■週刊GM研リニューアル
異例の2周連続休刊を続けていた週刊GM研ですが、これはリニューアルのための準備期間だったのです!…というのは半分だけ本当です。リニューアル計画はずっと前から計画していたものであり、ただ単にイベントにかまけて書く暇が無かっただけ…というのが真相であるとかないとか。
もとい!ともかくリニューアルです。新しい方針としては、日刊GM研と月刊GM研の中間的な誌面づくりになります。従来のゲームオンリーではなく、総合誌としてどの読者層にも対応できるものにしていきます。そして何より、週刊発行ペースを死守したいと思っています。それでは、今後ともご愛読のほど、よろしくお願い致します。
Index
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【mini Review】 | ||||||||||||||||||||
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【Pick up this week】 | ||||||||||||||||||||
【「2ちゃんねる」に対抗!?西和彦氏ら、課金制のネット掲示板「1チャンネル」を開設 】 |
最強最悪の掲示板「2ちゃんねる」に対抗して、アスキー特別顧問の西和彦氏らが、課金制のネット掲示板「1チャンネル」を開設しました。1チャンネルでは、約60のテーマごとに自由にだれでも発言を書き込め読める場を設定。テーマごとに編集長を置き中傷などを削除するほか、読者投票で不適と判断された書き込みを自動消去する。執筆者は書き込みの閲覧を1-10円程度の有料にすることも可能で、例えば1回5円で1万人が閲覧すれば5万円の購読料を執筆者とバリューエクスチェンジで分配する。フリージャーナリストや識者の執筆を促すほか、素人ライターに収入を得る場を提供し書き手育成を狙う。
当初6カ月間ははすべて無料とし、1日40万人の訪問と月1億ページビュー(閲覧)を目指す。広告掲載も受け付け主要な収益源にする。年内にも日本語やその他の十数カ国語を自動翻訳する機能を付加して、国境を越え意見交換ができる掲示板にする計画。ソフト部分は掲示板サイト「2ちゃんねる」のプログラムを書いたあめぞう氏が無償で構築。無法地帯状態のネット掲示板業界の規範になれるのか、今後の成り行きが注目されている。
【スクウェア、映画不振で「本業」復帰へSCE149億円出資 】 |
嗚呼、諸行無常…巨億の制作費をかけたフルCG映画「ファイナルファンタジー」の日米両方での興行不振により、130億円もの赤字を出したスクウェア…その危機を救ったのはSCEでした。149億円を出資して、スクウェアの第2株主になりました。これで、スクウェアは2度とPS陣営以外の機種でゲームを開発することが出来なくなりました(注:ワンダースワンはPS陣営です)。水面下で続いていた任天堂との復縁の話も永久に消滅してしまいました。
この事実上の買収騒動を受けて、任天堂は名指しを避けつつも「ざまあみろ」と吐き捨てています。ナムコもカプコンもコナミも、任天堂を含めたマルチプラットフォームに移行していく中で、スクウェアだけが取り残されてしまいます。プレイ・オンライン事業も大幅に縮小される見通し。こうなると現場のクリエータからも不満が噴出して大量の才能の流出が起きるかもしれません。FF11の成否如何では、スクウェアが雪崩式に崩壊する危険も?
【累計出荷2000万台記念PS2限定モデル登場 】 |
ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCE)は、プレイステーション2の累計生産出荷2000万台を記念して、特別限定モデル「ヨーロピアン・オートモービル・カラーコレクション」(全5色)を全世界2000台の限定(日本国内,北米,欧州各地域:各色666台)で発売することを明らかにした。
日本国内分の受注はプレイステーション・ドットコム・ジャパンのサイトにおいてのみ行われ、受注開始は11月8日の正午となる。また、各色予定数量に達した時点で受注を終了となる。販売数量は各色単体で5色×600台と、全5色一括×66セットで、1人1台あるいは1セットの限定となるので注意。製品の到着は12月21日以降の予定。価格は各色単体で5万円。5色一括で25万円。
【「げーむじんPARTNER」の後継誌「PALETTA」10/18発売 】 |
突然休刊宣言をした、原画系季刊雑誌「げーむじんPARTNER」ですが、何事も無かったようにエンターブレインから同じ路線の雑誌「PALETTA」が10/18に創刊されることになりました。企画もスタッフもそのままの引き取られた形であり定価まで同じ。…エンターブレインは他人のフンドシでしかまともな商売が出来ないのか(怒)? 個人的には「季刊:藤島康介」として読んでいたので、金のあるebをとことん利用し尽くして、むやみやたらと豪華なゲストを呼んで藤島先生と対談して欲しいなぁ。
【彼氏彼女の事情(12)】 | 津田雅美 白泉社 月刊LaLa |
番外編「芝姫つばさ&芝姫一馬」編がついに完結。番外編に2巻分も費やした今回のエピソードでは、テーマがテーマゆえに絵柄が激しく変化したりするから賛否両論あるかもしれないが、個人的にはかなり好きです。これで登場人物全員の恋の行方を語り終え、いよいよ9巻で中断していた主人公「宮沢雪野&有馬総一郎」編が再開、そして物語は終局へと向います。さて、どんな完結を用意してくれるのか、今から楽しみです♪
【ダイナマイトダンディ地獄のワニ蔵(2)】 | 押川雲太郎 竹書房 近代麻雀オリジナル |
大学の講義室で机の下に忘れてあった1冊の単行本…それが「根こそぎフランケン」でした。「こんなの麻雀じゃねえよ!」と最初は思いましたが、次第にそれが普通に思えてきました。凡才には及ばない領域とは得てしてそういうものです。破天荒な暴君「ワニ蔵」の阿鼻叫喚のイカサマ麻雀は、すでにギャグの領域に達しています。痛快ギャグ麻雀漫画を読んでみたい人にはオススメです。
【feel/Go dream ユウナ&ティーダ】 |
役者は声優になれても、歌手にはなれない。それ以外に何の感想もありません。
【アニメ店長 LIVE ALBUM 海賊盤!】 |
今やすっかりアニメイトの顔として定着した「アニメ店長」。毎度毎度ギリギリの際どいネタで暴走を続けるドラマCDに、ついに公開録音ライブバージョンが登場!「燃え」と「萌え」の独特の世界はツボにはまると抜けられなくなりますよ。原作の島本和彦先生を交えたトークも収録。ファンにはたまらん1枚です!
