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PS2「悪代官」はコナミ流通網?!まぢですか?(続きは週刊GM研vol.53にて)    2002/06/27 (木)  「ゲームにまつわる、えとせとら」ようやく漫画本文20P分のペン入れが完了しました!まだ消しゴムかけとデジタル処理が残っているものの、スケジュールにちょっとだけ余裕が出来ました。これで、今週末の「コミコミ3」に心置きなく一般参加できそうです。「ルームメイト-麻美-」の攻略は、1日30分しかやってないので遅々として進みません。なぜ30分しかやらないのかというと、「時間が無い」というが最大の理由ですが、その他にもう一つ、「楽しく遊べる限界が30分」という理由もあります。「瞬きはするのに口パクをしない不自然な演出」とか「ヒロインの声の音声出力が聞き取れないくらい低い」とか「微妙なツッコミどころが満載」だし… 色々な意味で物足りないゲームなのですが、「30分限定」で遊んでみるとそれなりに楽しかったりします。30分ではせいぜい2日分くらいしか進みませんが、ゲーム時間と実時間のサイクルがほぼリンクするので、妙な一体感があったりします。今作ではルームメイトシリーズの特徴だった時計機能がおまけ的存在になってしまったけど、ユーザーレベルで特殊な遊び方をすれば少しは楽しめるかも。※でも、他の人に薦めたいとはまったく思いません(むしろ止めます) 「ときメモGirl's Side」(俗称:ほもメモ)の初週販売本数は「32,889本」(電撃マーケティング室調べ)でした。うーん…店頭消化率が載っていないので客観的なデータとして判断はしかねますが、この数字はどうなんでしょう? 個人的な予想としては「累計5万本いけば上出来なのでは?」と思っていたので、予想よりはむしろ良い出足と言ってもいいかも。でも、一応「女の子向け」ということになっていますが、男性ユーザーの割合が妙に高い気がしてなりません。それって、すでにコンセプトとして失敗してるのでは? 「FF11」は早くも30位から姿を消し、累計でようやく10万本に到達。各方面で絶賛とか喜びの声を聞けば聞くほど、どんどんやる気がなくなっていくは私だけでしょうか? ネットゲームの醍醐味のはずの「発見」の楽しさがどんどん失われてしまい、「置いていかれてしまった」ハンデは時間が経てば経つほど広がるばかりです。ゲームは、確かに遊び手を選ぶ娯楽商品です。しかし、選ぶ基準はあくまで個人の「嗜好」であるべきであって、「経済力」や「環境」によって機会自体が損なわれてしまうネットゲームの現状には、どこか歪を感じずにはいられません。 なんだか私はネットゲームが嫌いな頑固爺のように思われてるみたいですが、その実、内心ではネットゲームの世界に誘ってくれる作品の登場を心待ちにしています。事あるごとにネットゲームに苦言を呈するのは、その魅力に嫉妬している裏返しでもあるのです。ネットゲームの環境を整えるお金が無いわけではない。しかし、一度の体験が百の論理より勝るものだと知っていても、ゲーム論を語ってきた自負がそれを許さない。そんなへそ曲がりの自分を完膚なきまでに論破してくれる作品の登場を、恋焦がれて待ちたいと思います。    2002/06/26 (水)  「無駄と有限」ああ、嫌だ親だ… 組合の賃金システム改定案説明会で3時間も時間を取られてしまいました。聞けば聞くほどやる気をなくさせる新システムに非難轟々。でも、組合の人間に怒っても詮無き事だし…まったくもって無駄な時間を過ごしてしまった。まぁ、「色々な」意味で将来を真剣に検討する契機にはなりましたけどね。疲れ果てて家に帰ったら、もう10時45分。3時間ものタイムロスはあまりにも痛い!後半部分はオリジナルカットや小物が多くて、思うようにスピードが上がりませんでしたが、それでも何とか最低限の目標4枚のペン入れを完了。あと、あと4ページ… 原稿に掛かりきりになっている最近は、1日がとても早く感じます。時間を忘れてひとつのことに没頭することで、改めて時間の大切さに気付くことができる。無限の時間は本当の自由ではない。有限な時間を自分の意志で使う事、その当たり前の行為こそが、ヒトがヒトであり続けられる理由なのかもしれません。    2002/06/25 (火)  「モノを創る悦び」今日も帰宅と同時に黙々と同人誌原稿のペン入れ。韓国VSドイツ戦をチラチラ見ながらひたすらペン入れ。今日もなんとか目標の6枚をクリアできました。筆はますます絶好調なのですが、あと2日でペンを離さなくてはならないのが残念にすら思えてきました。実質:年間20日間しかペンを持たないので、本質的に画力が向上する筈が無いんですけど、それでも、下手なら下手なりに面白く見せる工夫は上手くなった気がします。普段、デジタルテキストばかり書いているので、アナログでモノをコツコツ作っていく物造りの本質を実感することは、とても大切なことだと思います。ちなみに、ドイツが勝ちましたね。疲労の蓄積が「走ってナンボ」の韓国に不利に働くとは予想していたけど、うーん、やはりカーンの壁は厚かった。トルコ戦での某お仏蘭西人監督のように奇策を弄さず、最後までスタイルを崩さなかった韓国代表とヒディング監督は本当に立派だったと思う。3位決定戦もまだ楽しめる韓国人が正直うらやましい… (でも、日本代表の話題がなくなったからと言って、もろ手を返したように韓国を賛美して韓国特集を流しまくるマスコミの姿勢はいかがなものか?) さぁ、明日はブラジルVSトルコ戦だ!…なぬ?19:30から組合の会合に動員命令?