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2005/07/31 (日) 「業務連絡」身体を痛めつけるような連夜の痛飲にも関わらず、二日酔いにもならずにピンピンしています。丈夫な身体に生んでくれた親に感謝。盆も正月も帰れない親不孝なハードワークを続ける29歳。ちょっと弱気になる時が増えているような気がします。さて、ここで業務連絡です。夏コミの搬入量が下記のように決定しました。
1日目でしかも西館の配置ということもあり、新刊がすごい勢いでなくなる、ということはありえないと思いますが…自画自賛するつもりはありませんが、今回の新刊は内容面でも見た目の面でもかなり手応えがあるので、正直言って数は読めません。発行部数は変わらないのに、書店の事前発注量の増加によって相対的に会場搬入量は冬コミよりも減っています。確実に押さえておきたいという方は、会場取り置き予約を8/9まで受け付けていますので、そちらのご利用をオススメします。 なお、既刊についても若干値下げした会場限定価格となっています。ネタ的には少々古臭いかもしれませんが、質的には忙しさに追われている最近の本より上かも知れません。書店での入手が難しくなりつつありますので、この機会にご覧いただければ幸いです。 ちなみに、もう恒例のことですが、今回も執筆者であるGM研所長は仕事のため、コミケ会場に行くことはできません。サークル販売の方は友人に完全代行を頼んであるので問題なく行えますが、作者本人へのお問い合わせについてはお答えできませんので、伝言をメモで残していただくか、後日本人にメールでお問い合わせをいただくか、いずれかの方法でお願いいたします。 さらに追記。GM研通信の編集においてご協力をいただきました作家様については、せめてものお礼として、無料にて本を無料にてご進呈させていただいております。直接関わった号は、GM研所長が後日のイベントで作家様のスペースにご挨拶にお伺いした際にお渡しするか、奥付の住所にお送りさせていただいております。また、直接の関わりの無い歴代の号についても、ご希望があれば在庫のある限りですが無料にて進呈させていただきますので、その際にはリクエストをいただきますよう、お願いいたします。
2005/07/30 (土) 「続・飲みたい夜もある」・・・酩酊。何も言いたくありません。このままでは身体も心も持たない。せめて心だけでも酒で黙らせなければ…下手に未来が視えてしまうから…もっと鈍感でいられたらどんなに気が楽か…夏コミ前になんとも景気の悪い話ばかりで申し訳ありません。でも、これが現実なのです。現実に最悪のシナリオは到来しようとしている。それが何かは…奇しくも既に入稿済みのGM研通信vol.4に、その一端が記されているので、興味のある方は読んでみてください。
2005/07/29 (金) 「飲みたい夜もある」こんなにマズイ酒を飲んだのは久しぶりだ。でも、飲まずにはいられない。怒りよりも情けなさが先に立つ。その流れを変えられない自分の非力さがモドカシイ。あと数年早く決断していれば、もう少しマシな方向に進むこともできたのかもしれない。たらればで物事を考えても何の足しにもならない。批評ばかりで非建設的なことしか言えない口だけの者たちと、同じになってしまっては意味が無い。しかし…自分だけがいかに強くあろうとしても、幹と大地が腐敗していては、葉を茂らせ実を結ぶことなどできはしない。補給も援軍なく最前線で戦い続けることはできはしない。もう…すべては手遅れなのだろうか… 記憶を無くすくらい痛飲できればいいのに、酒飲み親父から受け継いだ酵素分解力が邪魔をする。酒を煽り喉を焼くくらいしかできない。こうして酔っ払って日記を書いていても、いたって冷静沈着。我ながら、まったくもってつまらない不器用な奴だなぁ…
