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(ちなみに、この日記は翌日に会社で書いているので負担にはなりません)    2001/11/26 (月)  「修羅場モード発動?」アメリカ赴任する会社の先輩の壮行会(兼飲み会)に参加していたら、帰宅が11時45分になってしまいました。1次会は鍋、2次会はクラブ(初)。約2ヶ月ぶりの飲酒だったが、ビールをコップ12杯・紹興酒コップ2杯・水割り5杯飲んだけど、全然酔わなかった。それより、痩身にそぐわぬ豪快な食っぷりに周囲は驚いていたようだが…すみません。普段ろくなもの食べてないので…帰宅したはいいけれど、昨日の寝不足が響いて眠くてしょうがない。週刊GM研の誤植修正版をアップロードしただけで、日記も書かずにネットを切断。ちょっとでも同人誌原稿を進めようと、あくびを堪えながら3枚着色したけど、そこが限界。布団の魔力に負けてしましました。うにゅぅ… 進行の遅れは否めない。なんとしてでも27日中に着色作業を終えないと、12月1日の入稿には間に合わない!最悪の場合、12月3日の最終締切りまで引っ張ることも数字の上では可能だが、月曜日に有給休暇を取ってまでして入稿するのは社会人として如何なものか? 徹夜はしたくないが、修羅場モードに突入せざるを得まい! 後悔は後からいくらでもすればいい。とりあえず、今はやれるだけのことをやっておこう。    2001/11/25 (日)  「サムシング吉松先生サイン会」ソフマップギガストアなんば店ザウルス1で開催された、サムシング吉松先生サイン会に参加してきました。ソフマップ特有の「整理券当日先着配付システム」のため、気合を入れて5時起き&ほぼ始発で、朝6時には現地入り。だが、人っ子ひとりいやしない。行列は違うところにあるのかな?…と思い捜してみたが影も形も無い。店の前に戻ってみると、やたらと小規模な行列用の囲いと、行列の先頭を示すポスターを発見。つまり、私は本当に一番乗りだったのだ。今までに参加した声優さんのサイン会は徹夜組まで出る修羅場だっただけに、少々拍子抜けの感はいなめない。一番乗りは気持ちはいいが、あまりにも心細かったので、しばらく近所の7イレブンで時間を潰す。6時30分、誰も来る気配なし。覚悟を決めて先頭に陣取って行列セット(折畳みイス・ゲーム雑誌)を広げながら朝飯。朝7時、ようやく2人目が現れたが、その人もあまりの人気の無さに驚いていた。そのまま8時過ぎまで誰も来ず。冬間近の朝は凍えそうに寒いが、心はもっと寒かった… 朝9時、ようやくパラパラと人が集まり始める。でも、まだ15人。この時点で、100人を越した時点配られる開店前の整理券配付は、ほぼ絶望的になってしまった。整理券をもらったら家で寝直す計画が丸つぶれである。しかも、あまりの寒さに我慢していた小便が限界を迎えようとしていた…あと1時間…なんとかもってくれぃ! 朝11時、開店と同時に整理券の配付開始!先頭の私は当然の如く、整理券番号001番をゲット!その足で便所に駆け込んでホッと一安心。 だが、この時点で行列は多く見積もっても40人。定員の100人には遠く及ばない数字である。サイン会に定員割れなんて失礼すぎるぞ!吉松先生の地元:大阪でそれは許されぬ!店内には告知ポスターの追加分が貼られ、店内放送でもしつこいほどアピール!必死のテコ入れはサイン会開場寸前まで続けられていたが、整理券配付終了のお知らせは最後までなかった。それでも、最終的には80人(目測)を集めたのは立派である。 さて、いよいよ開場前になってイベント恒例の「練習」をする。そして、レフリーコールに続いて湧き上る「よっしまつ、よっしまつ」コールに迎えられて、サムシング吉松先生のご入場! (吉松先生)「うぅぅぅ〜セガのゲームはぁぁぁ〜」 PS2のポスターを踏んづける革張りの豪勢なイス(でもなぜか一部だけ剥げている)に座ってしばし小話の後、さっそくサイン会を開始。吉松先生のサイン会は、絵柄も描くブツも指定できるので、おそろしく時間がかかるのです。ソフマップの都合で写真撮影がNGだったのは残念だったけどね。トップバッターの私は、まずは基本ということでドリームキャスト本体をキャス子仕様にしてもらいました。ハードにサインが基本なのか?と思うかもしれませんが、今回のサイン会は歴代セガ系ハードの品評会と化していて、マークIIIやテラドライブ、果てはレーザーアクティブを持ち込む剛の者まで…ど根性というかネタというか… サインはあっという間に終わり、インクが乾くまで後ろの方で「プロレスラー:ドリームキャス子」の試合のビデオを見ながら待っていると、ソフトバンクの人が「今回のサイン会巡業はこれで終わりですから、どれでも好きなポップを持って帰ってください」と嬉しい提案をいただきました。ポップは「中指立ててファッキン、メガドラ兄さん」を選択。身も心も寒い中並んだ苦労がようやく報われました。(帰りの電車で表面を隠すのに大変でしたけどね) 誤算が多くてやたらと疲れたけど、やっぱりサイン会はやめられない! 次は水野良先生だ!    2001/11/24 (土)  「山本麻里安さんサイン会」アニメイト阿倍野ベルタで開催された、声優:山本麻里安さんの写真集発売記念サイン会に行ってきました。私自身は、山本麻里安さんを声優としてはほとんど知りませんし、CDも聴こうとして聴いたことはありません。「なんだか良く分からんが、やたらと可愛い声優さん」という程度の認識でした。サイン会という付加価値がなければ、写真集を買うなんて100%ありえなかったでしょう。16時30分の開演時間通りに現れた山本麻里安さんは、写真よりずっと可愛かったです。小顔で丸顔、サラサラつやつやな髪の毛、キラキラした瞳。