです。それでも苛酷な環境でも徐々に耐性が出来てスキルアップしつつあるから、人間とは恐ろしいものですね… 相変わらず綱渡りのスケジュールは、今週末が最大の山場になると思います。6/30の時点で80%に達していなければアウト。レビューだけで本の全ページが構成されるわけではありませんからねぇ…

せっかく早く書きあがったのに、日記で睡眠時間を削るわけにも行かないので、今夜はこの辺で…

 2008/06/24(火) 「121/167」

GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。

「毎日なかよし (TUGUMIX)」

これで、全167本のうち121本が完成しました。進捗率は72.5%です。
本日もなんとか平日1本のペースを死守。そして昨日と同じようにタイムアップです。

あ、先週のさんま御殿を観る前に上書き毎回録画されてた…
まともにテレビを観る時間もなく、修羅場モードは続きます。
あと46本、92時間。確保できる…かな?

 2008/06/23(月) 「120/167」

GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。

「SWORD DANCERS 2 (比村乳業(仮))」

これで、全167本のうち120本が完成しました。進捗率は71.9%です。
平日の1本ノルマはハードすぎます。もう1行も書けないくらい精根尽き果てました…
レスもロクに出来ない状態ですが、本日はここまで!

 2008/06/22(日) 「119/167」

GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに5本書き上げました。

「マリア様がみむきもしない再録本 (HONEY DROP)」
「BYE-BYE / COMIPA (チキンなげっと)」
「さつきそら (ひなたぼっこ倶楽部)」
「だから俺はレンを襲う (自称清純派)」
「8cm (8thGOD's)」

これで、全167本のうち119本が完成しました。進捗率は71.3%です。
目が痛くてこれ以上画面を凝視してられそうにないので、今夜はとっとと寝ます。
申し訳ありませんが、解説は割愛させていただきますね…

 2008/06/20(金) 「114/167」

GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。

「秋桜友達 (クロスロード)」

これで、全167本のうち114本が完成しました。進捗率は68.3%です。
筆舌に尽くしがたい激務の日々と壊れっぱなしの体調の中、ようやく1本仕上げました。
ホンマにこのペースで間に合うんかいな?

週末はおとなしく家にひきこもって原稿に励むとしましょうかね…
あー遊びたい!…という気持ちを抑えるとまたストレスが…

 2008/06/16(月) 「サンクリ40レポート」

6/15は池袋サンシャインシティで開催された同人誌即売会「サンシャインクリエイション40」に一般参加してきました。前日は自宅に持ち帰った仕事で朝4時まで不眠不休だったこともあり、いつにも増して最悪のコンディションでしたが、夏コミ前最後の大イベントということもあり、眠い目をこすりながら7時30分に現着。いつものようにBホールの列に行ってみると、前から10列目くらいというありえない人の少なさに驚く。Bホールは私にとってはマリみて・なのは・ハルヒ・らきすた、という有力ジャンルが集中していて大変便利なホールなのですが、やはり多くの人は成年向けの大手サークルさんをお目当てにA23やA1に並んでいたようで、そっちの列はすごいことになっていたようです。列整理のスタッフさんが「これほど平和で仕事が楽な列は他にないっすよ」と言ってたくらいですから。それでも、私の直前の列で7時25分区切りでペナルティが施行されていました。Bホールは50名にも満たない小規模なものでしたが、他のホールではもっと大規模なものだったようです。40回記念開催ということもあり、今後はより徹底した早朝来場対策をするという意思表示なのでしょう。

11時に開場を迎えてみると、終始まったりだったBホールの列もかなりの人数になっていて、開場とともにみるみる人が溢れていく。外は日焼けするほど日差しが強かったけど、中は人口密度の高さと蒸し暑さですごいことに。A23とA1はもっとすごいことになっていたようですが…まぁ、雨が降るよりはよっぽどマシだったかと。Bホールは外周に列誘導が必要な大手さんが居ない代わりに、島中で小規模な列が出来たり、他のホールの攻略を終えた人が後から後から入ってくる展開で終始賑わいを見せていました。6月ということですでにコミケモードに入っている方も多く、オフセット発行率は決して高くはありませんでしたが、そこがかえって忙しすぎないイベントとして、交流や挨拶回りにもバランスよく時間を使えるイベントとも言えるのかも知れませんね。少々気になったのは、なのは系でいくつかBとCに分散配置になってしまったサークルさんがいたことや、40回記念だけど記念行事的なものがなかった(あったかも知れないけど実感できなかった)ことでしょうか。サンクリくらい大きいイベントになると、ネタ的なことは難しいと思いますが…

