でじたる写真館  -Digital photo studio-

第1回 「所長のゲーム環境」
第2回 「所長の本棚」
第3回 「素晴らしき(?)奈良」
第4回 「所長のオーディオ環境」
第5回 「所長のパソコン環境」
第6回 「非出張お宝鑑定団」


第6回「非出張お宝鑑定団」

 メガドラ兄さん イベント用ポップ

 2001年11月25日に、大阪のソフマップザウルスで行われた、サムシング吉松先生の地元大阪凱旋サイン会で、ソフトバンクの担当さんのご好意でいただいたイベント用のポップです(この日が「セゲいち2」発売キャンペーンの最終日だったから、サインが終わった人に先着順でポップのお持ち帰りが可能に)。始発電車で日本橋入りして並んで整理番号001番をゲットした苦労が、思わぬカタチで報われました。トップバッターで選り取りみどりなのに、キャス子ではなく迷わずメガドラ兄さんを選択するというあたりに、自分の業の深さを再確認してしまいました。

 対物比の大きさが分かりづらいかもしれないので、実寸データを載せておきます。横:30cm, 縦:40cm, 厚さ:5mm, 材質:厚めの発泡スチロール, 拡大カラーコピーしたものを糊付けしたもの(と推測される)。各地のイベントで何度も使われていたので、寄って見るとかなりボロボロですが、家宝として大切に保管させていただいております。

 サムシング吉松先生直筆サイン入りDreamcast

 上記のイベントで、サムシング吉松先生に描いて頂いたサインです。吉松先生のサイン会は、イラストの絵柄も描くブツも指定できるのは割と有名な話ですが、この日は多くの人が愛用のセガハードを持ち込んでサインをしてもらっていました。その様子は、あたかも歴代セガ系ハードの品評会。メガドライブ、マスターシステム、セガマークIII、テラドライブ、果てはレーザーアクティブを持ち込む剛の者まで…私は、ドリームキャスト本体をキャス子仕様にしてもらいました。DCの生産中止後も現役として、通算1,000時間以上稼動した後に故障したものの、カスタマーセンターでレストアしてもらった後に2号機に現役の座を譲ったので、完品状態のまま保存してあります。

 美月さんに描いて頂いた”初めてのスケブ”

 丸3年間で2,500冊を越える同人誌を買いまくり、同人誌レビューを通じて幾人かの同人誌作家さんと懇意にさせていただいて、まさに「同人馬鹿一代道」を突き進んできた私ですが、意外にもこれまで一度も、同人作家さんにスケブをお願いしたことがありませんでした。というのも、スケブというものは大抵の場合、朝一番に駆けつけてお願いして預かってもらっておいて、イベント終了間近に受け取りに行くというシステムなので、個人戦闘の常識を遙かに超えたミッションをこなし、なおかつ地方在住のため早々に東京から撤収する必要がある私にとっては、お願いしたくてもできなかったんですよ。

 そんな折、奇跡的に夏のコミケ3日目のサークル入場ができた今回は、またとないチャンスでした。レビューでもお世話になった「美月さん」に初めてのスケブをお願いしたのですが、運悪くお伺いした時はことごとく入れ違いになってしまい直接お会いすることはできませんでしたが、とても気合の入った鉛筆描きの絵に仕上げて下さいました。所長日記にも「家宝にさせていただきます!」と書きましたが、本当に額に入れて部屋に飾ってあります。ちなみに、額縁というと高級なイメージがあるかもしれないけど、写真のやつは100円ショップのダイソーで買って来たものです(本来、ジグソーパズルを飾るためのものだけど)。これオススメ!

 テレカファイル

 私は大量のテレカを所持していますが、自分でお金を出して買ったテレカは1枚もありません。その大半がソフマップなどでゲームの予約特典でついてきたものか、雑誌などの懸賞で当たったものか、お店のポイントを貯めて交換したものか、イベントのジャンケン大会でもらったものです。でも、かえってそういう品の方が希少価値が高いようで、中には1枚で55,000円という呆れたプレミアムがついているものまで含まれています。このファイルだけでマニア市場での売却価格は10万円を越えているかもしれません。でも、私は投機目的での売買が死ぬほど嫌いなので売る気はまったくありませんけどね。

 堀井雄二&渡辺美紀 サイン入り「いたスト2」

 このサイン入りソフトは、週刊ファミコン通信時代のSLECT(現在の殿堂)コーナーの読者プレゼントで頂いたものです。その数、全世界で僅か4本! そのうち1本は、当時「いただきストリート」の担当編集者だった「渡辺美紀」さんによって公然の秘密として着服され、残り3本が読者にプレゼントされたのです。これは文句なく、私が当てた史上最高の懸賞です。それはおそらく、これからも未来永劫変わらないことでしょう。この当選が、私のその後の懸賞ライク人生に大きな影響を与えたのかもしれませんね。

 実は、このプレゼントのドラマはそこでは終わらなかった。その翌年、私は大学受験で上京したついでに、不躾ながらファミコン通信編集部に強引に押しかけて、渡辺美紀さんにお会いしました。今思えばアポもなく大変失礼な行動だったと反省していますが、そんな無礼な若僧にも渡辺さんは快く応対していただき、すでに女性ながら副編集長となり多忙だったはずなのに、編集部の案内までして下さいました。その時頂いたのが裏面のサインです。薄いペンだったので少し滲んでますが、私にとっては何物にも代えられない宝物となりました。


 須賀原洋行先生サイン色紙

 2001年10月7日、最初で最後のコミックライブ参戦となった名古屋遠征の折に、須賀原洋行先生と縁の深いたこ焼き屋「ファミリーオクトパス」で須賀原先生とお話させて頂いた時に描いて頂いたサイン色紙です。2枚あるのは、サークル名義用と個人名義用に分ける必要があったからです(宛名の本名の部分は隠してあります)。その後の即売会ではGM研の看板として展示させて頂き、道行く多くの人の目を引いてくれました。須賀原先生が即興の一発描きのイラストをすごく苦手にしていることは知っていましたが、目の前で描かれるエノキダ君と先生の自画像は、筆順に至るまで大変興味深く鮮明に記憶させていただきました。

 賭博破戒録カイジ イカサマサイコロセット

 賭博破戒録カイジのチンチロリン勝負でイカサマのネタとして使われたものを、単行本4巻の帯についていた応募券で150名の狭き門を潜り抜けて懸賞で当てた貴重な一品です。写真では非常に分かりにくいのですが、一番奥の列が通常のサイコロ、真ん中列が全部1の「ピンゾロの賽」、一番手前の列が全部4と5と6しかない「4・5・6の賽」です。4・5・6の賽は黙って使ったら誰も気づかないくらい良く出来ていますが、あまりにも良く出来すぎているため、ちゃんと種明かししてみせないと笑いが取れないし、ホンマモンの博打でこんなイカサマをぶっこいたら半殺しでは済まないので、実用性はゼロなんですけどね。

GM研TOPページに戻る