ネットワーク麻雀の代名詞
東風荘はネットワーク麻雀の代名詞とも言える存在です。フリーウェアのネットワークゲームでは最大規模の接続人数を誇るものの、接続時間帯によっては満員御礼状態でまったく繋がらないこともある。一時期は回線エラーやあまりの繋がりにくさによって、同業他社のインターネット麻雀にシェアを奪われたが、最近になって元祖の意地と信頼性の向上によって持ち直してきている。
新たな試みとして、ワンダースワンでの同名ゲームの発売が6月下旬に予定されており、今後のよりいっそうの発展が望まれる。ちなみにワンダースワン版の特徴は、オフラインでコンピュータと対戦していてもR(レート:打ち手の力量を推し量る数値)が変動し、そのRはオンラインでも使用することができるのだ。しかし、コンピュータの雀力をどのように公平に評価するのか?という疑問点もないわけではない。ワンダースワンでネット接続をした場合、現行の東風荘と同じサーバーにアクセスするのか?チャット機能はどうなる?接続料金は? 疑問は尽きないが、それだけ期待されているということだ。
充実したツール
元祖の強みというやつで、東風荘には様々な優秀な支援ツールが存在する。ますはスコア集計ツール「雀友」だが、これは東風荘での対戦記録が保存されているテキストファイルを解析し、様々なデータの統計を取ることができる。Rの変動や、どの役を何回上がったか、リーチの成功率は何%なのか、誰に何回勝ったか、などなど…
他にも、東風荘への接続を支援するツールもある。テレホーダイタイムである11時〜1時台は非常に混雑しており、接続失敗率が非常に高い。だいたい、30回に1回繋がるかどうかという世界である。だが、この自動連続接続ツール「突撃君」を使えば、何度失敗しても勝手に再接続を試みてくれるので、40回だろうと50回だろうと失敗しても苦にならない(というより、これなしではとても接続する気にならない)。
気分よく麻雀をするために
東風荘にはいくつか専門用語のようなものが存在する。勝負開始前に挨拶には「よろ」(よろしく)という省略形を使う人が多く、誰かが上がった時には「おめ」(おめでとう)という省略形が多用されます。また、基本的にはチャット機能は相手からの反応があることを前提に行いましょう。勝負前に誰も話し掛けてこないようだったら、その後は何も発言しない方がいい。気分良く麻雀を打つために、これらの最低限の暗黙の了解だけは守りましょう。
また、接続者の回線品質と状態にゲーム速度が大きく左右されるため、なるべく対局中はダウンロードやWEBブラウザなどを起動させないようにしましょう。最悪の場合、回線エラーが出てしまい、完全ツモ切りのコンピュータの代打君にやりたい放題されてしまいますから…
東風荘最新版の入手先
東風荘 : http://mj.giganet.net/
突撃君 : http://www.os.xaxon.ne.jp/~junji
雀友 : http://www.ss.iij4u.or.jp/~deuce/gold/JanYu.html