なんてこっチャイナ!(寒    2002/06/24 (月)  「W杯の陰で」同人誌原稿のペン入れ6ページ完了。ああ、しんどい…私はホワイトを使わない一発書きなので、指よりも精神的に疲れてしまいます。背景をほとんど書かないスタイルですが、1ページ30分ペースが精一杯です。今回はセリフの枠を手書きで書いているし、手書き文字の効果も多用しているので、デジタル処理前でもそれなりに漫画っぽく見えます。前回同様、下書き中の原稿を見本としてそのうち公開できると思います。会社で「環境学習会」に出る破目に。派遣で来ている私までなぜ動員されるのか理解に苦しむが、型どおりのパワーポイントの方針説明を小一時間やっただけで終了。…環境を語る前に、おっさんの人口密度が高すぎて息苦しい会議室の換気をしてください。監査を通すためだけの環境対策に何の意味があるんでしょうねぇ… W杯の陰でひっそりと、あれよあれよという間の6連敗で3位に転落してしまった阪神。今日の雨天中止は恵みの雨になるのでしょうか?ここにきて、経験の無さによる細かいミスが目立つようになり、定石の勝ちパターンを持たない弱みが出てしまった。一刻も早い赤星の復帰と、中継ぎ陣の再編制が切望される。W杯は4年後にまた見れるが、阪神の優勝のチャンスはいつになるか分からないからなぁ…    2002/06/23 (日)  「地雷爆発?」日がな一日中、同人誌原稿の下書き(清書)に終始。ようやく漫画本文20Pの下書きが完成。すっかりキャラが指に馴染んできたので、良い状態で明日からのペン入れに入れそうです。描くべし描くべし!スケジュールに余裕が出来たので、ちょっとだけ「ルーメメイト-麻美-」をやってみることに。まだ30分しかやってませんが、なんかイマイチぱっとしない。声がよく聞き取れないとか、D端子出力をしていると画像が微妙に震動するとか技術的な粗も目立つし、瞬きはするのに口パクしないのも不満だし、期待の「鼻血ぶーシステム」も、攻略本のチャートを眺めていると、単に「Hエンド」と「ハッピーエンド」を分けるためのフラグ扱いみたいだし… 買っちまったものはしょうがないので、1回くらいはクリアしなければ…と思いますが、別件で忙しいのに時間を割いてまで・睡眠時間を削ってまでしてゲームをやろうという気を起こさせるような馬力は、残念ながらこの作品にはありません。今週「ユーディー」を買うまでがタイムリミットかも?    2002/06/22 (土)  「疲労と地雷と躊躇」ああ、指が痛い…週刊GM研の原稿でキーボードを打ちまくり、同人誌原稿の下書き(清書)で鉛筆握りまくり。12時間ほどぶっ通しで座椅子に座っていたら、腰が痛いわケツは痛いわ血便は出るわで、まさに不健康まっしぐら。好きでやってることだから、しょうがないんですけどねぇ…原稿を書きながW杯を見てましたが、韓国がベスト4入りを果たした瞬間に、「おめでとう」よりも先に「ああ、妬ましや、羨ましや…」と思ってしまうあたり、まだ日本の敗退が吹っ切れていないようです。週刊GM研vol.52のコラムにも書きましたが、表面上の「友好」という奇麗事で誤魔化すよりも、「ライバル」として劣等感を抱く方が、より本当の意味で「対等の関係」といえると思う。 2週間ぶりに日本橋に行ってみると、T-ZONEが閉店になってました。ヤマギワソフトの撤退といい、またひとつ大手が消え去ってしまいました。兵どもが夢の跡。ソフマップザウルスに行ってみると、「ときメモGirl's Side」にはなんと「売り切れ」の貼り紙が!一体何事!でも、4号店に行ったら普通に売っていました。…どうやら、”前回アレ”の失敗の教訓を活かして入荷量をかなり絞ったみたいですが、それでもなお売れ残るという寒すぎる状況みたいです。はてさて、この一連の失敗劇によって、コナミでは何人の首が飛ぶことやら(合掌) むしろ「ルームメイト-麻美-」の中古価格が発売後2日で4480円と暴落気味なのが心配です。大量に積まれたフィギュア付きの巨大な単行本が悲哀を誘います。クロレビもボロボロだったし… データムさん存亡の危機?今まで零細ながら堅実にやってきたのに、メディアミックスの甘美な囁きに、ついつい冒険しちゃったようです。…私は予約してたので一応買いましたが、まだ開封すらしてません。時間が無いというのは建前で、本当は地雷を踏むのが恐いだけなんですけどね(買った時点で、もう地雷を踏んでいる気がしないでもないが) ビックカメラでレーザープリンタを物色していると、販売員のオネーサンが売る気満々で擦り寄ってくるので、落ち着いて物色できませんでした。すでにbrotherの「HL-1650」(実売価格59,800円)に決めていたのに、EPSONのユニフォームを着た販売員の手前、他社製品を「くれ」と言うのも憚られ…パンフだけ集めて今日は退散。これは天の啓示?それとも悪魔の嫌がらせ?高額な買い物だけに慎重になるのはもっともだが、一番大事なのは後悔しないこと。慎重も度が過ぎると迷いを生む。迷わず行けよ、行けば分かるさ!(by 猪木)    2002/06/21 (金)  「最高のカード」昨日、実家の親から電話がありましたが、サッカーのことがまったく分からないうウチの母親ですら、W杯とベッカムのことは知っているらしい。本当に国民的大イベントなのだと実感。(ちなみに、日本と韓国以外のチームは知らないようです)今大会最高の人気カードとなった「ブラジルVSイングランド」ですが、日本では女性を中心に空前のベッカムフィーバーが起きているので、イングランドびいきの方が多かったみたいです(会社の休憩室にあるテレビで観戦していた女性社員は、「イエローカードって何?」