■News Headline
【バンダイがSIMPLEシリーズ参戦!ゲームも価格破壊?】 | from 週刊ファミ通 |
ユニクロ・マクドナルド・吉野家・ドンキホーテ… 世を席巻する価格破壊の波は、ついにゲーム業界にも押し寄せて来た! 以前から「SIMPLEシリーズ」で1500円という低価格路線を打ち出していたD3パブリッシャーに、強力な援軍が名乗りをあげた。それはゲームの老舗バンダイ。版権王のバンダイがガンダムなどのキャラクターゲームを2000円台で「SIMPLE2000キャラクターシリーズ」の投入を決定した。
ゲームの価格は一時期に比べて再び上昇傾向にあります。制作費の高騰と市場の縮小のダブルパンチ…などなど要因はいくつもありますが、根本的な問題は、ゲームの価格が原価や制作費の厳密な計算によるものではなく、慣例的などんぶり勘定で決められていることにあります。購買層を考えた価格設定が行われるケースは非常に少ない。SIMPLEシリーズの再点火によって、ゲームの価格設定の考え方そのものを再考する契機になることを望みます。
■Market Research
【FF10フィバー?その後】 |
順調に数を伸ばしている…はずのFF10。だが、消費最前線の日本橋には品薄感もなく、現場ではフィーバーどころかヒットの実感すら感じられないのはなぜ?むしろ元気なのは「みんなのGOLF3」。FF10でお腹いっぱいになったユーザーの心をがっちり掴んだのかも。4980円という低価格路線と効果的なCMも◎。まさに漁夫の利。SCEは相変わらず売りかただけは上手いなぁ。いや、「みんゴル3」は本当に面白いんだけどね。
それにしても、FFのような超大作が一過性の話題にしかなれないというのは、少々寂しい気がする。発売前だけさんざんプロモーションをやっておいて、発売後はノータッチ。この業界の常識はなんとかならないのだろうか?大手には大手の売り方があはずだ。市場の縮小を歎く前に、もっと積極的にユーザーの購買意欲を喚起する戦略を練るべきではないのか?
■Cross Review Review
【ダービースタリオン64】 | from 週刊ファミ通 |
発売日 | 8月10日 | ご存知競馬ゲーム界の代名詞。相変わらず終わったハードで出すあたりはどうかと思うが、好きの者にはたまらん1本なのだろう。今回も新種の配合理論を導入し、従来ファンにはまたも苦悩の日が始まる。しかし、カートリッジなのに処理が遅いのはなぜ? | |
開発/販売 | パリティビット/ 任天堂 | ||
機種 | N64 | ||
ジャンル | SLG | ||
定価 | 6800円 | ||
製作者 | 薗部博之 |
【こみっくパーティー】 | from 週刊ファミ通 |
発売日 | 8月9日 | 同人誌の世界を明るいコメディ+恋愛SLGに仕上げた秀作PCゲームの移植作(エロ抜き)。だが、内輪受けネタが多いので専門知識がないと笑えないかも。誤解のなきよう言っておきますが、これはゲームです。本物の同人誌の世界にはこんなオイシイ話はないことを知っておいてください。 | |
開発/販売 | アクアプラス | ||
機種 | DC | ||
ジャンル | SLG | ||
定価 | 6800円 |
■Pick up this week
【正義の味方】 | from 週刊ファミ通 |
10月にPS2でSCEから発売予定の「正義の味方」というゲームは、すさまじい馬鹿ゲーの匂いを醸し出しています。主人公は特撮番組のヒーローになって事件を解決しつつ、謎の組織の怪人と戦って番組の視聴率を上げる…というとんでもないゲームです。喫茶店のマスターはいるし、悪の組織の戦闘員は出てくるし、コスチュームもどこかでみたようなアレでナニな衣装が勢ぞろい。特撮ファンのツボを抑えまくったこのゲーム、意外と大化けするかも?
【THE山手線 JR東日本山手線外回り(太崎→太崎)205系】 | from 週刊ファミ通 |
最初に画面写真をみたとき、「あれ?電車でGO!」と思いましたが、よく読んでみると発売元はSCE。んんん?もしかしてパクリ?それもと、合法的に乗っ取ってしまったのか?その関連はよく分からんが、このゲームが鉄道マニアにとって夢のゲームであることには変わりはない。JR東日本の全面協力の元、実写撮り込みで完全再現された山手線。ビスの一本まで再現する狂いっぷり。それにしても、外回りとか205系とか限定しまくったシチュエーション…えげつないシリーズ化が予想されるが?
文責:GM研編集部編集長 gonta