美人というより可愛い。写真集の写真は変にアレンジしすぎていて「作られた」感じがして嫌いです。アイドルの輝きというものは写真では現せない、という理論は本当らしい。 狭い会場に押し込められた約100人の盛り上がりは異常であり、私のような生半可ファンには肩身が狭かった。スケジュールが押していたので、すぐさまサイン会に入ったが、ファン一人一人が何かしら話し掛けるので列の消化がやたらと悪い。たまりかねたマネージャーさんが「ここから先はサインのみでお願いします」という始末。直前までに三宮アニメイトで同様のイベントをやっているにも関わらず、まったく疲れた表情を見せない山本さんでしたが、さすがにサインの方は少々疲れ気味。私の番の頃にはいい感じで疲れた文字になってました。それはそれで味があっていいんですけどね。 明日は、サムシング吉松先生のサイン会だ! …サイン会バカ一代?    2001/11/23 (金)  「グッバイ!餃子の王将長居店」全国的な秋晴れ&3連休で絶好の行楽日和…なのですが、私は部屋にこもって黙々と漫画のペン入れ。気分転換に布団を干したり洗濯したり掃除をしたりしたけど、それ以外はずーっと執筆。まったくもって、不健康極まりない生活である。その甲斐あって、やっとペン入れが終りました。さぁ、明日からのデジタル処理でいよいよ仕上げの段階に入ります。使える時間の全てを注ぎ込む。それが作り手の誠意というものですからね。給料も入ったことだし、久しぶりに夕食は奮発して近所の餃子の王将へ。が、しかし!なぜか急にメニューが増えていて、食器から餃子の焼き方まで変わっていた。いや、正確に言うと「餃子の王将標準規格」になっただけなのだが…この長居店は非常に胡散臭かったが、そこがまた良かったのに…他のチェーン店よりも明らかに少ないメニュー、やたらと大盛りで格安のセットメニュー、気紛れな焼き加減の(3回に1回は凄く美味しい)餃子… 確かに標準規格になってから味は安定した。でも、面白味は無くなってしまった。値段だけならもっと安い店はあるから、唯一の利点を無くしたこの店に通う意味は無い。やれやれ…行きつけのお店はまた新規開拓せねば。    2001/11/22 (木)  「コミックシティin大阪37参戦表明」1月6日にインテックス大阪で開催される同人誌即売会「コミックシティin大阪37」への参戦を緊急決定しました。本来コミックシティは女性向が90%を占めるイベントであり、一般向けの同人誌作家からの評判はすこぶる悪い。だが、例外的に、お盆明けの「Super Comic City」と正月明けは、それなりに名の通った作家さんが遠征してくるので、男女比は3:7くらいになる。それでも、同人業界の常識に照らし合わせて見れば、十分異質なイベントには違いないが…地元参戦の最大のメリットは、交通費がほとんどかからないことである。だが、私のような弱小サークル&マイナージャンルでは、スペース代6500円の元を取ることすら難しいだろう。500円の本を13冊売るだけだが…それすら難しいかもしれない。甦る名古屋コミックライブの悪夢… いや、そもそも、コミケの後に在庫はあるのか?前回実績は75部。今回の新刊は目標を70-90部に設定し、発行部数を100部に減らして健全な在庫管理を行う計画だった。だが、今回のように短い期間での連続イベントでは増刷している暇は無い。在庫が無くてビジネスチャンスを逃すような失態は、自称:エンタテイメントプロデューサーとしての私のプライドが許さない! 12月1日の入稿日まで、100部にするのか150部にするのか、部数調整の葛藤は続きそうである。 ※ちなみに、コミックシティは抽選ではなく先着順です。そして、ほとんどの場合定員割れです。月曜日に応募状況を電話で確認したら約3000とのこと(限度は14000)。書類不備さえなければ当選は確実でしょう。正式に当選したら、日記と同人誌事業部にて告知いたします。    2001/11/22 (木)  「爆笑(?)検索キーワード」月刊GM研の各ページに新設したリンク元集計機能ですが、まだまだデータサンプルが少なすぎて統計としては役に立ちません。しかし、その少ないデータの中でもひときわ異彩を放つ、奇想天外な検索キーワードをご紹介いたしましょう。【鯛干しちゃうぞ → なげやり】 【大学受験+物理+モル → まんが化学式がわかる】 【日本文化と欧米+違い → 御旗のもとに】 今回紹介したのは氷山の一角に過ぎません。検索エンジンは奥が深い…    2001/11/21 (水)  「風邪の再来と失態と」にわかにぶり返してきた風邪のため、昨日の夜は更新も原稿も完全休業でした。こんな体調でペン入れしても良い絵は描けないし、風邪はひき始めが肝心である。胃に優しい鍋焼きうどん、蜜柑でビタミンC補給、熱い風呂に入って汗を搾り出し、暖かい布団でたっぷり睡眠をとる。古典的だが、下手に抗生物質に頼って症状を抑えるよりも効果的だった。翌日には嘘みたいに治っていた。先人の知恵に感謝。更新作業は休んだけど、どうしてもやっておかねばならないことが1つだけあった。23時のテレホ開始と同時に起きて、GM研のサーバーから某ファイルを削除した。月刊GM研の各ページをアクセス解析に対応させたときに、面倒くさくて全ページをアップロードしてしまい、以前に削除したはずのファイルまでアップロードしてしまっていたのです。3日間気づきませんでした。まぁ、そのページは検索エンジンのキャッシュにも既に残っていないし、バックナンバーからのリンクも消してあったので、アドレス直打ち以外ではたどり着けない。もし偶然見てしまった人は忘れて下さい。あれは現時点で公開すべきものではありませんので。 