と言いながら、ベッカムを応援してました。世の中の認識はまだこんなもんなんですねぇ)。 試合の焦点は「守備のイングランドと攻撃のブラジル」という非常に分かりやすい図式だったのですが、お互いの持ち味を発揮した上で、わずかにブラジルの地力が勝った、そんな試合でした。惜しむらくは、オーウェンの体調が万全ではなかったことと、ロナウドをフルタイムで見れなかったことですが、それでも十分にスターの共演を楽しめました。やはり真のスーパースターは決める時に決める。役者が違う! ドイツは非常に「らしい」試合運びで順当にアメリカを下しました。アメリカも健闘したが、中3日と中5日の差が後半に出て後半に息が上がってしまい、追い込みをかけることができなかった。名実共に世界最高GKの実力を発揮した絶好調:カーン(通称:ゴリラ)おそるべし!まさにゲルマン魂の権化! 決勝は「ドイツVSブラジル」か?(意外にも、W杯史上初対戦らしいし、是非見てみたいものですな) 同人誌製作進捗:    2002/06/20 (木)  「大人気ない発言と買い物」ペルージャのガウチ会長が、イタリアVS韓国戦で決勝ゴールを決めた安貞桓(アンジョンファン)に対して、「イタリアのサッカーを壊すような者に給料を払うつもりはない」と解雇通告を出したことが大きな波紋を呼んでいる。アメリカ戦でスケートのパフォーマンスを見せた時点では「これで安貞桓の価値は急上昇だ!契約を更新した後に他所に高く売り抜けて大儲けだ!」と目論んでいたのに、イタリアが負けるやいなや掌を返して絶縁宣言ですか?いやはや、なんとも大人気ない話ですなぁ。先日、敬愛する同人誌作家さんの絶版同人誌13冊セットがネットオークションに出品されていました。5000円からのスタートでしたがその価値を考慮すれば安すぎるくらいなので、喜び勇んで入札したまでは良かったのですが、とんでもないライバルが出現してしまいました。高値更新を何度繰り返しても自動入札で更に上の値段を付けてきます。1万円、1万5千円…奴の上限は一体いくらなんだ?(気分はすでにカイジ状態)! 2万円まで競りましたが、さすがに諦めました。いくら好きでも限度というものがありますからね。 腹いせと嫌がらせもために、もう1万円ほど値を吊り上げてやろうかとも考えて、冗談で3万円という値段を付けてみたら…あれ?高値確定?26500円?…しまった!自爆してもうた! さすがに相手も呆れたみたいで、その後5日ほど落札まで時間があったけど高値は更新されませんでした。そりゃあ、ものの数分で4倍以上に跳ね上がる入札履歴を見れば、誰だって二の足を踏むというもの。この危険水域に突入できるのは、よっぽど胆の据わった大物か、ただのお馬鹿サンのどちらかしかいません。(もちろん、私は後者です) 勢いで落札したはいいけれど、新しいゲーム機すら買えてしまう金額はやはり躊躇われるものがありました。でも、実際に届いたブツを読んでみて、後悔の念は綺麗サッパリなくなりました。1冊平均約2000円という計算ですが、十分にその価値はあったと思います。 ※中古の同人誌は、バックナンバーの入手が非常に難しい同人誌業界において、ファンにとってなくてはならない存在なのですが、作家様としては複雑な思いを抱かざるを得ない存在です。自分の本が売りに出されるということは、いかなる理由があろうとも、どんな値段がつこうとも、心中穏やかではいられないでしょう。せめて、本当に欲しい人の手に渡ってくれれば…と自分を納得させるしかありません。今回、具体的な品名を書かなかったのは、もちろん作家様への配慮もありますが、譲ってくれた方を信じたいという気持ちもあります。ファンだからこそ、守らなければならない一線、越えてはいけない一線がある。本当に「理解する」とうことは、それらすべてを踏まえた上でなお「好き」と言えることではないでしょうか?    2002/06/19 (水)  「ご立腹x3」奈良アニメイト逝ってよし!…と、某掲示板用語でこんばんわ。今日の所長はえらくご立腹のご様子。妙なテンションで日記に怒りをぶつけるつもりのようなので、いつものまったりとしたノリを期待しておられる方は、今日は読まない方がいいかも知れません(そう言われると読みたくなるのが人情というものですけど)。 ご立腹:その1 ご立腹:その2 ご立腹:その3 あのお仏蘭西人にはさんざ騙されましたが、今日の選手の会見は本当に立派でした。誰一人結果に満足しておらず、4年後の更なる飛躍を誓ってくれました。頼もしい限りです! 次期監督には98年にフランスを世界一に導いたエメ・ジャッケが噂されいるが、誰になるにせよ、今度は情緒不安定な人だけは勘弁してください>日本サッカー協会    2002/06/18 (火)  「コリアびっくり!」(↑)気が動転してとても寒いダジャレを口走ってしまいました。昼間の試合で日本がトルコにあっさりと負けてしまったので、共催のよしみで韓国も応援していた心の余裕はどこへやら、僻み根性たっぷりに「韓国も負けちまえ」とさえ思っていましたが(金持ち喧嘩せずって本当ですなぁ)、韓国Vsイタリア戦をTV観戦して大いに反省しました。すげぇよ、韓国代表!興奮した!感動した! 徹底的に守備を固めて逃げ切りを図るイタリアに対して、これでもかと言わんばかりに攻撃的な選手を投入して、4トップ体制でリスクも省みずに攻め続けた。足を止めることすら許さない圧倒的な大声援に後押しされて、土壇場で同点!そしてPK戦寸前でVゴール!まさに歴史が作られる瞬間でした。間違いなく2002年W杯ベストゲームになることでしょう。