2005/07/28 (木) 「きららキャロットvol.14」久々に、まんがタイムきららキャラットの番付をつけてみることにしましょう。1.↑ ひだまりスケッチ 2.↑ かみさまのいうとおり 3.↑ まゆかのダーリン 4.↑ ひめくらす 5.↑ 三者三葉 6.↑ HR 7.↑ How hot am I? 8.↑ とらぶるクリック 9.-- 最後の制服 圏外.↓ ドージンワーク 矢印による上下は、順位の変動というより個人的な印象度の上がり下がりを表したものです。マンガ雑誌としてはありえない本数で軒並み評価アップしている中、唯一に近い急落を見せているのが、「ドージンワーク」です。どんどん同人ネタから離れているような気がするのですが…それと、きらら本誌とキャラットで続きモノの話を当たり前のことのようにやるのはどうかと思いますよ。一方、評価急上昇中なのが「ひらめくす」です。直江くんの健気な報われなさがまたいい!新しめのところでは、「HR」もいい味を出してますね。「からハニ」は思いっきりあずまんが大王路線なのが引っ掛かりますが…なんか、良い作品がどんどん良くなっている分、止まっている作品の粗が際立っているような気がします。商業誌としてはそれが正しい在り方なんでしょうけど…
2005/07/27 (水) 「秋葉原買出し奇行(誤字ではない)」ようやく原稿地獄から解放され、人並みの休日を過ごす…というわけでもなく、忙しなく秋葉原に買出しに。公私共に過労死一直線の休めない性格は、そろそろ直さないといかんのですが…もう20代最後の歳に突入しているわけだし。それはさておき、本日の買い物リストはこちら。・逆転裁判 蘇る逆転 限定版(予約) ・週刊ファミ通 ・まんがタイムきららキャラット ・TECH GIAN ・月詠(10) ・LOVE ME DO(1)(2) ・三者三葉(2) ・かみさまのいうとおり(1) ・中古同人誌27冊 ・新刊:国民の休日(3) ・新刊:おねがいセイバーvol.1 ・君のぞデュエリスト(アージュファンクラブより到着) まずは、9月15日発売予定の「逆転裁判 蘇る逆転 限定版」について。原稿制作で世間の情報から取り残されていたため、ショップやネットでの予約は軒並み完売状態でしたが、地元川口のゲームショップ(わんぱく)に行ってみると、普通に予約できました。こういうマニア人気の商品は秋葉原では品薄度合いが強いので、郊外のチェーン店が狙い目です。ただし、小さすぎる店だと入荷自体が無い危険性もありますが… 週刊ファミ通をめくっていると、TLSシリーズの製作者による新作「キミキス」の情報が発表されていました。これがTECH GIANとかだったら、キャラ絵だけで良さげな作品のように見えたかもしれませんが、ここは総合ゲーム誌だと言う事を分かっているのでしょうか?遊び手が求めるものは、ゲームのテーマであって、ゲームの内容であって、ゲームのイメージそのものです。少なくとも、この4ページでは私は何も判断できませんが、4ページも使っておいて何も伝えられなかった時点で、プロモーション第一弾として完全に失敗している。いくら自社製品だからといっても、誌面は無料じゃないんだから。この僅かな情報だけ判断できることといえば、メインシステムはTLSを踏襲…芸はないがまあ良かろう。ロクな説明もなかったマッチング会話システム…画面だけで想像できてしまうが、無難なシステムなのでまあ良かろう。キスしたいをメインにしたテーマ…ふざけんなよこんちくしょう!「マジキュー」に載っていた情報を加味すると、『ストーリー展開に応じたキスにまつわるイベントは全部で100種類以上、おでこや頬、手の甲など唇以外へのキス、教室や屋上、体操着で…などキスのバリエーションは多数』とのこと…あ、呆れてものが言えません。凄い大安売りですね。しかも、ゲーム期間の一ヶ月間で相手を見つけて告白をして、そこまでラブラブになれという…なんとも無茶な話ですね。付き合ってからバカップルぶりを演じて楽しむというならまだしも…それとも、今はそういう時代なんでしょうか?つきあってもいないのにキスしたいと思うでしょうか?ゲームの恋愛は一種のファンタジーであるが、これはファンタジーにも程があるわい!今も昔もこれからも、そんな時代があってたまるか!今までTLSシリーズが10年間脈々と受け継いできた理想を、こんなに簡単に手放してしまっていいのか?10年間、TLSのモノクロタイプの純愛を支え続けてきたユーザーを裏切るのか?