本日の収穫は45冊でした。サンクリの常連さんでBC(もしくはBD)ホールは毎回全チェックしているので、新規開拓がそうそう出てくるものではありませんが、思わぬところで委託本を見つけたり、レビューの表紙使用の直接許諾を取ってまわったり、ここのところ短時間で切り上げるイベントが多くて頼んでいなかったスケブをお願いしてみたりと、冊数以上に非常に充実したイベントでした。ちなみに、本日のスケブは、商業単行本が間もなく発売されるミュンヒハウゼン症候群さんの「まどかさん」、しばらくサンクリには参加できないかもしれないゆ〜のす通信さんの「かがみん」、流風舎さんの「シグナム(ボル建仕様)」の3つでした。無理を押してでも参加して良かったと思える、いい充電ができました。vol.6については改めて期待を込めた催促もいただいたことだし…

さて、ここからは夏に向けて自分の作業に徹するとしましょうかね…
今回のレポートは短めですがこの辺で。

 2008/06/15(日) 「今月のきらら」

 1 ふおんコネクト!
 2 三者三葉
 3 メロ(3乗)
 4 かみさまのいうとおり!
 5 ねこきっさ
 6 うぃずりず
 7 あっちこっち
 8 ドージンワーク番外編
 9 ゆゆ式
10 ダブルナイト
11 まーぶるインスパイア

仕事のバタバタ続きでレポートが遅れてしまいましたが、きらら本誌7月号の自分内ランキングは上記のようになりました。全25本中で自分内単行本購入基準(略してC点)をクリアしていた作品は11本。打率に換算すると.436でした。まずはさらっと一読して小首を傾げる。はて?なぜ今月の表紙を飾っている「棺担ぎのクロ」を見かけなかった気がするのだが?目次を確認にしてみると、「作者急病のため休載」という記載がありました。ずっと蒼樹うめ先生が表紙を担当しているキャラットとは異なり、看板クラスの有力作品が月変わりで表紙を務める本誌は、デザインの多様性という面では個人的に好きなのですが、看板漫画という過度の期待とペースを掴めない過密スケジュールが心配なところでもあります。

そんな中、初ランクインを果たしたのが「ゆゆ式」と「ダブルナイト」の2本です。「ゆゆ式」はしばらく様子見をしていましたが、連載4回目でようやくこの作品の狙いドコロが掴めてきた気がします。このゆるくてフリーダムな笑いはさまーずのライブっぽいノリで、私は好きです。「ダブルナイト」は随分前からあと一歩の境界線上にあった作品でしたが、男の子以上に男前な稲穂さんと、女の子以上にかわいいユキちゃんの微妙な関係をライバル登場でジェラシー発動、という分かりやすい構図を描いたダンスパーティー編で何かをつかんだような手応えを感じました。ここしばらくの完結ラッシュで中盤の構成力に不安を感じていましたが、こうして既存の作品から2列目の飛び出す作品が出てくる辺りが、この雑誌のレベルの高さを物語っているのかもしれませんね。いずれも今後も期待できそうです。

そんな今月の首位に立ったのは「ふおんコネクト!」でした。修学旅行編の完結編となる今回は、旅行現地ネタはそこそこに、交流(あける)とノキアママとの微妙な関係が垣間見えるエピソードとか、バカ騒ぎしつつ、あとでふりかえって(読み返して)頬がほころぶような小さな気遣いとか、実にこの作品らしい修学旅行だったと思います。次点には葉子様の恋愛相談完結編を描いた「三者三葉」が。恋愛相談と言っても、あのメンバーでまともに行くはずが無いのはお約束というものです。このベタな昭和のコントのようなノリは、今はかえって貴重なのかもしれませんね。3番手には「メロ(3乗)」が。ヒロイン3人の個別エピソード紹介から入るスタイルは今回のころな編で一巡。それぞれの視点から福田君の好きな部分がはっきりとしてきて、次回からの展開も楽しみです。