次の韓国の試合も目が離せないぜ! さて、私の中ではすっかり霞んでしまった日本代表の敗戦ですが、なんかメディアは「良くやった」と擁護する生温かい論調ばかりなので、敢えて苦言を呈しておきましょう。そもそも、先発メンバー表を見た段階で不吉なものが頭をよぎりました。なぜ、好調のチームに手を加えようとするのか?トルシエの考えが全く理解できなかった。前半を無失点で切り抜けて、後半のメンバーチェンジで撹乱するのが今大会の日本の必勝パターンだった。それなのに、一度も試したことのないアレックスのトップ下先発起用という奇策を弄する意味がどこにあるのか?森島抜きで西沢を使ってどうするよ?…最後の最後まで、あの気紛れフランス人に翻弄されてしまった。 少なくとも、決勝トーナメントの厳しさを知る者の戦い方ではない。決定力不足というよりも、チームとしての戦術が徹底されていなかった。一見すると日本がボールを支配していたが、点が入る気はまったくしなかった。実力が伯仲しているのは誰の目からも見ても明らかだったのだから、チームの力をMAXにできる体制でぶつかって欲しかった。そうすれば悔いも残らなかったのに…この1戦にかける意識の違いを、韓国戦を見て思い知らされました。 トルコに勝った「先」のことばかり皮算用していたマスメディアの責任も大きいと思う。敗色が濃厚になった時、日本のサポーターの歓声には危機感が感じられかった。悲鳴と鼓舞を繰り返すだけで、敵を威圧するような迫力がなかった。選手もサポーターも理屈ぬきで民族意識を背負える韓国との決定的な違いが、今日の試合結果に現れてしまったと言っても過言ではないだろう。 負けに惜しいもクソもない。かなり手厳しいことを書いてしまったが、「負けを認めること」それが2006年への第一歩である。この屈辱をバネにして、これからの4年間でより大きく成長する日本代表を楽しみ待つといたしましょう。    2002/06/17 (月)  「台所の悲劇」夕食のインスタント焼きそばに、お湯と一緒に粉末ソースを入れてしまい、まったく味のしない麺を喰らいながら途方にくれてしまいました。いかん、いかん… 最近、精神的に不安定です。締め切りへの不安だけででなく、自分の技術・力量への不安、読者様の反応への不安…あまり根を詰めて考えすぎると、鬱病になりかねないので、防衛本能が働いて思考や外界からの刺激に対してフィルターをかけてしまうみたいです。人間って良くできてるんですねぇ…ブラジルVSベルギーは、とても面白い試合でした。徹底したカウンターを繰り返すベルギーの術中に完全にはまっていたブラジルが、2人の天才:リバウドとロナウドによって危地を脱するという、なんとも痛快な試合でした。次のブラジルVSイングランドは歴史に残る大一番になるやも?(ある意味、日本戦よりも気になる) 同人誌製作進捗:    2002/06/16 (日)  「アイリッシュ・スピリット」同人誌製作進捗:半年以上もまともに鉛筆を握っていなかったので、手が完全にキャラを忘れていました。絵のリハビリに時間を取られてしまい、下書きが思うように進みません。この土日で7ページ分しか書けませんでした。私の場合デジタル処理にやたらと時間がかかるので、スケジュールは非常にまずい状態になってきました。平日は仕事もW杯もあるし…禁欲生活を1ヶ月も続けるとかえって能率は落ちるので、どかでガス抜きをしないといけないのですが… いや、今はとにかく書くべし書くべし! それでも見ているW杯。セネガルがスウェーデンを破ってベスト8進出!王者フランスを破った実力は伊達じゃない! アフリカの身体能力と欧州の組織力を融合させた、まさに「アフリカの世紀」の本格的な到来を告げる勝利でした。疲労し切った組織は、個人の能力の前に屈服する。組織として、そういう局面に持ち込める試合運びができるのが、他のアフリカチームとの差なのであろう。 ミラクル:アイルランドは、スペインを相手にいつものように驚異の粘りで土壇場で同点に追いついたが、PK戦で力尽きて惜しくも敗退。それにしても、どんな逆境にあっても「必ずやってくれるはず」と思わせてしまうアイリッシュ・スピリッツには恐れ入りました。大会直前に主将:ロイ・キーンを欠いたにも関わらず、チームとしての団結力と粘りでここまで勝ちあがってきた、それだけでも賞賛に値すると思います。 さて、トルコ戦は火曜日か…さすがにまた早引けするわけにはいかないので、祈りながら仕事することにしましょう。(祈りと仕事、どっちがメイン?)    2002/06/15 (土)  「アクセス向上委員会(15)」まずは上位20位までを発表! 1位 −( 1) 1175 (+ 35) 「少女ネム」 さすがにネタが旧くなってきて上位20が動かなくなって久しいが、ついにその牙城を「みずいろ」がこじ開けました!DC版の発売からもう3ヶ月近くも経つというのに、3桁の伸びを見せる驚異の末脚を発揮。販売本数は3万本が関の山だったのに…ねこねこ信者恐るべし! 基本的にゲーム系は底堅い動きを見せています。中古で遅れて入ってくる人も多いので、当然と言えば当然です。「紹介者」としては、レビューによってゲームとの出会いの切っ掛けを増やすことで、ゲームの賞味期限の延長に一役買えれば幸いです。 21位 ↑(29) 316(+ 95) 「ときめきメモリアル3」 その他にも、比較的新しいレビュー群がトップ20まであと一歩のところまで迫っています。「最終兵器彼女」はTVアニメが始まればもう一度ブレイクする可能性がある。ゼノサーガは秋のTGSで「エピソードII」が発表されればまた盛り上がるだろう。