販売 | : デルコンピュータ |
CPU | PentiumIII 600MHz(FSB100MHz) |
HDD | 19GB(UATA33) |
メモリ | 256MB |
CD | CDRWx24x4x2 |
CRT | 17インチフラットディスプレイ |
モデム | 56K V90 |
プリンタ | EPSON PM-770C |
スキャナ | EPSON GT-7000U |
OS | Windows Me |
スペック
今回ご紹介するのは私の愛機「DimentionXPS T600」、通称DELL君です。購入したのは99年8月末。当時は右のようなスペックでも最高峰ランクのマシンでした。それが今やローエンドマシンに…「1年でCPUクロックは2倍になる」というムーアの法則は本当だったねぇ。時代はPentium4、クロックはギガヘルツが当たり前…諸行無常なり。
逆に言えば、1年半経っても現役であることの方がすごいのかも知れない。元々クロックアップを視野に入れて選択したマシンなので、さらなる延命も可能である。過不足ないスペックのまま、今年いっぱいを乗り切ることができるだろう。その後は自作マシン(Pentium5 3GHz?)にバトンタッチして、DELL君はWEBサーバーに使う計画。初めてのパソコンにしては、非常に無駄の無いお買い物だったと自負しています。
長所と短所
DELL君はPC計画の上では理想どおりのマシンなのですが、実際の現場では不満ばかりです。メーカー製特有のプリインストールソフトが皆無なので、最小限&最軽量のシステム構成ができる。これが唯一の長所なのですが、これは逆に欠点でもある。システムを一括してリカバリーしてくれるCDがないので、ドライバからいちいち入れ直さなくてはならないのだ。
CDRの遅さにも不満がある。今時4倍書き込みは辛い。650MBのデータを焼くのに、4倍なら26分、16倍なら6分で済んでしまう。読み出しも24倍なので動画を見るには辛い。早々に買い換える必要がありそうだ。あと、ネックになっているのは通信回線の遅さ。ダイヤル回線では限界があるし、テレホーダイで時間が制約されてしまうのもマイナスである。今年中にフレッツADSLが実現されれば乗り換えも検討してみようかな。
使用用途
私は理系大学を卒業していながら、身も心も文系人間ですので、マシンスペックを必要とするような用途にパソコンを使うことはありません。私にとってパソコンはテキスト支援道具に過ぎません。その延長線上にあるのがホームページ製作であり、電子メールであり、インターネットなのです。パソコンを使うことが目的ではないのです。機械に使われるのは嫌いなので。
でも、パソコンでテキスト編集をするのは本当に便利である。何度でも修正できるし、綺麗に印刷できる(ここが重要)。私は原稿の校正作業をする時には、一度印刷してみてから、赤ペンで修正して、パソコンに入力して…を繰り返します。効率は悪いのですが、私にはこのやり方が性に合っているのだからしょうがない。文章を推敲する時にはパソコンの前に座っていたくない。閃きは場所も時間も制約されるべきではない。書きたいときに書く。デジタルで割り切れる世界ではないと思う。パソコンは創作のパートナーとしては、まだまだ未熟である。
増強計画2001
CPU | PentiumIII 600MHz(FSB100MHz) | → | 800MHz(クロックアップ) |
HDD | 19GB(UATA33)5400回転 | → | (増設)40GB(UATA100)7200回転 |
CD | CDRWx24x4x2 | → | DVDx8 CDRWx32x16x10 |
モデム | 56K V90 | → | フレッツADSL? |
「マシンスペックは気にしない」と先程言いましたが、現実問題として速度面での不満はストレスに直結してしまうので、必要最低限のスペックアップは定期的に必要となります。常に手入れを欠かさない。何事においても、これが長持ちさせるコツです。上の表で優先順位をつけるとすれば、@デジカメAタブレットBフレッツADSL、となります。スペックアップよりも、まずはシステム拡充に重点を置いています。「創作総合支援構想」完成までの道のりは遠い…