ただでさえゲームクラブha弱小メーカーなのに、なんとかティアーズ(正式名称を書くのもめんどくさい)で戦力を分散してでどないすんねん!独自の味を引き出しつつある高山氏のキャラデザを無駄にする気か?10年間支え続けてくれたユーザーに何の説明もなく、事実上のシリーズ打ち止め宣言…ああ、本気で宝くじで3億円でも当てて、TLSの権利を買えないものか?とアホなことを考えたくなってしまう。 腹が立つというより情けない気分になってしまったので、他のお買い物についてのコメントは明日の日記に回します。
2005/07/26 (火) 「通常更新再開?」さて、夏コミ新刊の入稿も無事に終えたことだし、本日からGM研は通常更新再開です!…と言っても、やってることは「日記がちゃんと続いている」というだけで、webサイトとしては当たり前の要素だと思うのですが…一度失ってしまった習慣を取り戻すのは、これがまた案外難しいものです。贅沢を覚えた人間が元の生活に中々戻れない。そして、多忙を極める私にとっては、”楽”に勝る贅沢はありません。書かないことはとても簡単なことだし、ひとたび習慣から抜け落ちてしまえば、忙しない日々に流されて忘却してしまうから罪悪感さえ残らないだろう。しかし、私も伊達や酔狂でこの活動をしているわけではないし、その身勝手な活動を継続してこれたのも、それを望んでくれている読者の皆様の存在があればこそです。その期待に応え続けていくことが、自分自身の存在の記録であり証明であり、そして道を切り開く者の責務なのだと思います。
2005/07/25 (月) 「GM研通信vol.4制作日誌(FINAL)」本日未明、夏コミ新刊「GM研通信vol.4 空と海と雲と呪われしオタク産業」のFTP入稿が無事に終わりました。日記上での制作日誌が更新されなくなって、かれこれ21日…ネット音信不通状態が続いて皆様にご心配をお掛けしてしまいましたが、これは日記で愚痴る時間さえなかったという理由もありますが、もっと切実だったのは、日記に書くことさえ憚られるほど、酷い修羅場だったことです。特に、最後の追い込みの姿は、思い出したくありません。いえ、記憶が無いので思い出すことができません。どうして本が出来ていたのか、自分でも不思議なくらいです。毎回、死にそうになりながら乗り越えてきた修羅場でしたが、今度という今度は、真剣にあと何機自分の「残機」が残っているのか、リアルな数字でハッキリと見えていました。生命線がcm単位で目に見えて短くなっていくのは、どう考えてもおかしな話ですから… 明日からGM研は通常更新を再開いたしますので、今夜だけはまともに眠らせて下さい…
2005/07/04 (月) 「GM研通信vol.4制作日誌(18)」劇場版AIR準備稿第四稿、ガリガリ削ってます。削りすぎて原作を知らない人には解読不能なシロモノになってしまうかも…劇場版の割り切った構成は、はあれはあれでひとつの手法として認めるべきなのかも知れない。作ってみて初めて分かるこの苦労。さて、どこまで意地を通しぬけるか、最後のひとふんばりと行きましょう!
2005/07/03 (日) 「GM研通信vol.4制作日誌(17)」しばらく日記も書けない状況が続いていましたが、ちょっとだけ進捗報告をしておきます。劇場版AIR準備稿第四稿はまだ完成していません。A4で200ページを越えてしまった草稿を、どうやって10ページそこそこのページ枠に収めればいいのか… それだけじゃない。この草稿に向き合っていると、まるで筆者である自分までもが翼人の呪いを受けて体調を崩してしまいそうになり…制作スケジュールは大きく遅れてしまいました。なんとか次の休日(木曜)には見切りをつけて強引にでも脱稿します。この悲しみの物語に魂レベルで感情移入しすぎると、いろんなものの切り替えができなくなってしまいそうなので…そんな状態なので、購入済みのマリみての新刊は、まだ読む気分にはなれません。リアクションを期待しておられる読者の方には大変申し訳ありませんが、いますこしのご猶予をいただければと思います… |