夏の新作ゲームラッシュも控えているし…「ユーディーのアトリエ」「かまいたちの夜2」「悪代官」「君が望む永遠」…ゲームレビューは取材に時間がかかりすぎるのが難点です。あ、レビューは書かないけど「パワプロ9」もやらねば!…小説も書かないといけないのに、どこにそんな時間があるんでしょうねぇ…? さて、トップページのレビュー予定欄にも書いてありますが、同人誌の製作に集中しなければならないため、しばらく週1のレギュラーレビューをお休みさせて戴きます。メインコンテンツに穴を開けるのは本当に心苦しいのですが、中途半端な精神状態でレビューを書いても良いものにはならないし、中途半端な出来の本にしてしまったら読者の方にも原作のS先生にも失礼ですから。 ※次回の集計は7月15日の予定です。    2002/06/14 (金)  「長居は燃えているか」↑のパロディネタが分かる人は、GM研の読者の何割くらいなんだろう?さて、本日3時半から私の第3の故郷:大阪長居で行われた「日本VSチュニジア」の結果は誰もが知っている通り、2-0で日本の勝利でした。これで堂々のグループ1位通過を勝ち取りました。平日の昼間という最悪の時間帯でしたが、理解のある上司のおかげで観戦早退(不足分を別の日の残業で埋め合せ)することができたので、ライブでテレビ観戦することができました。職場の半分が帰ってしまっては、どのみち仕事にならないしねぇ…(決勝トーナメントはどうしましょう?) あまり冷静に見れなかたので細かい感想は書けませんが、やっぱり地元:セレッソ大阪の森島が先制ゴールを決めた時は鳥肌が立ちました。おめでとう日本代表!ありがとう日本代表! 夜には「韓国VSポルトガル」を観戦。裏で試合をしていたアメリカがポーランドに開始早々2点を奪われるというタナボタによって、ポルトガルは引き分けでも逆転で決勝トーナメントに進める状況だったのだが、2人も退場者を出したのが痛すぎた。国民総出の大声援を背に受けた今の韓国を相手に、9人で0-0を守るのはさすがに無理があった。やっとの思いで勝ち取ったFKも、フィーゴの「曲がりすぎた」ボールによって潰えてしまった。その瞬間「終ったな…」と天を仰いでしまいましたよ。あうう… 道頓堀には500人以上が飛び込んだそうですが、いくらなんでも1点目が入った時点で飛び込むのはやりすぎだと思います。やしきたかじんが「THEまいど」の中で『道頓堀は、阪神が優勝した時にだけ飛び込んでいい川なんじゃ!』と憤慨していましたが、まったくもってその通りだと思います。ありがたみがなくなるじゃないか!(というか、大阪府警は飛び込んだ人数を数える暇があったら取り締まるべきなのでは?) なんか、お隣の韓国では、韓国の必勝を祈願して焼身自殺する事件まで発生してるし… 熱狂も度を過ぎれば、それは応援じゃなくてただの迷惑だということを認識できないんでしょうかねぇ…    2002/06/13 (木)  「おめでとうエクアドル」次々と優勝候補が脱落していく中、絶体絶命の危機に追い込まれたイタリアが、デルピエロの起死回生の同点ゴールによって決勝トーナメントへの進出を決めました。オラが故郷:鳥取県でキャンプを張っていたエクアドルのW杯初勝利に救われたわけだが… ロスタイムにはもう結果が出ていたので、メキシコもイタリアもボール回しに終始。見かねた審判がロスタイムを短縮して笛を吹くという、日本ではあまり馴染みのない光景が繰り広げられていました。サッカーには柔道みたいに「教育的指導」なんてないからねぇ…同人誌進捗:    2002/06/12 (水)  「大番狂わせ」フランスに続いて、優勝候補の筆頭格だったアルゼンチンまでもが一次リーグで敗退してしまいました。昨日フランスが敗退していたのであまり驚きはしなかったが、FIFAランキングの1位と2位の国が一次リーグで消えるという歴史的大番狂わせです。いつも陽気なアルゼンチン専属レポーター:モネールの沈痛な表情を見て、「あぁ、本当にえらいこちゃ!」と実感できました。バティとクレスポの最強のFWが、両雄並び立たずという近代サッカーのシステムの枷。アルゼンチンの魅惑の攻撃をスポイルしてしまった感は否めない。36歳:最後のW杯だったチラベルトが率いるパラグアイも、紙一重の差で勝ち残りました。南アフリカもスペイン相手に頑張ったんだけどねぇ… 明日のイタリアは大丈夫なのか? 大阪深夜の「THEまいど」(司会:やしきたかじん)に、2ヶ月前まで住んでいた長居の事が採り上げられていました。最長58分も開かない踏切とか、行きつけのラーメン店「石焼ラーメン」が出てきたり、ウルトラいい加減な王将長居店とか…なんか懐かしいですなぁ(ホームシック?) 同人誌進捗:ネタ出し快調!あと4ページでシナリオ完成!    2002/06/11 (火)  「黄色い乱舞」いよいよ、熱く激しい予選グループの最終節が始まりました。それなのに4試合のうち1試合しか地上波で放送しないとは、なんたるーちあ!まぁ、どっちにしても昼間の試合は仕事中なので見れません。嗚呼、企業戦士は辛いねぇ…と言いつつ、仕事中にこっそりYahoo!JAPANの試合速報を見ていたんですが、数字と文章だけを頼りに想像力を働かせながら中継を見るというのは、なかなか面白かったですよ。今日2点差以上の勝ちが絶対条件だったフランスが、デンマークに先制されても、「終っちゃったねぇ〜」と冷静でいられたし、セネガルが前半で3−0とリードして圧勝だと思っていたら、ウルグアイの驚異の反撃で3−3の同点になっていくのは「ホンマかいな!」と妙に興奮してしまった。最後の方は1分おきにリロードをかけてすっかり見入ってしまいました。