あと6回で通巻100号を迎える週刊GM研。2001年4月30日の創刊号から2年と3ヶ月、順調なら今年の7月上旬には節目の100号を迎えることになります。毎週毎週の締め切りは正直言って厳しいものでしたが、私がここまで頑張れたのも、ひとえに読者の皆様のご支援のたまものであると、心より篤く御礼申し上げます。
さて、ここでひとつ残念なお知らせをしなければなりません。表題にも書いている通り、週刊GM研は100号をもって休刊することになりました。これは一時的な休刊ではなく、発行間隔の調整のための休刊でもなく、新創刊のための休刊でもありません。GM研が今後、WEBマガジンスタイルでコンテンツを製作する予定はまったくありません。
実は、この休刊は、週刊GM研の都合ではなくて、現在進行中のGM研のサイト全体の完全リニューアルに伴って決定されたものなのです。これは単なるデザインの変更に止まらず、GM研の基本方針そのものが大きく転換することになります。2001年2月の開設以来、月刊GM研などの試行錯誤や同人誌サークルとしての活動開始など、様々な紆余曲折を経て現在に至ったGM研ですが、コンテンツの多様化と蓄積に伴って、記事の検索性が低下してしまったし、私の作業量も限界に達してしまったし、サイトの全体像もぼやけてしまったような気がします。ここでいったんすべてのコンテンツを見直して、事業の再構築をする必要があると判断しました。
それに、GM研が現在、鋭意開発中のTLS系同人恋愛シミュレーションゲーム「トゥルーラブ・ダイアリー(以下、TLD)」の、夏のコミケでのα版配布に合わせて、GM研サイトでも全面的に広報活動を展開していく必要があります。時期的にも、週刊GM研が100号を迎える7月上旬はピッタリですしね。いわゆるこの「TLD特別体制」はTLDが完成するまで続く事になり、作品を吟味消化する時間も取れなくなるため、レビューのペースはかなり落ちることになると思いますが、何卒ご容赦下さいませ。
しかし、更新されないWEBサイトには何の魅力もなくなてしまうので、何らかの代替案が必要になります。できれば毎日更新できて、作業量が少なくて済むものが望ましい…そこで思いついたのが、「週刊GM研をWEBマガジン形式ではなく、コーナーごとに分割してWEBコンテンツの一部として組み込み、コーナーごとに更新曜日を決める」というものです。これは事実上の「GM研の日刊化」とも言えるものであり、理論上では、更新頻度の維持と作業量の低減とTLD製作時間を確保を同時に実現できるはずです。
現在の活動を維持しながら新ページのデザインと移行作業を進めるのは大変ですが、初心に帰ってまったく新しいサイトを立ち上げるような新鮮な気持ちで楽しみながら、より皆様に喜んでいただけるようなサイトを目指して製作を進めたいと思います。
それでは、残り僅かになった週刊GM研ですが、よろしくお願いいたします。
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