指示名詞ばかりで、何のことかサッパリ分からないかもしれませんが、いずれキチンとしたカタチで公開できるようになると思います。それまで、今しばらく時間的猶予を下さい。    2001/11/20 (火)  「アクセス解析大増強」今まではトップページにだけ置いていたアクセス解析CGIだったが、今回新たに全てのレビューページにも対応させることにしました。その狙いは検索エンジン経由で来る人のキーワード傾向を知ることと、リロードを繰り返す組織票を防止する事にある。アクセス解析と言っても堅苦しく考えないで下さい。「監視」という意味合いはなくて、実際には「視聴率調査」のようなものです。より正確な統計を取ることで今後のレビュー方針に反映させていくつもりです。(そもそも、IPアドレスは大半が可変式だから調べても何の役にも立ちはしない)それにしても、レビュー個別にアクセス解析を設置するのは死ぬほど疲れました。レビューの数だけ設置せねばならないので、100個以上もの設定をする破目に…まだ半分の50個しか作業は終わっていなんですけど…あと半分もあるのか?…げっそり。 でも、実際に調べて見ると、とんでもないキーワードに引っかかっているものが多い。「レビューを探していて偶然来た」という人は意外と少ないみたいだ。…というより、なぜそんなキーワードの組み合わせで検索をかけたのかが理解不能なんですけど。まだまだデータが溜まっていないので統計は取れないけど、眺めているだけでも結構楽しいですよ。欲を言えば、複数ページを一括管理できるアクセス解析CGIがあればいいんだけど…誰か知っている人がいたら教えてくださいませ。(切実)    2001/11/19 (月)  「ネタがない!(2)」ネタがありませぬ。この出だしで始めようとしたら、IEのキャッシュに同じ表題で書いたことがあったことを思い出した。そんなわけで「2」とつけました。あ、折角のネタなのにもう終わりですか?黙々と漫画のペン入れをしているので、特に面白いことも起こらない。まぁ、それだけ順調だということかもしれない。雑音すら耳に入らない集中力!今日は一気に7枚のペン入れを完了。予想外のハイペースであるが、私の場合あまり背景を書き込まないし、デジタル処理に恐ろしく時間がかかるので、勝負はこれからが本番である。 あぁ、なんか咳がぶり返してきた。頑張った自分へのご褒美として、今日は早く寝ましょう。ZZZ…    2001/11/18 (日)  「はーとふる大王」新大阪センイシティで開催された、電撃大王オンリー同人誌即売会「はーとふる大王」に一般参加してきました。今回は事前に書店でカタログを入手できなかった(HPには書店前売り告知がしてあったのにどこにも売っていなかった)ので、初めて現地購入するハメに。まぁ、現地で買った方が安いんだけど。あんまりやる気もなかったので、現場入りしたのは開場1時間半前の10時。行列はせいぜい100人くらいで、普段の「はーとふるDairy」に比べて半分以下である。早速カタログを購入してサークルチェック! ヒット率は「6/176」! 確率は悪いが、金欠状態の今はその方がむしろありがたい!今回の大物は「New Sea」の新海さんが直参で来ることと、「泥の沼組」の合同本。それだけ手に入れて速攻で帰ろうと思っていたのだが… 開場の11時半前には300人くらいの行列になり、いざ開場!「New Sea」と「泥の沼組」で目的のブツをあっさり入手。だが、会場がそれほど混んでいないことをいいことに、ついつい全チェックを始めてしまう。本当に金欠なので選考基準はかなり厳しくしたのだが、やはり衝動は抑えきれず、良い作品が目に止まるとついつい買ってしまう。気がついたときには、帰りの電車賃まで使い込んでしまっていた。しかも、まだ2冊だけ欲しい本があったのに…泣く泣く本を諦めて、トボトボと会場を後にした。 あぁ、新大阪から難波まで歩かねばならんのか?(難波からなら定期がある)。預金はあるけど今日は日曜日だから下ろせないよなぁ…せめてampmがあればATMサービスが使えるのに…近くにはローソンとファミリーマートしかないなぁ。ん?確かローソンって…あった!三井住友銀行のATMサービス!手数料は210円取られたが問題なし!これで本が買える!電車で帰れる!(5千円下ろしたら、なぜか2千円札2枚と1千札が出てきたのは謎だが) 5千円を握り締めて会場に舞い戻り、さっき戻した2冊を購入!すごい充実感!ついでに、はーとふる名物「うまい棒」を大量に持ち帰る。その数30本!これが今日の昼飯だ!思い出しながら書いているだけで胸焼けしそうな、壮絶な昼飯だった… 今回のイベントはあまりにも金銭的余裕がなかったので、イベントそのものを楽しむ余裕が全然なかった。銭勘定に審美眼が左右されるようでは、私もまだまだ修行(何の?)が足りない! 今回も少ないながら貴重な本との出会いがありました。後日改めて紹介できることでしょう。    2001/11/17 (土)  「街には危険がいっぱいだ!」漫画本文の下書きを終え、疲れ切った指先と精神を癒すべく、いつもの日本橋巡回に出発。金欠状態なので衝動買いだけは控えようと思っていたのに…街には危険がいっぱいだ! 最初に入ったアニメイトで早くも玉砕。声優:山本麻里安さんの1st写真集発売記念サイン会の整理券(100名限定)欲しさに予約してしまいました。しかも、予約金は全額(3400円)。gontaちんぴんち! ちょうど満期になったアニメイトポイントカードで3000円浮いたのがせめてのもの救いだったが…だが、次に入ったゲーマーズでまたもや撃沈。「新ロードス島戦記3発売記念:水野良先生サイン会」の告知に頭クラクラ。またもや整理券欲しさに予約してしまいました。内金500円なり。