明日のイングランドVSナイジェリアも昼間の試合なので、同じようにネット中継で楽しむことにしましょう。 ドイツVSカメルーンは、合計16枚のイエローカードが乱舞し、両チーム1人ずつの退場者を出す、激しい試合になりました。セネガルVSウルグアイも、合計12枚のイエローカードが乱舞。決勝リーグにはイエローカードは持ち越されないので、ピッチ上は乱闘寸前にヒートアップ! まさに、国の威信を賭けた戦争です! 崖っぷちに追い詰められたフランスは、負傷の癒えてないジダンを強行出場させたものの、予選リーグ敗退が決定。前回王者が予選で消えるのは史上初のことです。プレミアリーグとセリエAの得点王を擁しさらなる進化を遂げたはずだったが、結局それは温室の華でしかなかった。ジダンという誰も代わりになれないスーパースターの存在が、皮肉にもフランスのアキレス腱になってしまったのでした…    2002/06/10 (月)  「不調」同人誌のシナリオ起こしが、予想外に難航しています。漫画本文部分は4Px5&eq;20Pなのですが、まだ12Pしかできていません。今回は4コマ漫画に初挑戦しているのですが、4コマは本当に難しいですね… 4コマ1本1本に落ちを持ってこないといけないし、4P単位でシナリオのリズムを整えないといけないし…ネタを煮詰める作業は、時間をかければ予定通りに進むものではないのですが、そろそろ時間的な猶予がなくなってきました。すさまじいプレッシャーの中、不眠症&偏頭痛&神経痛などの爆弾を抱えながらの、精神的にも肉体的にもギリギリの作業がこれから1ヶ月近く続くことになるでしょう。 でも、えてしてそういう極限状態でこそ人間の本能は研ぎ澄まされていくものであり、不調と好調は紙一重です。それが創作の苦しさであり、楽しさでもあるのかも知れませんね。    2002/06/09 (日)  「祝!日本初勝利!」日本代表の第2戦「日本VSロシア」が横浜で行われ、後半6分に稲本のゴールで1-0で勝利! 前大会から数えて4戦目にして、ついに悲願の初勝利をあげました!後半12分に楢崎が抜かれてサイドネットを揺らされた時は生きた心地がしなかったが、今日ばかりは天が味方してくれた。前線からの組織的な守備もよく機能していたし、フラット3もむやみにオフサイドを狙ってライン押し上げないで、忠実なクリアとカバーリングに徹していた。トルシエの戦略もズバリ的中。服部投入の時間を遅らせることで、守備に専念する時間を短縮することができ、最後の10分間の守備で集中力が切れることがなかった。 今日の試合はいくら褒めても足りないくらいです。グランドの労働者:明神のスペースのカバーリングも良かったし、戸田・稲本の両ボランチの攻守のバランスも良かった。鈴木と柳沢はシュート精度こそイマイチだったが前線からよく守備をしていたし、宮本のラインコントロールも隙が無かった。トルシエが目指したサッカーがすべて実践できた試合だったと言えるでしょう。 リーグの突破は第3戦のチュニジアに引き分け以上、ということになるけど、明日のベルギーVSチュニジアの結果如何で状況は大きく変わるだろう。順当に行けばベルギーが勝つだろうけど、そうなると1位突破への条件が焦点になるだろう。2位での通過になると決勝トーナメント初戦でブラジルと闘うことになってしまうから。「何点差で勝つ」という勝利条件を達成するクレバーな試合運びを期待したい。(つまらない警告累積が最大の敵かも?)    2002/06/08 (土)  「祝!週刊GM研通巻50号」週刊GM研vol.50をアップしました〜 週刊誌のはずなのに50号達成に14ヶ月かかっていて計算が合いませんが、毎回泣き言を言いながら書いていたので、我ながら良く頑張ったもんだと自惚れてみたりして。でも、本当にありがたいのは、こんな言いたい放題の「ストレスマガジン」をずっと読んで下さっている読者様の存在です。これからも非才の身ではありますが、より一層精進して100号を目指して頑張りたいと思います。ついに区切りの通巻50号ですが、いつもとあまり内容は変わりません。50号にあわせて誌面のリニューアルもしたかったのですが、同人誌製作の激しいプレッシャーの中で新コンテンツを立ち上げて、これ以上仕事を増やすのは無謀すぎます。しばらくは現行ベースの縮小版の発行になりますが、ご容赦下さいませ。 どんなに忙しくても、ちゃっかり見ているW杯。イタリアVSクロアチアは、テレビ大阪の中継だったので生中継は絶望視していたんだけど、よく調べてみたら奈良テレビでも放送していることが判明(あずまんが大王はやってくれないのに…)。でも、試合の方は第1戦とはまるで別のチームのようなクロアチアが奮闘!イタリアの2点目が不可解なオフサイドの判定で幻と消えた直後、クロアチアに同点に追いつかれると、あれよあれよという間に勝ち越し点を奪われてしまった。イタリアの終盤怒涛の猛攻も実らず、トッティの芸術的過ぎるフリーキックもミリ単位の差でポストに弾かれ、イタリアはまさかの敗北! なんか今大会は優勝候補が総崩れなんですが… ブラジルは中国に貫禄の圧勝!下馬評では「史上最弱」と言われていたのに、2連勝であっさりとトーナメント進出を決定。初出場の中国を相手に、ブラジル本来の奔放かつ強引なサッカーを見せ付けてくれました。ガチガチに組織を固めて強豪と闘う決勝トーナメントよりも面白い試合だったかも。ロベカルの「スーパースロー再生なのに普通のスピードで飛んでいくフリーキック」も拝めたしね。試合をコントロールできる老獪な精神的支柱がいないので優勝はさすがに厳しいかもしれないが…    2002/06/07 (金)  「因縁の対決」今大会屈指の好カードにして因縁の一戦、イングランドVSアルゼンチンは、1-0でイングランドが勝利!