今月は時間がなさすぎるので短めですが、この辺で。

 2008/06/13(金) 「113/167」

GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。

「楽園観用少女 (す茶らか本舗)」

これで、全167本のうち113本が完成しました。進捗率は67.6%です。
PCの前に座れたのは0時を過ぎてからで、さすがに今夜こそは1本も書けないだろうと覚悟していましたが、どうにか1本仕上げることができました。さすがマリみて本のレビューは思い入れが半端ではありません。今まであーでもない、こーでもないと読書百遍で頭の中に溜め込んでいたものを一気に吐き出すのは、文章書きにとってはある種の快感なのかも知れません。いや、決して先月原稿をろくすっぽ書かなかったことへの言い訳をしてるわけではありませんが(^^;「あの時期があったからいい本が書けた」と後で振り返るためにも、なんとかして夏コミの発行に間に合わせたいものです。

あ、レビューの補足を書く間もなくタイムリミットを迎えてしまいました。
なんだかなー

 2008/06/12(木) 「112/167」

GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。

「こちらリリアンかわら版編集部 (赤木文庫)」

これで、全167本のうち112本が完成しました。進捗率は67.1%です。
なぜか昨日書いた日記が消えてしまったので、もう一度書くのは時間もなく厳しいところですが…当初予定した「カナティ!」ではなく、より代表作としてご紹介したいと思うこのシリーズへと、執筆直前になって差し替えさせていただきました。小説本でしかもシリーズものということもあって、ネタバレをどこまで押さえつつ作品への興味を引く紹介ができるか?悩みながらの執筆だったし、校正でかなり手が入ることになると思いますが、ひとまず納得できるクオリティに仕上げることができたと思います。

さて、時間がなさすぎるのでこのへんで。

 2008/06/11(水) 「111/167」

GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。

「マリみちょ (Skirthike)」

これで、全167本のうち111本が完成しました。進捗率は66.5%です。
解説を書いている暇もなく就寝時間を迎えてしまったので、補足説明は何もできませんが、限界を超えた連投の日々でも何とか平日に2時間の製作時間を確保できるようになりました。やはりサークル封筒が届くと「やるぞ!」という実感が涌いてくるものですね。いつまでも宿題を残しっぱなしでは、もし何か不測の事態が起きた場合、自分の悔いを残すだけではなく、ご期待していただいている皆様にもガッカリさせてしまうことになりますからね。今出来るすべてをしたい。暗い事件にやりきれない気持ちは、逆に私を前に進めることの幸福を実感させてくれました。前へ。もっと前へ。その先にある”やり遂げた幸せ”を私達は知っているのだから…

 2008/06/08(日) 「哀悼:秋葉原通り魔事件」

修羅場仕事明けで鳥越神社祭の喧騒もよそに泥のように眠り、昼過ぎにやっとこさ起床してお持ち帰りの仕事を片付けようとテレビをつけたら、そこには見慣れたアキバの交差点の映像と「秋葉原に通り魔」のテロップが…すでにニュースで大騒ぎになっているので、事件について解説をする必要はないと思いますが…まずはなにより、かのような理不尽な不幸によって生命を奪われた方々に心からご冥福をお祈りするとともに、ご遺族に心よりお悔やみを申し上げます。

レンタカーを調達し、歩行者天国の時間帯を狙い、警官に銃を向けられるとあっさりナイフを手放すなど、明らかに計画的に犯行に及んだ今回の犯人への怒りは当然ありますが、もっとやりきれないのは救急隊員の必死の救急活動を、携帯カメラで撮影したりネットにアップしたりしているヤジウマたちの無神経さにも怒りを覚えます。私だってあの場合にいても何もできなかっただろう。恐怖と怒りに震えるしかできなかっただろう。せめて救急車両の邪魔にならないように、すみやかに現場を離れる。多分私ができたのはそれだけだろう。生きるか死ぬかの瀬戸際にいる人間にカメラを向けていいわけがない。マスコミやヤジウマが集まりすぎたため、何名もの救急救命士の手を割いて、ビニールシートで隠して救急車に搬送するなどという馬鹿馬鹿しい対応をせざるをえなかったことに、誰も疑問を抱かないのだろうか?