うぐぅ…なぜ金欠の時に限ってこんなにも魅力的なイベントが次々と…さらに、次に入ったソフマップで「ときメモ3」の体験版が収録されている電撃PS2を購入。嗚呼、誰か止めてくれ〜 せめてもの救いは、給料日に3連休が重なるために、今月の給料日が22日になっていることだ。それまで何とか乗り切れば…NHKの集金のおっさんに怯えながら居留守を使う、ギリギリの生活が22日まで続きそうである。 今日の格言:    2001/11/16 (金)  「恋愛ゲームの明日はどっちだ?」水曜日深夜にテレビ東京系で放送している、ゲーム情報番組「GameWave」は時々面白い。深夜枠特有の企画モノに当たり外れが多いので、夜更かししてまで見るほどのものではないから録画して見ているのだが、今週放送分の伊集院光と石野卓球の対談を聞いていて「なるほど」と感心する場面があった。「最近のギャルゲーは『本気』だからダメだ。ときメモがすごかったのは、恋愛という数値化できないことを無理やりゲームにしてしまったこと。今は『ゲームすること』よりも『恋愛すること』の方がメインになっているから、ゲームとしてやる気がしない」 確かに、ギャルゲーというのは非常に特殊なジャンルである。性癖は百人百様であり、純愛:エロ:鬼畜:耽美:陵辱…あらゆる種類のギャルゲーが存在するが、それは零細化と同義でもある。「萌え」という新語を生み出し、拡大を続けるオタク文化の中核を成す存在であるにも関わらず、ギャルゲー個々の売上は減少を続けている。コンシューマー業界ですら、1万本で御の字、3万本でヒットという寒い状態である。PCゲーム界ではそれこそ1000本単位である。下手すれば同人ゲームにすら負けかねない惨状である。(事実、クオリティでも同人ゲームに負けているものも多い) GM研のゲームレビューにはギャルゲーが多いのですが、私は作品性のないギャルゲーはやりません。私はゲームに「萌え」という感情を持ち込まないので、システムかシナリオで楽しめないようではゲームとして成立しないのです。そして、発明的なシステムが生まれないことが (時間切れにつき、続きは今晩に持ち越し) 現在のギャルゲー不況の元凶なのではないだろうか?ゲームはあくまでゲームである。固定客が常に狙える狭い市場に安住して、作り手が新しい挑戦をしなくなったジャンルに未来はない。過去のヒットの再生産では、確実に先細りしていくだけである。ニューハードの機能に便乗した面白さを打ち出しにくいのも、このジャンルの難しいところでもあるが… 恋愛ゲームの明日はどっちだ?    2001/11/15 (木)  「おポインツ大作戦」※この表題の元ネタが分かる人はいるのだろうか?ふとアニメイトのポイントカードを眺めていたら、妙な数字に気が付いた。カード発行日の隣にある(7)という数字。調べて分かったが、これはポイントカードの発行枚数なのだ。ポイントが満期になると新しいカードが発行されるが、その時この数字が更新されている。つまり、私はこのカードを6回満タンにしたというわけである。 しかし、このカードは1000円の買い物で1ポイントの捺印。満タンにするには6万円(60ポイント)の買い物をする必要がある。そして既に7枚目の満期も近づいている。…つまり、7 X 60000 &eq; 42万円! 14ヶ月で42万円、月平均3万円! しかし、これは私にとって驚くような数字ではない(と考えられる事の方が驚くべき事なのかもしれないが)。 というのも、私はポイント制度をフル活用して相当な額の還元を受けているからである。アニメイトカードは2万円ごとに1千円の割引、6万円の満期時にはさらに1000円の商品券にテレカがついてくる。還元率は「4000÷60000=6.7%」。その上、私は書籍に金券ショップで買った図書券を使うので、さらに4%が還元される。CDやDVDにはソフマップのクレジットカードを使いルピーポイント(1%)を還元。平均還元率=約9%。累計還元額は4万円近くにもなっているのだ。 しかし、アニメイトの書籍部は品揃えが悪く、私の広すぎる守備範囲の半分すらカバーできない。また、日本橋で特典がもらえる場合はそっちを優先してしまう。実際にアニメイトで買っている本は30%くらいだろう。それに、1000円単位にしないと捺印してもらえないので、帳尻合わせについつい余計なもの(ブックカバーとか)を買ってしまう。よくよく考えてみると、得をしているのか、損しているのかよくわからないなぁ… ※ちなみに、図書券は私の行きつけの金券ショップ「千日スタンプ」で480円で購入したものを基準に計算しています。(他店では485円が相場です)    2001/11/14 (水)  「アクセス向上委員会7」1位 − 685 (+102) 少女ネム2位 ↑ 294 (+ 69) 素敵だね 3位 ↓ 229 (+ 2) それはエノキダ! 4位 ↑ 211 (+ 21) グランツーリスモ3 5位 ↓ 205 (+ 1) 気分は形而上 6位 ↑ 192 (+ 31) ファイナルファンタジー10 7位 ↓ 191 (+ 4) ティアリングサーガ 8位 − 189 (+ 27) 魁!クロマティ高校 9位 ↑ 179 (+ 22) ガンパレードマーチ 10位 ↓ 173 (+ 2) 新しい歴史教科書 11位 ↓ 171 (+ 14) トゥルーラブストーリー3 12位 − 169 (+ 16) 課長バカ一代 13位 ↑ 137(+ 17) Missing Blue 14位 ↓ 134 (+ 10) 御旗のもとに 15位 ↓ 123 (+ 3) トゥルーラブは世界いちぃぃぃ!2 16位 − 123 (+ 4) PEPPY ANGEL 17位 − 122 (+ 5) AIが止まらない 18位 ↑ 121 (+ 11) AIR 19位 − 120 (+ 9) サクラ大戦3 20位 ↓ 118 (+ 4) トゥルーラブは世界いちぃぃぃ! 