オーウェンが得たPKをベッカムが決めて、最後の20分間は、観ている方も疲れるようなアルゼンチンの猛攻をしのぎきり、この1点を最後まで守り通した。それにしても、あのアルゼンチンをファールをもらわずに防ぎきったイングランドDFの試合巧者ぶりは、見事しか言いようがない。ベッカムはフル出場はしたものの、本来のキック精度にはまだ程遠かった。どうかこのまま勝ち残って、良い状態のベッカムを見たいものである。懸念されていたフーリガン問題も、イングランドが予選突破に望みをつないだことにより、今日の試合で7割を占めたイングランドサポーターたちは爆発せずにすみそうだ。逆に、優勝候補の筆頭格だったアルゼンチンは苦境に追い込まれた。次の強敵スウェーデンに対して勝つことが絶対条件になってしまった。イングランドはすでに予選敗退の決まって戦意喪失のナイジェリアが相手であり、引き分け以上に持ち込むのはたやすいだろう。南米予選の時の圧倒的な強さはいずこに? このところ、同人誌のネタ出しに詰まって、精神的にちょっと不安定です。あぁ、4コマ漫画は難しいなぁ…(日記も中途半端になってしまってすみませぬ…)    2002/06/06 (木)  「「ICO」レビュー裏話」http://www.gmken.com/review/ico.html「ICO」のレビューをアップしました。締め切り破りの常習犯が何を思ったか、初めて締め切り2日前にアップしてしまいました。ゲーム自体は先週の時点でクリアしていたので、この名作を1日も早く紹介したいとウズウズしていたんです。(同人誌のシナリオ起こしから逃避するためという噂も無きにしも非ず) フランスVSウルグアイは、0-0のスコアレスドローに終りました。負ければ予選敗退が決まるというどちらも負けられない試合は、予想通り血で血を洗う激しいものとなった。前半のアンリの1発退場で1人少なくなったフランスだが、その後は本領を発揮して10人でウルグアイを圧倒。それでも遠すぎる1点… これでグループAは最終戦の結果によっては4チームが勝ち点4で並ぶ可能性も出てきた。フランスはデンマーク相手に2点差以上の勝ちが必要になる。こ、これは苦しい… 最近、不眠症に悩んでいます。同人誌のシナリオ起こしに突入してからというもの、目を閉じると頭の中で作品世界が展開されてしまい寝付けないし、夜なっても全く温度の下がらない部屋のせいで暑くて寝られない。むしろ夜になると余計に暑くなっている気がします。どこにそんな熱源があるのか不思議でならない。建物の構造自体に問題が? さすがに音を上げて早くもクーラーに電気を入れてみたのですが、まったく冷たい空気が出てきません。しかも、ホースから空気漏れの音がしまくり。使い物になりませぬ。これじゃあ単なる五月蝿い扇風機(しかも電気代はウン倍)。今年の夏が去年並みの猛暑だったら、マヂで生命の危機が?!    2002/06/05 (水)  「ゲルマン魂VSアイリッシュスピリット」埼玉県知事の「FIFAなんて腐ってますよ!何様のつもりですか!」という怒り心頭の発言は大丈夫なのでしょうか?(まったくもって同感ですけど)ドイツVSアイルランドは、1-1で引き分け。ゲルマン魂のお株を奪う、アイルランドのアイリッシュスピリットを見せ付けてくれました!ヨーロッパ最高のキーパーと呼ばれるカーンも勇猛果敢な飛び出しでファインセーブを連発したが、何度はね返されても諦めないで攻め続けたアイルランドの選手たちに敬意を表します。 ポルトガルVSアメリカは、2-3でなんとアメリカの勝利!ジダン抜きのフランスの敗戦とは違って、この敗戦は誰にも予想できなかったに違いない。かつてバルセロナで寿司BARを経営していた(レアルに移籍した瞬間潰れたけど)日本大好きのフィーゴは、果たして予選を通過して日本上陸できるのか? ロシアVSチュニジアは、2-0でロシアの勝ち。最終戦にベルギー戦を残しているロシアは、日本戦を引き分け狙いで来る可能性が高くなった。そのよそ行きのカウンターサッカーに付け込む隙があるかもしれない。チュニジアも決して弱くは無いので、第3戦を100%勝たなくてはならない試合にしてしまうと、精神的にまだ弱い日本には分が悪くなる。勝ち点5で3チームが並び、得失点差で決まる恐れも?    2002/06/04 (火)  「負けに等しい引き分け」日本のW杯初戦「日本VSベルギー」が埼玉スタジアムで行われ、結果は2-2の引き分けでした。先制されてもすぐに追いついたあたりは精神的な成長を伺わせたが、2失点の内容が悪すぎたのも不満が残る。クリアボールを拾われてディフェンスラインを押し上げたところを2回とも狙われてしまった。だが、今日の最大の敵は審判だった!ゲームの流れを堰き止める判断の遅いジャッジといい、2回も完全なPKを取らなかったり、稲本のゴールエリアの突破で不可解なオフェンスファールを取ったりと…誤審の嵐だった。もしアルゼンチン戦かイングランド戦でこんなジャッジをやっていたら、この審判は生きて国に帰れないくらい、本当にひどいジャッジだった。 勝ち点「1」を取るには取ったが、はっきり言って負けに等しい引き分けだった。2-1になった場面で守れるサッカーができないようでは、先が思いやられる。少々厳しい見方になってしまったが、ベルギー相手に2点取れるポテンシャルがあるだけに、もっと高いレベルでのプレーと結果を望みたい。 フラット3の生命線:森岡の負傷交代も気になる…    2002/06/03 (月)  「W杯4日目」クロアチアVSメキシコは、0-1でメキシコの勝ち。