ここ数年、通り魔事件は頻発していましたが、それでも私の中での危機意識は薄かったのかもしれません。ニュースの映像越しで伝えられる報道を、どこか遠い国の出来事だと思っていたのかもしれません。しかし、通い慣れた場所で自分と近い趣味持つ人々が集う場所で起きた惨劇の報らせを前にして、どれほど自分の認識が甘かったを痛感しました。この日、私は仕事の煽りをくって自宅で静養していましたが、何事もなければその時間帯はいつもなら秋葉原にいるはずでした。事件に巻き込まれていたかもしれない。ほんの少しの偶然と他人の悪意で、人の生命も想いも何もかもが踏みにじられ消し飛んでしまう。運命と呼ぶにはあまりにも理不尽な不幸は、自分にも紙一重のところまで近づいていたのだと…自衛のための武装もやむなしだと思います。

改めて生命を失った方々のご冥福を慎んでお祈りいたします。

 2008/06/07(土) 「夏コミ当選のお知らせ」

マイミクさんの当選速報ラッシュにはちょっと出遅れてしまいましたが、GM研も無事に夏コミ当選していました。配置は以下の通りです。

土曜日 東地区 "マ" ブロック 19b

…あれれ?なぜか今回は2日目の配置です。去年の夏と同じ配置方式に戻ったということでしょうか?…いずれにしても、サークルのフロントに立つことが出来ない私にとっては参加曜日は関係ないのですが、お世話になっているサークル様の来場率を考えると、献本対応が俄然スムーズになるので、友人に運営を頼んでいる身としては何気に切実なポイントだったりします。とにもかくにも、これで評論ジャンルに参戦してからコミケ65以来10回連続の当選です。ここ丸2年もの間まったく新刊を出せていないにも関わらず、今回は久しぶりにお誕生席をいただいてしまいました。コミケに当選し続けることができるなら、totoBIGも宝くじも当たらなくていい、とさえ真面目に考えてしまうほどに、大変ありがたいことだと思います。

マイミクさん、およびいつも楽しく本を拝見させていただいているサークル様、当選おめでとうございます。すべての皆様にお祝いの言葉をお贈りする時間はありませんので、この場を借りてお祝い申し上げます。これから始まる(人によってはもう始まっている)皆様の原稿ロードをこっそりと応援しております(^^;

 2008/06/02(月) 「110/167」

GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。

「細川可南子がみてる (美術部)」

これで、全167本のうち110本が完成しました。進捗率は65.9%です。vol.5 A'sのマリみて特集で全巻レビュー(当時)を書いたほど特別な作品だけに、どうすれば1Pで伝えきることができるだろうか…と悩んでいた時間がとても長かったのですが、ここ数日はシリーズもののマリみてジャンルのレビューを書いてきた経験値が効いたのか、いざ書き始めてみると恥ずかしい台詞もスラスラ出て来ました。可南子同人のスタンス、可南子宣言からifへの流れ、そしてカナコミへとつながっていく流れを、限られた文字数で詰め込んだこのレビューは、作品の技法や論理の優劣ではなく、その作品に込められた想いの生まれた背景や、想いの行方をこそを伝えたい、というGM研のレビューの理想を体現した、現時点でのベストレビューと言えるものになると思っています。なんとしても、この夏で完成させて本をお届けしたいものです…

ああ、どうも熱っぽいと思ったら風邪の引き始めだったようなので、今夜はこの辺で作業を中断します。明日校正してみたら、熱いのは文章のクオリティじゃなくて熱にうなされていただけ、っていうオチにならないことを祈っておきましょう。

 2008/06/01(日) 「109/167」

GM研通信vol.6に収録する同人誌レビューを新たに1本書き上げました。

「GIRLS BE AMBITIOUS!!シリーズ (K2Corp.)」

これで、全167本のうち109本が完成しました。進捗率は65.3%です。日記の日付はまたいでいますが、作業日単位では本日2本目です。「マリア様には内緒です。」もそうでしたが、「GBA」もシリーズ24巻に達する長寿シリーズだけに、読み込みに予想外に時間がかかりましたが、そのおかげで当初の構想になかったエピソードを加味して、代表の表紙も差し替えて満足行く出来のレビューに仕上げることができたと思います。

さて、もう6月ですね。このペースでレビューを量産しても、校了は7月中旬…もっとペースを上げなくては…