21位 − 109 (+ 5) その後のEVANGELION 【上位に明暗が】 それと、上位のコンテンツに明らかな飽和状態が発生しつつある。半月の延びが一桁のものが半数以上にも上っている。基本的に一度読んだレビューを同じ人が二度読むことはありえないし、常連さんの数がまったく増えていない現状では、アクセス増加は偶然性に頼る他はない。秘策はあるにはあるが、今は冬コミの原稿に集中しなければならないため広報活動ができない。原稿が終われば大作ゲームラッシュが始まる。…すべては年明け以降か? 【11月号コンテンツにも明暗】 短期編集のためコンテンツ量を絞ったが、あまり影響はなかったようだ。「トラいち3」がトップになって嬉しいです。東京遠征をしてまで本を手に入れてレビューを書いた甲斐があったというものです。所長講演が2位になっているのは、私の日記からの参照リンクを使ったからでしょう。意外と伸びなかったのが「Memories Off 2nd」。まぁ、ゲームレビューは長期戦になるから諦めるのはまだ早いと言えよう。無理やり突っ込んだデジカメレビューは自分でも全然納得していない内容なので、後日暇を見つけてこっそりと書き直します。 ※次回の調査は11月末の予定です。    2001/11/13 (火)  「冬コミケ広報活動指針」冬コミ当選に浮かれる暇もなく、黙々と下書き。なんとか「1枚あたり90分:日産3枚」という当初の目標に乗せることが出来ました。でも、スケジュールはすでに2日分の超過が発生している。格安フルカラー印刷パックの締切りは12月1日。間に合う…のか?さて、今回の広報活動の指針ですが、実は色々と考えるところがあって悩んでいます。前回の広報活動において、少なからずトラブルがありました。実際には何ら実害はなかったし、その事実を知ったのはほんの数日前です。某有名掲示板への曝し上げ書き込みを見たときは、さすがにヘコミました。幸いなことに、これは大きな議論にはなりませんでしたし、GM研への直接攻撃もありませんでした。 S先生の掲示板に宣伝をやるだけやっておいて、その後ぱったりと書き込みをしなくなった私を「商売根性丸出しの蝙蝠野郎」と罵りたくなる気持ちも分からないでもありません。かなり屈折した意味で、それは一面の真実でもあります。ですが、私がネットで議論をしようとしないのは確固とした信念によるものであり、これを曲げる気は毛頭ありません。 ※詳しい内容は【月刊GM研11月号の所長講演】を参照してください。 確かに、私はS先生のご好意に甘えています。そして、私はそのご好意にいつも引け目を感じています。しかし、そうまでしなければマイナージャンルの同人誌は存在が難しいほど、同人誌業界の現実は厳しいのです。決して売るために描いているわけではありませんが、売れなければ活動が継続できません。逆に言うと、活動を続けたいのであれば、売るための努力は惜しんではならないのです。「アマチュアだから」という甘ったれた生ぬるい認識は捨てなければ生き残れません。 そして、私のような弱小サークルでは、たとえ完売したとしても「印刷代+イベント参加費+交通費+画材費」を上回る儲けなど絶対に出ません。描けば描くほど赤字になります。数万円もの印刷代と数百時間もの製作時間を費やし、コミケの当落に胃腸を痛め、在庫のリスクに怯える… それでも描きたいと思うのは、その作品が好きで好きでしょうがないから、作家様への敬意があるからに他なりません。そして、読んでくれる人がひとりでもいる限り、それは単なる自己満足ではなく、作品を通したコミュニケーションと言えるのです。 すべての人に好かれようなどと思いせん。敵を作る覚悟はできています。売られた喧嘩はいくらでも買いますが、どこで売っているのか分からないので買いようがありません。自分で火種を探しに行くほど、私は暇人でも危険人物でもありませんしね。    2001/11/12 (月)  「祝!冬コミ当選!」ついに来ました!冬のコミケの当落通知が! 休み時間に会社で行きつけの作家さんのHPを見ていたら、続々と当落結果が判明していて、思いっきり焦りました。当落通知は来週の月曜日だと思い込んでいたので、心の準備が出来ていなかったのです。しかも、我が敬愛する大神丈ノ助氏がまたしても落選したとの報告を目にして、ますます不安に…仕事が手につかないったらありゃしない!家に帰ってポストを見るのが怖かった。大学の合格発表よりも緊張したかもしれない。何しろ、漫画はまだ1ページしか描いていないのだ。せめて半分でも描いてしまった時点なら、たとえ落選していても完成させただろうけど、今なら落選を理由に止めることは出来る。この苦しい創作から逃避することができる。だが、それはできなかった。S先生との会談が実現したあの日に、私は創作の道を進むことを心に誓ったのだから。ここで引くわけには行かない! 気合一発!ポストを覗き込むと、そこにはコミケ準備会からの水色の封筒が! さぁ、ラベルの色は、青か?!それとも白か?! ………茶色??? 思わぬ色の出現に面食らったが、よく読んでみると、ラベルには配置番号が書かれているではないか! かくして、GM研は奇跡的にも2回連続でコミケ当選を果たすことが出来ました。公称当選率45%、実質当選率30%とすら云われる冬コミの狭き門を見事に突破することができました。これは大部分が運次第ですけど、実際には私が描いているジャンルには競合があり得ないというのは大きな強みです。おそらく日本唯一の須賀原洋行漫画サークルですからね。ジャンルの多様性を確保しようとするコミケの選考方針においては、これは有利に働きます。