ニュースやハイライトでも扱いがぞんざいなので両チームの真価は図りかねるが、34歳と高齢な前回大会の得点王スーケルに頼らざるを得ないクロアチアは苦しい展開になるかも。ブラジルVSトルコは、2-1でブラジルの勝ち。史上最弱と酷評されたサッカー王国がトルコに先制された時はどうなることやらと思ったが、同点に追いついたリバウド→ロナウドのピンポイントクロスは本当に美しかった。PKで辛うじて勝ち越したが、比較的楽なグループだから、勝ちを積み重ねることで調子を上げてくるでしょう。 イタリアVSエクアドルは、2-0でエクアドルの勝ち。エクアドルは南米予選を2位で通過した実力の片鱗を見せたが、イタリアの中盤のプレスの速さと最終ラインの固さに圧倒されてしまった。ビエリとトッティの2人だけで攻め込む非常識なイタリアのスタイルは圧巻でした。デルピエロが後半から出場して会場を沸かせたが、システムと噛み合わずに見せ場が無いまま終ってしまった。エクアドルは地元鳥取でキャンプを張った縁のチームなので、ぜひ頑張っていただきたいのだが… 空席状況は予想以上に酷いみたいです。FIFAと海外代理店(バイロム社)と日本組織委員会の壮絶な責任の擦り付け合いに発展していますが、とんだ恥さらしですな。「日韓共催」と言えば聞こえはいいけれど、現実はFIFAに押し付けられた「日韓分催」であって、主催国としての権限は限りなくゼロ。自治体の誘致合戦を野放しにしてエスカレートさせてしまった。まだ1ヶ月近く会期が残っているのだから、速やかに対応策を実行していただきたいものである。    2002/06/02 (日)  「W杯3日目」今日はW杯3試合をTV観戦。さすがに3試合も観ると疲れますね… ハーフタイムにトイレに行き、試合の合間に食事に行き、レビューの原稿を書く… 完全にW杯中心の生活になっています。地上波しか受信できないので、全試合を観れないのがせめてもの救い?アルゼンチンVSナイジェリアは、1-0でアルゼンチンの貫禄勝ち。ナイジェリアの守備陣が意外と頑張っていたが、結局バティのパワフルヘッドに押し切られてしまった。アルゼンチンとしてはもう少し楽に戦いたかっただろうし、バティもクレスポとの差をつけるためにもう1点欲しかっただろうけど、死のグループFで勝ち点3を取ることが最優先課題。 イングランドVSスウェーデンは、1-1の引き分け。ベッカムの回復具合が焦点になったが、コーナーキックの精度は良かったがやはりまだ90分のプレーは無理のようだ。後半はスウェーデンに押されっぱなし。勝ち点1を死守したものの、次のアルゼンチン戦に大きな不安を残す結果だった。 スペインVSスロベニアは、スロベニアが素晴らしい出来で善戦したが、審判の不可解なPKの判定によって流れを変えられてしまい、3-1でスペインの勝ち。今回はシミュレーション(PKをアピールする擬態行為)を厳しく取り締まる方針なのだが、今日の判定は何か釈然としない。なぜかW杯では弱いスペインのジンクスが崩れたことで、スペインはダークホース的存在に? パラグアイVS南アフリカは、地上波では中継してくれなかったのでライブで見れませんでしたが、英雄チラベルトを警告累積で欠くとあっては魅力半減。案の定、韓国会場には空席が目立ったし、2点のリードを守れずに2-2の引き分けに持ち込まれてしまった。むーん… ネット上にはまだ大量にチケットが売れ残っているみたいですね。TV中継を観ていても結構空席が目立っていた。予想通り、人気薄のカード(パラグアイVS南アフリカなど)は客が入らないし…W杯組織委員会このままでいいんかい委員会!    2002/06/01 (土)  「最多ヒット更新の謎」本日のカウンタは「187」ヒットと、最多記録(104ヒット)を大幅に更新しましたが、これはカウンタの故障ではありませんよ。ゲーム系サーチエンジン「ゲーマーズターミナル」の登録内容を更新したのですが、その効果はテキメンでした。今回の更新は休日ということもあり、前回の初登録時(平日)よりも効果が高かったようです。同人誌製作開始にともない通常更新にしわ寄せが来ている現状では、なかなか新規コンテンツにまで手が回りませんが、どうか長い目で見守ってやって下さいまし。カメルーンVSアイルランドは、1−1の引き分け。直前に主将ロイ・キーンを強制送還してどうなることやらと心配されていたアイルランドだが、ロビー・キーンを中心にチームは意外とよくまとまっていた。カメルーンはエムボマのゴールまでは良かったが、エムボマが交代してからは守勢一方で迫力なし。組織的な守りも出来るところを見せたが、脅威の身体能力を見せ付ける場面が少なかったような気がする。 ドイツVSサウジアラビアは、8−0でドイツの爆勝でした。2006年を睨んだ世代交代のために予選では最後まで苦しんだドイツだったが、若手もようやく頭角を現してきて上り調子だったとは言えが、今日はサウジがあまりにも弱すぎた。中盤のプレスがまったく機能せず、フリーでクロスを上げられ、サイドを破られて、最後はFKのオマケ付き。まさにやりたい放題でした。真価を問われるのは次のアイルランド戦? デンマークVSウルグアイは、同グループのフランスが初戦を落としたことで両チームとも気合い入りまくり。地上波では中継してくれなかたので試合は見れなかったが、レコバの左足をじっくりと見たかったなぁ…試合はデンマークが2−1で勝ちました。次の試合セネガル戦の結果如何では、フランスの予選敗退の危機も? 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