ドラクエ8が今冬発売?…絶対に守れない約束なら最初からしないで下さい。経営的にどう考えてもおかしいでしょ、FFとDQを同期決算内で発売するなんて。起きないから奇跡って言うんですよ。
「サカつく」の新作のイメージキャラクターを努めたベンゲル監督の、ゲーム雑誌らしからぬサッカー話オンリーのインタビュー「常勝の哲学」がとても興味深かった。サカつくのCMを見てるとお茶目な紳士だけど、実はシーズン無敗優勝というとてつもない記録を作った、とっても偉い監督さんなのですよ。相手の弱点をつぶすのではなく、自分たちの長所を発揮すれば自ずと勝利は見えてくる。なるほど…日本サッカー協会にベンゲル信奉者が多いのも頷けるというものです。気の早い話ですが、2006年以降の日本代表監督の最有力候補とも言われてますしねぇ…
今週のコラム「浜村通信」のテーマは、海外市場の分析について。最近のゲーム会社は事あるごとに海外展開を連呼しているけど、じゃあホントに海外で日本製のゲームが売れているのかというと…実は、日本製ゲームソフトの海外での市場占有率は次第に下がっているという、驚きのデータが出ているのです。これは、日本製ゲームソフトの凋落というよりも、むしろ海外ゲームメーカーが市場を大きくしていった結果とも取れるわけですが、輸出される日本の大手メーカーの定番タイトルというものは、とどのつまり海外でも定番以上のヒットに化けることがない、ということでもあるのです。海外のクリエイターにとっては、今でも日本はゲーム先進国であり、日本のクリエイターは最高の尊敬をもって迎えられています。海外が日本のクリエイターに期待しているのは、あざとくニーズに合わせた小手先の工業製品ではなく、頑固一徹にアイディア溢れる創造性で世界とキャラクターを丸ごと作ってしまう概念構築能力だという現実に、早く気づくべきだと思います。
|