もっとも、ジャンルそのものが消滅してしまう危険性と背中あわせでもあるのですが… さぁ、喜びに浮かれるのはここまで! S先生や前作を買ってくれた読者様の期待に応えるためにも、少しでも良い作品に仕上げなければならない!ファイトぉ!いっぱーっつ!    2001/11/11 (日)  「下書き開始!」いよいよ今日から下書きを開始!が、しかし!4ヶ月ぶりにペンを握ってみたら、まるで絵が描けない身体になってしまったことに気付き、しばし愕然。仕方なく、単行本を見ながらキャラの書き取り練習(苦笑)に6時間もかけてしまいました。しかも、その後書き始めた1ページ目の下書きを上げるだけで2時間もかかりました。…かなりまずいです。絵は格段に上手くなっているけど、あまりにも時間がかかり過ぎである。なんとかスピードアップせねば…気晴らしに始めたはずの「ときメモ2DDR」に熱くなりすぎて、疲れて仮眠してしまったのも誤算だった。やはり、冬コミの当落がハッキリするまでは精神的に落ち着かない。なんとか集中力を高める方法を考えねば…    2001/11/10 (土)  「スポーツ(?)の秋」冬も間近になってから言うのもなんですが、スポーツの秋である。先週の風邪も喉の不調を除いて完全に回復したことだし、不摂生生活改善のためにも運動を始める事にした。しかし、急激な運動はかえって健康に悪いし、継続できなければ効果は薄い。そこで、ここはゲーマーらしくゲームで運動することにしよう!久しぶりにDDRマットを箱から取り出して、「ときメモ2DSV」の「DDRときメモMIX」をセッティング。…が、しかし、なぜかシステムデータが消えていた。クリアデータがないのでおまけモードのDDRができない!…しかし、思い立ったが吉日!ここで引くわけにはいかない! 仕方なく、本編を1回クリアする破目に… 30分後 約1時間、久しぶりに良い汗をかいた。うん!まだまだ若いぞ→俺! ただし、このゲームは階下への震動と大音量の騒音の問題があるため、週末の昼間にしかできないのが難点である。でも気分転換には最適だ。でも、疲れすぎると気持ちよく眠ってしまいドツボにはまる危険性もあるのだが…    2001/11/10 (土)  「ネームOK!」今週ずっと書いてきた漫画のネームが完成。時間をかけただけあって、納得の一発OK!文庫本1冊にもなろうかという大量のネタを、ただ羅列するのではなく濃縮して、適度にフィクションで味付けしていく。説明的なセリフは極力避けて、ちゃんとキャラクターの言葉にして物語として消化する。まだネームの段階ですが、なかなか面白いものに仕上がりそうです。今回、漫画のフォーマットを「1ページ9コマ」から「1ページ6コマ」に変更したため、ストーリーラインを自然に表現するためにコマ数を多用できないので、絵の動きで表現しなくてはならない。アニメーションのような連続したシーンとしてストーリーを考える私にとって、漫画のコマ割りは苦手な分野である。「絵コンテ」感覚で書くことは出来るが、「漫画らしい漫画」にはほど遠い。まぁ、こればかりは性分なので仕方がない。苦手を克服する時間は無いから、長所を伸ばす方が賢明と言えるだろう。 次の工程は下書き。1日4枚ペースで16日完成の予定。そして2日でペン入れsて、あとはひたすらデジタル処理。これが一番時間が掛かる。あ、今回は表紙のカラー原稿もある!あぁ、本当に間に合うのか? それと、11月19日頃に冬コミの当落通知が来る予定である。もし落ちていたら…ショックで作業どころではなくなってしまうかもしれません。売るあても無い本に心血を注ぐことができるという自信はありません。でも、この機会を逃したらネタが古くなりすぎる。次のネタも決まっているので、後がつかえている。実質当選率は35%くらいだと思うが、何としても受かって欲しいものである。 はてさて、どうなることやら…    2001/11/09 (金)  「サムシング吉松先生サイン会in大阪詳報」難波日本橋のsofmapザウルス1で「セガのゲームは世界いちぃぃぃ!2」を購入(2冊目)。11月25日に同店で開催されるサムシング吉松先生のサイン会の整理券は、前日までに本をソフマップで購入し、そのレシートと引き換えに「当日の朝:先着100名」に配布される。嗚呼、これでまた当日は始発起きか…(声優のサイン会とは明らかに客層が違うので、どの程度の強兵がいるのか予想することは難しい。でも千載一遇の機会なので、確実に入手しなければならない!)ソフマップが主催するイベントのいつものヤリ口だが、8時過ぎには整理券が配られる。その時点で100人を大幅に越えているようだったら追加分を配る。しかし、今回は「サインを渡して握手して流れ作業」という形式ではなく、イベント会場に客を収容する形式なので、追加分があまり多くは出せないと思う。確実に整理券を入手したければ、始発で動くべし!(でも徹夜はするなよ!) あと、もうひとつ注意事項を。今回のサイン会の「ブツ」は各自で用意すること。色紙でもドリキャスでもメガドライブでも何でも、一人一点までならOK。絵柄も指定できて目の前でサインしてくれます。私は昨年の8月27日にゲーマーズ本店で開催された「サムシング吉松先生お誕生日サイン会」にも参加しましたけど、その時は色紙に「キャス子」を描いてもらいました。今度はドリキャス本体にキャス子を!! イベント当日の朝、キャス子のお面を被ったスーツ姿の男がいたら、多分それが私です。    2001/11/08 (木)  「他人の日記は楽しい」他人のネット日記は読んでいてとても面白い。現在9人の日記を読むのがすっかり習慣付いているが、日記を長く読んでいるとその人の人柄まで理解できてくるから不思議である。面白い日記は常連さんが付き易く、HPのメインコンテンツになってしまうことも珍しくない。