【私を球場に連れてって!】 | 泰鈴堂 安麟太郎 |
Leafキャラの後ろにはためく阪神タイガースの旗ぁ? おそろしくインパクトのある表紙に惹かれ衝動買いしてしまいました。委員長を元気付けるために巨人-阪神戦を見に行った浩之。だが、阪神は歴史的大差で諦め敗戦ムード。阪神と自分を重ねて自嘲する委員長。たまりかねた浩之は阪神の選手に檄を飛ばし、奇跡的大逆転が始まった…(結末は読んでのお楽しみ)。かなり強引な話ですけど、阪神への愛の溢れた作品に仕上がっています。関東でも売ってるのか?
【相沢くんと月宮くんと】 | ヨッシー工房 吉谷やしよ |
この本は結構前から知っていたのですが、この手のブラックなギャグを受け入れるかどうか悩んでいました。まぁ、私はKanonのキャラクターに「萌え」という感情を抱いていないので、これでも比較的抵抗は少ない方だったと思う。その壁さえ乗り越えられたら、ギャグ漫画として十分に楽しめますよ。
【相沢くんと川澄さん達と】 | ヨッシー工房 吉谷やしよ |
上の本の続編?非攻略対象ながら絶大な人気を誇る倉田佐祐理さん。ダークキャラで描いているはずなのに、いつもの天然ボケにしか見えないのは何故でしょう?同人誌が作り上げたイメージって強力ですねぇ。大ゴマを使った思い切りのいいギャグ漫画なので、是非この路線の続編が見たいです。
【VINTAGE A】 | ゆーのす通信 ゆーのす |
世にあずまんが大王のパロディ同人誌は数あれど、意外と無かったのが「未来の彼女たち」。原作に忠実なギャグもいいけど、たまには二次創作の醍醐味でもある思い切った「if」が読みたくなりなります。そんなあなたにこの一冊。ほど良い意外さがイイ感じ。
【マジキュー・プレミアム SUMMER 2001】 | エンターブレイン |
9月も終わりに近づいてから出しておいて「夏号」とはどういうつもりなのか?いきなり有名どころの作家さんに逃げられるあたりが、エンターブレインの詰めの甘さですな。執筆陣はそれなりに豪華だけど、本としては非常に読みにくいし値段分の価値も無い。次から買うのやめようかな?
【Raspberry Vol.2】 | ソフトバンク |
(↑)のMGとは対象的に季刊の利点を如何なく発揮しているのが「ラブベリー」。アニメ「まほろまてぃっく」を巻頭特集したり、今更Kanonの考察をしてみたりと、無節操にやりたい放題です。加熱する書店独自の特典戦争も熱い!特典欲しさに2冊買ってしまった私は相当なお馬鹿サンですなぁ。
【不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参! 】 |
ついに不思議のダンジョンシリーズがDCに登場!…それにしても、あいかわらず終わり間際のハードでしか出ませんね、このシリーズ(トルネコは唯一の例外ですけど)…ネット機能(詳細は不明)もついているので、シレンジャーなら迷わず買いましょう。DC最後の隠し玉か…「街2」はどうなったのでしょうか?
【ヘルミーナとクルス 】 |
「アトリエシリーズ」の新作が早くも登場?と思ったら、アドベンチャーゲームでした。ヘルミーナ先生の子供時代でのホムンクルス(擬似生命)との心の交流を描く…意外と面白そう。もしかして「イングリド」バージョンも出るのか?
文責:GM研編集部編集長 gonta