私自身は、自分の日記は「つまらない」と思っている。笑いを取るための脚色も、思索に値する深い推敲もしていない。事実を事実として記録しているだけである。このスタイルの日記の面白さは、執筆者の行動の面白さと、それを面白いと感じられる読者の嗜好に依存することになる。 私の行動は常にロジックで最適化されているので、不確定の「面白い出来事」がほとんど起こらない。もし起こったとしても自己防衛機能が働いて「なかったこと」として忘れてしまう。だからこそ、他人の弾けた日記を読んでいると爽快な気分になる。「よくぞここまで…」と感心することもしばしば。 私が特にお気に入りなのが以下の2つの日記です。 http://www.sol.dti.ne.jp/~mushi/ 2人ともハイレベルなオタクでありながら、スタイルはまったく違う。弾けまくりの自他とも認める(親兄弟含む)オタクと、自分の奥さんにすら趣味を隠している隠れオタク。ひとりは、都会の真ん中でシスプリのトートバック(提供者=私)を掲げ、しかも粋にコムTシャツを着こなす。もうひとりは、いい大人がオタグッズを貰う恥かしさに耐えられずに、特典を受け取れなかったり。その対比がとても面白い。 私自身は、会社帰りにスーツにネクタイで平気でソフマップに行くし、虎の穴で同人誌を買うし、アニメイトでCDも買う(しかも、特典を店員が忘れたら臆せず指摘する)。恥かしいとは思ったことは一度もない。金額に含まれるサービスを要求するのはお客として当然の権利であるし、周囲からブツに奇異の目を向けられたとしても隠したりはしない。むしろ布教活動の一環として見せびらかしたりもする。まぁ、他人は自分が思っている以上に、他人に無関心なんだから、気にしてもしょうがないけどね。 私は自分の目利きに絶対の自信を持っているし、そのために時間もお金もかけている。でも、「外れ」をひかないというのは、ある意味不幸かもしれない。残念ながら、今の私には暇を楽しめるような余裕は、時間的にも経済的にも精神的にも無いんだけどね…    2001/11/07 (水)  「ひとりのGOLF3」IE6のダウンロードをしていた横で、ひさしぶりに「みんなのGOLF3」を遊ぶ。禁欲も度が過ぎると毒である。30分くらいの気分転換なら構わないだろう…と思っていたら大間違いだった。CPU対戦モード「裏モーガン」戦が大白熱!60ヤード以内を30%の確率でチップインしてくる化け物CPUを相手に、ミナクルショットの激しい応酬!…しかし、延長8ホール目、CPUがホールインワンを決めて勝負アリ。激闘90分、燃え尽きました…「みんゴル3」のCPUはえげつないほどに強い。ミスもわりとしてくれるのだが、調子に乗ると手がつけられない。今回も一度は3upのリードを取ったが、そのまま勝ちきれなくて、ずるずると逆転されてしまった。1upで迎えた最終18番ホールでも、7mのバーディーパットを外して延長サドンデスに突入。この時点で、もはや勝てる気はしませんでした。 技量的には、普段の私なら負けるはずはありません。だが、目の前でミラクルショットを決められたプレッシャーの中では、実力の半分も出せない。その緊張感が好きなんだけどね。負けても腹は立たない。なぜなら、ゴルフは自分との闘いであり、究極のひとり遊びなのだから。「みんなのGOLF」という名前だけど、私は敢えて「ひとりのGOLF」として楽しんでます。対人対戦よりも楽しい対戦のカタチもあるのです! ※結局実現しなかった「みんゴル3」のレビューですが、もし書くならこんな感じに仕上がったと思う。やっぱり、スポーツゲームのレビューは現行のフォーマットでは難しいなぁ。    2001/11/07 (水)  「IE6の導入」Internet Explorer 6 を導入しました。Nimdaウイルス騒動の時に結構な数の人がIE6に乗り換えていたようで、GM研のアクセス解析でも約10%の人がIE6を使っています(ちなみに、IE5が75%、Netscape系が10%、その他5%)。私はしばらくIE5.5(SP2)でしのいでいましたが、漫画執筆でパソコンをいじれない寂しさを紛らわすために、でかいダウンロードをやってみたくなった…という、我ながらわけのわからない動機で導入を決意。しかし、ダイヤルアップ環境で、しかもテレホタイムでの24MBダウンロードは厳しい!2時間近くかかりました。ひと通り動作チェックもしてみたけど、全然問題なくGM研HPを閲覧できました。まぁ、依存文法はなるべく使わないようにしてるし、外部からもらってきたCGIも大手さん謹製だから汎用性も高い。でも、まだ安心はできない!IE6がいつ再びウイルス攻撃の標的にされるか分からないからね。他の互換ブラウザも試しておくべきか? ブラウザといえば、アクセス解析にユニークな名前のブラウザを発見した。 咲耶専用ブラウザ「お兄様、ラブよっv」 …誰とは言いませんけど、ブラウザ名を見ただけで誰のアクセスなのか分かってしまいました。すさまじい個性です。清々しいですねぇ。このアクセス解析って、Dreampassportとかiモードとかも判別してくれるのかな?(解像度の関係上まともに閲覧できないと思うが) 更新できない今こそ、色々実験をしておくチャンスなのかも。    2001/11/06 (火)  「逆輸入DC?」ソフマップにて珍妙な品を発見。それは、北米使用のドリームキャスト。日本使用のドリームキャストの在庫は国内には既にほとんど無い(ドリームキャストダイレクトにはまだ少量だけ売っているようだが…)。数日前にセガが北米での最後の出荷を行ったが、どうやらその時の品を逆輸入してきたらしい。ちゃんと日本用ソフトが動くように改造されている(注:海外ゲームは動きません)。でも、なぜか値段は日本定価よりも高くて14800円。これなら、中古屋を回った方が良い気がする。この改造版はアナログモデムの動作保証がされていないしね。 ドリキャスといえば、ビジュアルメモリの電池切れがうっとうしい。ボタン電池を2個も使うくせに、何もしなくても1ヶ月ちょっとで切れてしまう。電池が切れていてもゲームをやるには全く問題無いのだが、DCを起動させるたびに「ピー」と耳障りな警告音が出る。なんていい加減な設計! 個人的には、12月20日の「アスカ見参!風来のシレンDC」と2002年3月(予定)の「サクラ大戦4」までは現役でいてもらわないと困る。通算起動時間はPS2より長いかも?設計はヘボイけど、意外と丈夫なんだね、セガ製品って。    2001/11/05 (月)  「ネーム開始!」冬コミ新刊漫画の製作にいよいよ突入!まずは漫画の設計図であり生命線でもある「ネーム」に取り掛かる。作画は時間さえあればいくらでも手直しできるが、ネームは一度作画に入ってしまうと修正は効かない。作品の質の9割はこの段階で決まってしまうと言っても過言ではない。(同人誌には「作画ありき」の作品が多すぎるのでネームは軽視されがちだが、名作と呼ばれる同人誌には必ず1本芯の通った「構成力」がある)今回の新刊は、文庫本1冊分ものネタをいかに凝縮できるかが勝負となる。全32ページ、本文28ページ、漫画22ページ、約132コマ。頭の中に描いた世界を形にしていく。その工程は恐ろしく地味でもどかしいものである。生半可な決意や集中力で出来るものではない。経済的な負担やリスクも計り知れない。 だが、それでもなお苦難の道を行こうとするのは、その先にある歓びを知っているからである。それは登山家の充実感に似ている思う。重圧や危機を乗り越える自己成長と、そこに集う同志たちとの魂の交流がある。何故書くのかと聞かれたら「そこに山があるから」と答える。 話が脱線したが、今日は全ページの構成と3ページ分のネームが完成。会社員の悲しさで、平日では作業時間が2〜3時間しか取れないのが痛い。ゲームもできないし、漫画も読めない。唯一の娯楽は音楽。今月はずーっとこんな調子になることでしょう。日記のネタ不足に悩むかも?    2001/11/05 (月)  「素敵なサムシング」ソフトバンクのホンゴーさんからメールが届きました。ホンゴーさんとは「セゲいち」でお馴染みのサムシング吉松先生の担当編集者(三谷幸喜似)である。ま、まさか、「セゲいち2」のレビューがもう耳に入ったのか?どきどき…メールを開いてみたら、ただの宣伝メールでした。「セゲいち1」を買ったときに読者登録をした人に律儀にメール宣伝をしているようです。なんとも地味な宣伝ですが…あのぅ、私はソフトバンク通販で「セゲいち2」を買ったんですけど…そういう情報は社内で流通しないのでしょうか? 11月11日の東京でのサイン会に行けなくてへこんでいましたが、WEBセゲいちのホンゴーさん日記を読んでいたら、大阪でのサイン会開催決定のお知らせを発見! 11月25日に日本橋ソフマップザウルス1にて開催! …参加整理券をゲットするためなら、2冊目購入も止むを得ない!今回はDC本体にサインしてもらおうかな?(絵柄は当然キャス子) ※注記※    2001/11/04 (日)  「戦争論2」寝てばかりだと治るものも治らないので、気晴らしに日本橋に出向く。すると、GM研御用達書店「わんだーらんど」にて、「新ゴーマニズム宣言スペシャル 戦争論2」を発見!当然即購入。家に帰って読もうとするが…うっ!前回にも増して濃い!これはそんじゃそこいらの気合では読破出来そうに無いです。よって、体調が完全に回復してからちゃんと読むことにします。まださわりだけしか読んでないけど、読解力の無い人には大いに誤解を与えかねない危険な内容である。私のようなベテラン小林よしのり論者にとっては、こういった危険なネタを思考の前提(つかみ)だと解釈できるけど、初心者は短絡的にこれを結論だと勘違いしてしまうだろう。彼らには全544ページを読む根性なんてありませんからね。 中途半端な批評は出来ないので、この続きはいつか月刊GM研の中で。    2001/11/03 (土)  「再起動」ここ数日、本当に倒れていました。1日の23時にフラフラになりながら月刊GM研11月号をアップロードして、翌日、会社で容態が急変し、昨日は遂に日記すらかけませんでした。朝起きて会社に休みの連絡を入れようとしてビックリ。「誰だ?この声?」ボイスチェンジャーを使っても出せないような、ひどいダミ声でした。これは本格的にヤバイと危機感を覚えて、バナナを朝食に風邪薬を服用し、フィニッシュコーワで喉の患部を直撃。一眠りして昼過ぎに近所の医者に行くと、驚愕の診察結果が!医者「…キミ、どこでこんな強力なウイルス拾ってきたの?」 専用の抗生物質はもう手に入らないそうなので、とりあえず点滴と一般的な風邪薬をブレンドしたもので自然治癒に任せるしかないそうな。暇なのか、点滴を受けている私の横で延々と医学講義を始める医者(32歳:女性:独身(本人談))。半分眠りながら聞いていたけど、途中から脱線して世間話に。…自然治癒が必要なら眠らせてくれよ! そして翌日、なんとか頭で物を考えられるようになり、日記だけでも書くことにしました。とりあえず再起動には成功。でも、まだ復旧率は20%くらい。一刻も早く治して、漫画の原稿に取り掛からなければ…    2001/11/01 (木)  「入稿、そしてダウン」本日23時、23時間だけ延期していた月刊GM研11月号を無事入稿できました。しかし、現在、目を明ける事すら苦痛という極限状態です。熱は39度台に突入しました。今すぐ安静にしないと、命に関わりそうです。ちゃんとした日記は明日以降に…あぁ、もう駄目だ…バタッ |